カビキラーって、お風呂掃除には便利なアイテムですよね!
我が家にもいつもストックしてあるほどです。
特になかなか落ちない汚れには、カビキラーは便利だと思います。
でもカビキラーって、ちょっと強い洗剤ですよね。
使うときにはいろいろと注意をしなければなりません。
そして、もしお風呂の天井掃除にカビキラーを使いたい場合。
他の場所に使うようにスプレーをするのは危険です!
そして洗い流す前に拭き取るのも大切ですよ。
この記事では、お風呂の天井掃除にカビキラーを使う方法を解説していきます。
カビキラーは組み合わせて使ってはいけないものがあるのでしょうか?
カビキラーで死亡例はある?組み合わせて使ってはいけないものを紹介
カビキラーで死亡例はあるのでしょうか?
組み合わせて使ってはいけないものについても、ご紹介をしていきます。
カビキラーって、まぜるな危険と大きく書かれていますよね。
それぐらい、有毒なガスがでる可能性があるということです。
そのままでも危険なのに、なにかと混ぜてしまった場合。
最悪の場合は死に至ることもある…と考えると、とてもこわいですよね。
カビキラーでの死亡例
死亡例について調べてみたのですが、いくつかありました。
最初の死亡例は、徳島県です。
これは1987年のことですが、主婦がトイレの洗浄剤とカビ取り剤を使ってお風呂掃除をしたとき。
混ぜてしまったことが原因で亡くなりました。
そしてその後も、1988年や1989年に、同じような事故がありました。
カビキラーは混ぜると危険!単品で使う場合にも対策を
死亡や重症…ということなので、とにかく危険ということが分かりましたね。
まぜるな危険という表示を必ずつけないといけなくなったのは、このあとのようです。
死亡事故がいくつかあってから、つけないといけなくなったようですね。
カビキラーは、そのまま使うだけでもとにかく匂いがきついです。
必ず換気をしないと、長時間掃除をしていると気分が悪くなる人もいます。
カビキラーだけを使って掃除をしていた場合。
それだけで死亡をするという例はないです。
でも、気分が悪くなったりするようなことはあるようなので、気を付けましょう。
カビキラーは、根強いカビを落とせる力があるぐらい、強い洗剤です。
使うときは手袋やマスクをして換気をするなど、ちゃんと対策をしましょう!
カビキラーと組み合わせて使ってはいけない洗剤は?
カビキラーと組み合わせて使ってはいけない洗剤について、ご紹介していきます。
先ほども死亡例についてお話をしましたが、まぜるのは本当に危険です。
まぜることで、ありえない量の塩素ガスが発生するそうです。
大量の塩素ガスを吸い込むと、死に至る場合もあるということです。
まぜてはいけない洗剤は、「塩素系漂白剤」と「酸性物質」です!
先ほど死亡例でお伝えをしたものも、お風呂のカビ取り剤とトイレの洗浄剤をまぜてしまったのです。
お風呂のカビ取り剤は塩素系漂白剤。
トイレの洗浄剤はだいたいのものが酸性物質です。
ちなみに、他にはどのようなものがあるのかというと、こんな感じです!
塩素系漂白剤にはどんなものがある?
- カビキラーなどのお風呂のカビ取り剤
- 台所用の漂白剤
- 排水パイプなどの洗浄剤
酸性物質にはどんなものがある?
- トイレの洗浄剤
- 食酢
- お風呂用の洗剤
- シンク用の洗剤
- 洗濯用洗剤
- アルコールやクエン酸
ちなみに、混ぜなかったとしても、同じようなタイミングで使うこともよくないです。
例えば、カビ取り剤を使ったあとに、クエン酸入りのスプレーをする…などですね。
びっくりしたのは、例えばみかんの皮を入れた生ゴミ袋に漂白剤を入れるのもだめなようです!
この場合、みかんの皮は酸性物質にあてはまります。
漂白剤は塩素系漂白剤にあてはまるので、絶対にやってはいけないですね。
家で掃除をするときは、基本的にはなにかを混ぜないのがおすすめです。
どうしても混ぜたいときは、必ず調べるようにして下さいね!
お風呂の天井がカビだらけ!洗剤が自分にかからずに掃除する方法は?
お風呂の天井が気付いたらカビだらけだった!という場合。
洗剤が自分にかからずに掃除する方法をご紹介していきますね。
お風呂の天井を掃除する方法①中性洗剤で汚れを落とす
まずは、お風呂用の中性洗剤を使って、ぬめりなどの汚れを先に取りましょう。
液だれしないように、スポンジなどに少し染み込ませて、塗っていくのが良いですよ。
お風呂の天井を掃除する方法②カビ取り剤を染み込ませていく
そしてしっかりとぬめりを取ってから、カビ取り剤を使っていきます。
カビ取り剤は、液だれをして自分にかかると大変です。
必ずなにかのカップなどに入れて、棒がついているスポンジに染み込ませましょう。
そして染み込ませたカビ取り剤を、汚れているところに塗っていきます。
吹きかけるのではなく、塗りながら染み込ませていく感覚ですね。
お風呂の天井を掃除する方法③5分ほど置いて雑巾で拭き取る
汚れているところにしっかりと染み込ませたら、5分ほど時間を置きます。
時間を置いたら、水で流す前に雑巾で拭き取りましょう!
念には念を…で、2~3回拭き取ると安心ですね。
お風呂の天井を掃除する方法④水で流して雑巾で拭き取る
しっかりと拭き取れたら水で流して、最後にまた雑巾で拭き取るのがおすすめです!
最後にも拭き取ることで、天井から水がしたたるのを防げますよ。
お風呂の天井を掃除するときのポイント
ポイントとしては、液だれをしないようにカビ取り剤を染み込ませていくことです。
スポンジや雑巾、手袋やマスクなどはしっかりと準備して下さいね!
カビ取り剤をなにかに混ぜていなければ、よっぽど大丈夫だとは思います。
でも中には、それでも匂いで気分が悪くなる人もいます。
掃除中は換気をして、掃除が終わったあともしばらく換気をしておくのがおすすめです。
特に子供がいる家庭では、注意したいところですね!
カビキラーを洗い流せない場所で使うには?水拭きでもしておいた方がいいの?
それでは、カビキラーを洗い流せない場所で使うにはどうしたらいいのでしょう?
まずはゴム手袋を装着して、スポンジにカビキラーをしみ込ませて塗布します。
5分~15分ほど時間をおいて、カビが浮いてきたら雑巾等でしっかり水拭きしてください。
水拭きをしないままだと、お肌がデリケートな方や小さな子供がうっかり触ってしまって、お肌が荒れてしまうなんてことにもなりかねかせん。
同じように水洗いできない場所のときには、必ず水拭きしましょう。
カビキラーはかなり強烈な成分を含んでいるので、
- 壁紙
- クロス
- 畳
よほどの場合以外は、壁紙に直接スプレーするのは避けましょう。
また、金属へのカビキラーの使用も避けたほうがいいでしょう。
カビキラーを金属に吹き付けたからといって、体に有毒な成分が発生してしまうなんてことはありません。
しかし、カビキラーの成分が付いてしまった金属は、その箇所が変色してしまったり、錆びてしまう可能性があるんです。
とくに、賃貸にお住まいの方は気を付けた方がいいですね。
もちろんカビキラーを使うときには換気も大事です!
お風呂場と違ってカビキラーを洗い流すことができない場所の場合、どうしてもにおいが残りがちです。
このにおいは塩素ガスによるもので、体調の悪くない人でさえ、
- 頭痛
- 眼がチカチカする
- 気持ちが悪くなる
特に心臓病・呼吸器疾患を持つ人、小さな子供やペットがいる人は注意したほうがいいですね。
換気のコツとしては、ドアや窓の全開はもちろんのこと、換気扇もまわしましょう。
換気扇の使用と同時に、窓やドアを2カ所以上あけて、風の通り道を作ってあげてください。
まとめ
カビ取り剤って、とても便利なアイテムですよね。
カビキラーは、1家に1つ!といっても良いぐらい便利なものです。
お風呂場は、どんなに気を付けていても汚れが付きやすいです。
特に天井って掃除がしづらいので、放置してしまうことも多いですよね。
掃除をするときにカビキラーを使うなら、絶対に他のものと混ぜないようにして下さい!
ただでさえ強い洗剤なので、掃除で使うときは気を付けないといけないです。
過去には死亡事故もあったほどなので、甘くみてはいけないですよね。
ただ、上手く使えばきれいにカビが落とせますし、便利なアイテムです!