初盆での香典の表書きも薄墨が常識?どんな理由でなの?

この記事は約5分で読めます。

故人が亡くなって初めて迎えるお盆のことを“初盆・新盆”といいます。

通常のお盆よりも盛大に執り行うことが多い初盆では、香典やお供え物を渡すことがあるのはご存じでしょうか?

故人が亡くなった際のお葬式やお通夜のときに「香典」を渡すことは知られていますが、お盆に香典を渡すというのは知らない方も多いかと思います。

実は私もその一人です。笑

ではこの初盆の際の香典は、どのように渡すのが正しいのでしょうか??

※初盆の呼び方・読み方は地域によって差がありますが、今回は初盆で統一してご紹介していきますね。。

初盆と新盆については

「新盆の読み方は地域によって違うって本当?初盆とは違うものなの?」

に詳しくまとめていますので、気になる方は参考にされてくださいね!

スポンサードリンク

初盆の香典の表書きは薄墨が常識?

初盆での香典の金額は、5000円から30000円と幅がありますが、故人との関係性などにより変わってきます。

その香典に表書きをする際、気を付けたいのが“黒墨”をつかって書くということです。

葬儀やお通夜は“薄墨”をつかって表書きを書くのがマナーですので、「初盆も同じく薄墨かな?」と思いがちです。

しかし実は、初盆では薄墨は使わないほうがマナーとなります。

通夜や告別式の場合は、

  • 急いで用意したので墨がすれていません
  • 涙で墨が薄まりました
などの意味で薄墨を使います。

これは、昔は市販の墨汁が無く、固形の墨をすずりですって用意していたことから、

「急な訃報で墨を十分にする時間もなく駆け付けました」

という演出からきているそうです。

それ以外の法要は、あらかじめ予期できるものになりますので、黒墨を使います。

初盆も故人が亡くなって四十九日が経った後にはじめてむかえるお盆なので、十分に予期できる法要となります。

なので、初盆の際の香典は、薄墨ではなく黒墨をつかうというわけです。

初盆の香典の書き方!薄墨以外で注意すべきポイントは?

初盆の香典は黒墨をつかって表書きを書くということがわかりましたが、それ以外に注意点はあるのでしょうか?

初盆の香典で使われる表書きとして、主に仏式のものと神式のものとがあり、それぞれの形式によってつかうものが異なります。

そして「仏式」の場合は宗派に関係なく

  • 御仏前
  • 御佛前
の表書きが使われます。

これは初盆に限らず、四十九日法要以降の仏様にお供えするお香典のすべてに共通しています。

ちなみに、四十九日よりも前にお渡しする香典の表書きは「御霊前」になります。(これは宗派によって違いますので、それぞれでご確認をお願いします)

神式の場合は、香典の表書きには

  • 御玉串料
  • 御神前
となります。

初盆の香典の水引は

  • 黒白
  • 黄白
  • 黒白銀
  • 双銀
の結び切りのものを用います。

この水引の色は地域によって違いますので、事前に詳しい方やデパートなどの売り場で確認をするか、心配な場合は黒白を使用すれば問題ありません。

そして、この水引については仏式も神式もかわりはありませんので、安心してくださいね。


スポンサードリンク

初盆の香典には新札は失礼なの?旧札がないときはどうすればいい?

香典袋に新札をいれるのは、亡くなるのをまっていたようで、マナー違反とされています。

ただ、初盆や法事など前もって予期される法要の場合は、事前に準備が可能とのことで新札をいれてもマナー違反にはならないといわれています。

でも。香典袋にピカピカの新札をいれるのは気が引けますよね。

そのような場合には、新札の真ん中を折って折り目をつけてから香典袋に入れるようにしましょう。

香典をお渡しする際は、“ふくさ”に包んで持参します。

最近では100円ショップなどでも販売されていますので、事前に準備しておきましょうね。

初盆に招かれた際の服装は?

では最後に、せっかくしっかりと香典を準備してもヘンテコな服装で行ってしまってはマナー違反となります。

基本的には、喪服または礼服を着ていけば問題ありません。

最近では、案内状に「平服でお越しください」との記載がある場合もあります。

そのような場合には、喪服ではなく、ダークスーツや地味な色目のワンピースなどを着てもマナー違反とはなりません。

しかし、いくら平服とはいえ、完全な普段着で行くのはダメです。

喪服や礼服よりも多少カジュアルで大丈夫ですということなので、まさかTシャツにジーパンなどの普段着を着ていかないように注意してくださいね。

故人を偲ぶ法要の場ですので、基本的には黒を基調とした

  • スーツ
  • ブラックフォーマル
などを着ていくようにしましょう。

女性の場合は、平服の場合でも胸元や背中が開いたような露出が激しい服装はひかえましょう。

また、女性の場合、靴はパンプスタイプを選びましょう。

サンダルやミュールなどのつま先やかかとがが開いた露出のある靴は避けたほうが無難です。

エナメルなどの光沢のある素材はマナー違反とされていますので、光沢のない素材のパンプスが一番適していますね!

初盆での香典の表書きも薄墨が常識?のまとめ

香典や服装など、初盆に限らず法要の場ではマナー違反にならないように、しっかりと事前に準備をする必要があります。

わからない場合は、ネットで調べたり、親戚や知人に聞くなどして、マナーに沿った対応ができるようにしてくださいね。

スポンサードリンク

コメント