雨の日の自転車の運転に欠かせないアイテム。それは「レインコート」ですよね。
でも、レインコートを使用した後って、みなさんどうしていますか?
とりあえず濡れたレインコートを干して、乾いてしまったら畳んでおしまい!の方がほとんどではないでしょうか?
でもそうやってきちんと干していても、だんだん臭ってきたりしませんか?
「しっかり乾かしたから大丈夫!」と思っていても、いざ使って雨に濡れたり汗でレインコートの中が蒸れてくると、あの生乾きの強烈な臭いがしてきて、体にまでその臭いがしみついてしまいそうですもんね。
「汗で蒸れて、レインコートの中がベタベタしているのに、乾かすだけでいいの?」
「このくさい臭いはどうすればいいの?」
「そもそもレインコートってどうやって洗濯すればいいの?」
とお悩みの方に、レインコートの正しいお手入れの方法をお伝えしますね。
レインコートは洗える!?どういうところをチェックすればいいの?
レインコートって、洗うことができることをご存知ですか?
レインコートが洗えるなんて、あまり知られていないことですもんね。
まずは、ご自分のレインコートに付いている「洗濯表示タグ」を見てみましょう。
洗濯マークが付いていませんか?
洗濯機のマークや、手洗いマークが付いていたら、家庭で洗濯ができちゃいますよ!
クリーニングOKのマークだったら、クリーニング屋さんに持っていけばいいですね。
洗濯をすることで、レインコートに染み付いた汗汚れや、臭いもキレイにすることができますし、レインコートに施してある撥水効果が復活しますよ。
洗えることがわかれば、ここは挑戦してみませんか?
レインコートの洗い方!臭いをスッキリ取るやり方は?
ここからご紹介する方法は、レインコートの洗濯表示タグで、洗濯OKだった場合です。
クリーニングの場合は、無理せずクリーニングのお店に任せましょうね!
自分でレインコートを洗濯するときに、気をつけるポイントが3つあります。
- レインコートのボタン・ファスナーなどはとめておく
- すすぎはいつもの2倍
- 脱水は禁止
レインコートの洗い方のポイント①レインコートのボタンやファスナーなどはとめておく
洗う前に、レインコートのボタンやファスナー、マジックテープなどの止めるところは、全部止めた状態にしておきます。
開いているところがあると、洗濯中にレインコートの生地をいためてしまう恐れがあるからです。
洗濯機でも手洗いでもですが、汚れの気になるところがあれば直接洗剤をつけて、少しなでて汚れと洗剤をなじませてあげると汚れ落ちがよくなりますよ。
レインコートの洗い方のポイント②すすぎはいつもの2倍
すすぎは、いつもの洗濯の2倍してくださいね。
洗剤の成分がレインコートに残ってしまうと、せっかく生地に施してある撥水効果が弱くなってしまうからです。
ですから、すすぎは十分すぎるくらいにすることがポイントです!
レインコートの洗い方のポイント③脱水は禁止
洗濯とすすぎが終ったら、最後は脱水ですが、レインコートの生地は洗濯機では脱水ができません。
洗濯機で脱水をすると、洗濯機から大きな音がしたり、最悪、洗濯機が壊れてしまう恐れがあります。
なので、絶対に洗濯機では脱水をしないでくださいね。
「では、どうするのか?」ですが、洗い終わったレインコートをバスタオルなどではさんで、水分を吸い取ります。
大体の水分が取れれば、陰干しして乾かしましょう。
レインコートのお手入れのやり方は?
レインコートが洗えることはわかっていただけたと思いますが、レインコートは使っているうちに、だんだんと「撥水効果(はっすいこうか)」が薄れてきてしまうのは、ご存知でしょうか?
せっかくレインコートを着ているのに、撥水効果が弱くなってしまったせいで、レインコートの生地に雨水が染み込んでいって、服がびちゃびちゃ…なんてことになってしまいます。
そこで必要になってくるのが、撥水効果のあるスプレーを使ってのお手入れです。
私が愛用している、この撥水スプレー。効果も長持ちしてくれるし、お得な3本セットなのでたっぷり使えてお得でおすすめですよ!
レインコートの臭いだけを取り除くには
梅雨時期のように毎日のように雨の日が続くと、そうそう洗濯なんてしてられませんよね。
でも、レインコートからは、あの強烈な生乾きの臭いが・・・。
レインコートを脱いだ後でも、服にその臭いがしみついてしまって、1日中ゆううつな気持ちで過ごさなきゃいけなくなってしまいますよね。
そんなとき、私が実践している「レインコートの臭い取りの方法」があります。
それは、「レインコートの内側にシャワーを使って熱湯をぶっ掛ける」です。
やり方は簡単です。
レインコートを裏返しにして、広げるようにして浴槽のふちにかけます。
あとは、そこにシャワーで熱湯を一箇所につき10秒程度かけるだけ。
臭いのもととなっている「臭い菌」は熱湯で死滅してしまうので、びっくりするくらい臭わなくなりますよ。
ただし、レインコートの生地によっては痛んでしまう恐れもありますので、自己責任でお願いします!
あと熱湯を使うので、火傷には十分に注意してくださいね!
レインコートを長持ちさせるにはどうすればいい?
洗濯をすることできれいに切れますが、取り扱いを気をつければ長く着ることもできます。
2つのポイントを押さえるだけで長く着ることができます。
レインコートの長持ちのポイント①直射日光
レインコートを長持ちされるための1つ目のポイントは「直射日光に気をつけること」です。
紫外線はレインコートの撥水加工を劣化させてしまいます。
それだけではなく、生地の色褪せにも繋がります。
かといって、日の当たらないところを選ぶと今度は湿気が心配。
湿気が多いとカビが発生しやすくなるのでこれもまた長く着れなくなります。
直射日光の当たらない風通しのいい場所に治すようにしましょう。
レインコートの長持ちのポイント②まっすぐ伸ばして保管
レインコートを長持ちされるための2つ目のポイントは「レインコートをまっすぐ伸ばして保管すること」です。
レインコートを持ち歩く収納袋に入れて保存していませんか?
折り曲がったところから撥水加工が剥がれたり、破れたりしてしまいます。
ハンガーなどにかけて伸ばして保管しましょう。
他にも先ほど説明した、洗濯や撥水加工スプレーを使うことで長持ちさせることができます。
レインコートの寿命は?どうなったら買い替えどきなの?
レインコートの寿命は早くて2年、長くても5年です。
買い替えの目安はズバリ「水を弾かなくなったら」です。
とはいえそんなにホイホイ買い替えたくはないですよね。
レインコートも安いものもありますが、多少お金がかかっているので気軽には買えません。
ちょっと水の弾きが悪くなったなくらいであれば、ドライヤーで少し温めてあげましょう。。
ドライヤーでちょっと温めるのは傘にも有効で、布の表面の加工が復活します。
ただし注意が必要で、レインコートは熱に弱い素材でもあるので、アイロンNGのレインコートはドライヤーはやめておきましょう。
溶けてしまったり焦げてしまったりして着れなくなる原因になりかねません。
また、ドライヤーを当てる時は10cmほどはなすのがコツです。
せっかくのお手入れで着れなくしては意味がないので、洗濯表示などしっかり確認しておこなってください。
レインコートの洗濯についてのまとめ
レインコートが洗えるなんて思いもしませんでしたね!
洗えるとわかれば、さっそく洗ってみましょう!気持ちよくレインコートを着ることができて、憂鬱な雨の日が少しでも快適になりますね。
レインコートを洗濯することで、長持ちもするようになりますよ!