結婚式に招待されたとき。
自分の兄弟の結婚式であれば、ほとんどの方が出席されると思うのですが、
「誘われたのはいいけど微妙な関係性・・・」
という人も多いんじゃないでしょうか?
しかも、その相手は自分のいとこだったら。
私はいとこ全員年齢が近く友達のような間柄なので、いとこの結婚式はとても嬉しく感じて三回ほど出席したことがあります。
しかし、そのいとこが
「遠方に住んでいたり」
「年齢が離れていたり」
「そこまで仲が良くない」
といった場合などは、出席するのを一瞬戸惑ってしまうことがあるかもしれませんね。
そこで今回は、いとこの結婚式に招待されたときに、
「ご祝儀だけ渡して出席しない」
というパターンはアリなのかナシなのか?ということについて、詳しく見ていきたいと思います!
いとこの結婚式に欠席するのは非常識?親戚から陰口を言われないには?
結婚式の招待状は、だいたい式当日の2ヶ月ほど前に送られてくると思います。
親戚関係の場合は、もっと前から予定がわかっていることもあるでしょう。
結婚式の日程が確定して、そして自分が招待されていると判明した時点で、出席できるようにスケジュール調整をするのがマナーです。
しかし、どうしても外せない
- 仕事
- 学校行事
- 介護
- 出産
あなたがもう両親から独立されているのであれば、ご祝儀を事前にお渡ししてお祝いの気持ちを伝え、当日欠席することをお詫びしましょう。
まだ学生であれば、ご祝儀を個人的に渡す必要なないと思います。
両親に
「どのようにすれば良いかなぁ?」
と聞いてみて、個人的に連絡を取り合える間柄なのであれば、お祝いとお詫びを一言伝えられれば良いかなと思います。
両親から伝えてもらっても大丈夫なのであれば、そのような対応でもOKです。
いとこの結婚式を欠席!親戚に陰口を言われない為には?
親戚の方から陰口を言われることを気にしているのであれば、やはり事前の根回しが重要です。
結婚されるご本人にきちんと伝えること、陰口を言われそうなご親戚がいるのなら、その方にも一言、事前に伝えておく方が良いでしょう。
結婚するお相手の親戚に対しては、結婚する当人からそれとなく、話をしておいていただくようにお願いしておきましょう。
結婚式が始まる前に両家のご親戚が対面して「親族紹介」をされることがあると思います。
そのときに、欠席の場合は
「いとこの○○は、本日△△でおりません」
などと紹介されることになると思います。
誰が聞いても「え?」と思われないようにしておけば心配ないでしょう。
私の結婚式のときは、夫のいとこが就職活動の面接のために途中から参列してくれました。
親族紹介のときには間に合いませんでしたが、事前にその話を聞いていましたし、もちろん私の親族も誰一人不審に思うことはありませんでした。
むしろ、大変なときに忙しい思いをさせて申し訳なかったなぁと思ったほどです。
事前に説明しておけば、相当な悪意がある人でなければ陰口を言われることはないと思います。
万が一、陰口を言われてしまったとすれば
「この人はそういう人なんだな」
と割り切って、それなりの親戚付き合いをするしかないですね。
いとこの結婚式に欠席するときにアリな理由とナシな理由は?
いとこであれ、友人であれ、結婚式に欠席する人にはいろいろ理由があると思います。
どうしても欠席できない仕事、出張、学校行事があるのであれば、正直にそのように伝えましょう。
私が友人の結婚式に招待されたときに、一度だけ欠席したことがあるのですが、それは出産直後だったからです。
私の結婚式のときも、従姉が出産直後だったので欠席でしたが、その従姉に対する陰口などは一切ありませんでした。
欠席せざるを得ない理由ですし、やましいことがないのでそのまま伝えて波風が立たない理由です。
しかし、
「めんどくさいから」
「ご祝儀や交通費がないから」
「苦手ないとこだから」
など、正直に言うと波風が立ってしまいそうな理由はオブラートに包んだ方が良いです。
“嘘も方便”と言います。
印象を悪くするような言い方は絶対にしなようにしてください。
そして、招待状をもらってから欠席することを決めた場合は、必ず欠席の連絡を締切日までに返送するようにしてください。
締切日を過ぎてしまうのは失礼にあたるので、お返事を出し忘れないように気を付けてくださいね。
いとこの結婚式へのご祝儀の金額は?
あなたの年齢や、いとことの関係性によりますが、だいたい30,000円~50,000円が相場です。
ご夫婦で出席される場合は、割り切れない数字として50,000円もしくは70,000円を包まれる方が多いのではないでしょうか。
あなたが未成年でご両親とひとまとまりになって出席する場合であれば、ご祝儀はご両親が持参されると思います。
欠席の場合は、事前に10,000円程度のご祝儀や、お祝いの品をお渡しされると良いかと思います。
いとこの結婚式にご祝儀だけ渡して式に出席しないのは非常識!?のまとめ
いとこの結婚式にご祝儀だけ渡して式に出席しないのはどうなの?ということについて見てきました。
最後にポイントをまとめておきますね。
- いとこへのご祝儀の金額は年齢やいとことの関係性によりますが、30,000円~50,000円が相場です。
- 理由がある場合は、欠席しても仕方ありませんが、事前にお相手や親戚の方にお伝えしておくと良いでしょう。
- 欠席の場合は1万円前後のご祝儀やお祝いの品を事前にお渡しすると丁寧です。
- 「めんどくさいから」などの理由は波風が立たないように上手にオブラートに包んでください。
- 招待状は締切日までに返送しないと失礼にあたります。
そもそも結婚式を挙げないカップルもいます。
誰に出席してもらうかは、両家の人数のバランスをとりながら決めます。
そういった過程で、いとこを招待しないという選択をする場合もあります。
私の夫の従妹の結婚式は、両家共にいとこは招待されていませんでした。
いろいろな結婚式の形態がありますし、当たり前ですがご親戚の考え方も様々です。
お祝いの席で陰口をたたかれないように、そしてこれから長く続く親戚付き合いのわだかまりのきっかけを作らないように、気を付けてくださいね。