梅雨時期って雨の日が多いから、洗濯物を干すのがどうしても「部屋干し」の日が多くなっちゃいますよね。
そして、洗濯物を室内に干した時に困るのが「生乾きの嫌な臭い」。
うちの場合は、6才の娘と3才の息子がいて、それぞれ小学校と保育所に通ってるので、毎日の洗濯物の量も、以前に比べて半端ない量になってます。
なので、お天気が良くない雨降りの日には、本当になかなか乾いてくれません。
そんな状態なので、子供に服を着せようとした時に「ママ~なんだかこの服くさーい!」っていうクレームが入っちゃうことも、我が家のよくある光景になってしまっています。
洗濯物を部屋干しした時の嫌な臭い対策のポイント
本当に梅雨の時期って、雨の日が多かったり、雨が上がってても湿度が高かったりして、どうしても洗濯物を部屋干しするしかなくなってしまいますよね。
でも、なかなかカラッと乾いてくれなくって、結果「生乾きの臭い」がする洗濯物が出来上がってしまいます。
部屋干しした時の生乾きの臭いの原因って何?
でも、そもそも何で部屋干しすると洗濯物のあの嫌な「生乾きの臭い」になってしまうんでしょう?
部屋干し字の洗濯物の生乾きの臭いの原因
あの嫌な「生乾き臭」の原因は
- 中鎖(ちゅうさ)アルデヒド
- 中鎖(ちゅうさ)アルコール
- ケトン
- 窒素化合物(ちっそかごうぶつ)
- 硫黄化合物(いおうかごうぶつ)
- 脂肪酸(しぼうさん)
そして、この物質はどうやって発生してしまうのかって言うと
「洗濯でキレイに落ちなかった皮脂や垢(あか)なんかの汚れが変質して臭いを発生させてしまう」
↓
「残った皮脂汚れや垢(あか)をエサにして雑菌が繁殖する」
といったことで、臭いの原因物質が作られちゃってるんですね。
外に干す時に比べて室内に干すと、どうしても乾きにくくなって雑菌が発生しやすくなってしまいます。
それに部屋干しの場合、太陽の光(紫外線)による殺菌効果が期待できません。
だから
「部屋干し ⇒生乾きの臭いがしてしまう」
っていう風になってしまいやすいんですよね。
部屋干ししたときの生乾きの臭い対策のポイント
だったらあの嫌な生乾きの臭いは、いったいどうすれば防ぐことができて。
せっかく洗った服なのに、子供から「この服臭~い」って言われなくなるんでしょう?
そこでここからは、洗濯物の部屋干しをする時に気をつけるべきポイントを紹介しますね。
洗濯物の部屋干しのポイント①子供が汚して帰ってきた頑固な皮脂汚れを残さないようにする
梅雨時期はじめじめして、皮脂汚れで服が汚れちゃいやすい季節です。
こんな頑固な皮脂汚れには「アルカリ剤」が効果的です。
洗濯物を洗う前にアルカリ剤を溶かしたお湯でつけ置きしておくと、汚れ落ちが全然違いますよ。
皮脂汚れが残らないので、臭い成分も発生しにくくなります。
洗濯物の部屋干しのポイント②部屋の空気を循環させる
エアコンや扇風機をまわして、洗濯物を干す部屋の空気をできるだけ循環させるようにしましょう。
空気が循環することで洗濯物も早く乾くようになって、雑菌が繁殖しにくくなります。
洗濯物の部屋干しのポイント③洗濯物を干す場所にも注意
部屋干しするときには、できるだけ部屋の中心に干すようにしましょう。
例えば部屋の間切りの部分(ドアやふすまのところ)にハンガーを引っかけたり、って感じですね。
カーテンレールなんかも「干しやすいから」という理由でついつい干してしまいがちだけど、窓際は空気が対流しにくくて洗濯物も乾きにくいんです。
それにカーテンレールの上って、実はホコリがすごく溜まりやすい場所なんです。
なのでそのホコリが洗濯物に着いてしまうと、臭いの元にもなってしまうのでおすすめしません。
あと、洗剤で「部屋干し用」として売り出されてるものがありますよね。
CMなんかでも「嫌な臭いも残らな~い♪」って言ってますもんね。
そんな部屋干し用の洗剤を使えば、あの嫌な生乾きの臭いって絶対に残らないんでしょうか?
部屋干し用洗剤って何が違うの?
そもそも部屋干し用って普通の洗剤と何が違うから、部屋干ししても嫌な臭いが残らないんでしょうか?
部屋干しした時に生乾きの臭いがしちゃうのは「洗濯物の残った皮脂汚れに雑菌が繁殖する」ことが原因です。
今までの洗剤って言うのは汚れを落とす効果はあるんだけど、殺菌効果はありませんでした。
でも、この部屋干し用の洗剤は殺菌効果のある成分を配合してるから
部屋干しした時の臭いの原因である「皮脂汚れ」と「雑菌」の両方をキレイにしてくれる
↓
部屋干ししても臭わない
っていう事なんですね。
でも、いくら殺菌成分が配合されてても、皮脂汚れが完全に落ちきれてなければ、やっぱり生乾きの臭いの原因になってしまいます。
なので、一定の効果はあるにしろ「絶対じゃない」っていうことです。
逆に皮脂汚れを完全に落とすことが出来ちゃえば、普通の洗剤でも生乾きの臭いを防ぐことができちゃうんですからね。
なので「部屋干し用洗剤を使ってるから大丈夫」じゃなくて。
「部屋干し用洗剤を使う +紹介した生乾き臭い対策」をすることで、さらに効果を高めることができますよ。
部屋干しで大切なのはとにかく早く乾かすこと
洗濯物を部屋干しする時に、生乾きの臭いを発生させない最大の対策は何といってもとにかく早く乾かすことです。
汚れが分解されたり菌が繁殖して臭い物質ができる前に、とにかく乾かすことことなんです。
そう!生乾き臭との戦いは「時間との戦い」なんです。
でも、普通に干しててもなかなか乾いてくれないのが、梅雨時期の部屋干しの洗濯物です。
そこで、生乾き臭がする前に少しでも早く「洗濯物」を乾かすためのコツを紹介しますね。
洗濯物をちょっとでも早く乾かすための4つのコツ
- 早く乾かせるための洗濯物の干し方
- 新聞紙を有効活用
- 除湿器が効果的
- 乾きにくい厚手のバスタオルを早く乾かす方法
洗濯物を早く乾かすコツ①早く乾かせるための洗濯物の干し方
先ほども書いたように、まずエアコンや扇風機などで部屋の空気を対流させるようにしましょう。
風を洗濯物に直接当てるのも効果的です。
そして、洗濯物は窓際とかじゃなく、出来るだけ部屋の中心に干した方が、洗濯物の周りの空気が対流しやすくって乾きやすくなります。
そして、洗濯物を干す順番でも乾く早さが全然違ってくるんです。
洗濯物を干す時に
「長いもの⇒短いもの⇒長い物…」
とか
「厚手のもの⇒薄いもの⇒厚手のもの」
っていった風に交互にして干していくことで、空気が洗濯物と洗濯物の間を通りやすくなって、早く乾かせることができるようになります。
ハンガーに干す時にもコツがあります。
- 厚手の服は厚みのあるハンガーにかけることで、服の中に空間ができて乾きやすくなります
- シーンズとかのズボンは筒干しにして、これも中に空間がしっかり出来るようにして干すと、部屋干しでも早く乾かすことができちゃいます