子供に歯ブラシが刺さるケガは意外と多い!何に気を付ければいいの?

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あなたは子どもが歯ブラシを口に入れたまま動き回り、ヒヤッとしたことはありませんか?

令和3年3月末までの5年間で、6歳以下の子どもによる「歯ブラシ事故」が120件起こっているというデータがあります(消費者庁調べ)。

特に子どもは体に対して頭が重たいので、転倒しやすく注意が必要です。

歯ブラシには口の中のばい菌がたくさん付いているので、のどや頬に刺さるとけがをするだけでなく、感染症を起こす恐れもあります。

またけがをした場所が腫れると、気道が圧迫されて呼吸困難を起こす場合もあるそうです。

身近にあるものでどこの家庭にでも起こる可能性のある恐ろしいけが。

どうしたら防げるのか、親として何に気をつけるべきなのか、一緒に考えていきましょう。

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子供が歯ブラシで怪我しないために!歯ブラシ選びにも気を付けることはあるの?

我が家には3歳と4歳の娘が2人います。

先日下の子の3歳半検診があり、歯科衛生士さんからも歯ブラシ事故の話がありました。

昨年から今年にかけてのステイホームで、子どもの家庭内の事故が増えているそうです。

その中でも特に多いのが「歯ブラシによるケガ」なのだとか。

たとえば、歯磨き中に

  • 走り回ってこけて喉に歯ブラシが刺さる
  • 壁にぶつかって歯ブラシが頬を突く
  • 子ども同士が歯磨き中にじゃれ合い転倒して口の中に歯ブラシが刺さる
など、どれも家庭でよくあるシチュエーションのなかで起こっているそうです。

歯ブラシによるケガを防ぐために、まず親ができることは2つ。

  • 歯磨き中は絶対目を離さない
  • 万が一の時にも安全な歯ブラシを使う
これらに気をつけてくださいとのことでした。

この話を聞いて耳が痛くなったのはわたしだけではないはず。

「座って歯磨きして!」と言ってもすぐうろうろするし。

忙しい朝はついつい「歯磨きしといてね」と歯ブラシを渡してその間に家事をしたりしていました。

そして、歯ブラシ選びなんてあまり気にしたことがなく。

子どもが自分で磨く用のものは、噛んだりしてすぐ駄目にするので安いものを使っていました。

子ども用の歯ブラシの選び方

でも子どもって、どれだけ親が注意深く見ていても予想外の動きをしたりするもの。

しかも保育園や幼稚園での歯磨きは、親が見ているわけにはいかないし、友だちとぶつかる可能性も避けることはできませんよね。

そんなときにも安心して使える歯ブラシの選び方についても聞いたので、シェアします。

それは

「好きなキャラクターやデザインよりも、安心・安全なものを選びましょう!」

とのことでした。

具体的には、先が曲がる歯ブラシがおすすめだそうです。

幼稚園用にも好きなキャラクターの歯ブラシを使わせていたわたし・・・反省です。

早速家に帰ってから、どんなものがあるのか調べてみました。
★「クリニカキッズ 歯ブラシ」の詳細を見てみる

★「ライオン kodomo F」の詳細を見てみる

これらの歯ブラシは、ハンドル部分がやわらかいゴムでできています。

万が一の時も上の部分がぐにゃっと曲がるので、突き刺さる心配は少ないです。

わたしも早速、家用と幼稚園用にポチッと購入しました。笑

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子供が歯磨きするとき!安全に磨かせるため5つの注意点!

危ないケガから子どもたちを守るためには、安全な歯ブラシだけでなく、もちろん親の気配りが必要です。

そこで子どもにできるだけ安全に磨かせるための注意点を5つにまとめました。

どれも簡単ですが、つい見落としがちになってしまうこともあるかもしれません。

これを読んで、改めて気をつけてもらえると嬉しいです。

子どもに安全に磨かせるための5つの注意点

では、子供に安全に歯を磨かせるための、5つの注意点を見ていきましょう!

子供の安全歯磨きの注意点①大人は絶対目を離さない
まずは子どもの歯磨き中は絶対目を離さないこと。

ママだけでなく、パパや場合によってはおじいちゃん、おばあちゃんたちにもしっかり伝えて徹底しましょう。

特に予想外の動きをする小学生くらいまでは、子どもだけで洗面所で磨かすというのもNGです!
親の目が届く場所で歯磨きさせましょう。

子供の安全歯磨きの注意点②時間に余裕の無いときは磨かせない
子どもが一人で歯磨きをするのは、汚れを完全に落とすためではありません。

まだ手を細かく動かせないので、綺麗に磨くことが難しいのです。

だから仕上げ磨きが必要なのです。

ではなぜ磨かせるのかというと、主な目的は「歯みがきの習慣をつけること」。

なので親が見ている余裕のないときは、仕上げ磨きだけでいいのです。

慌てて磨かせて、目を離したすきにケガをしていたら元も子もないです。

子供の安全歯磨きの注意点③絶対に座って歯磨きさせる(できれば床に)
歯磨き中にうろうろしないように、絶対に座ってすることをルールにしましょう。

我が家は食後、ダイニングの椅子に座って歯磨きさせていました。

ですが椅子に座ってするのも、いきなり飛び降りたりしたら危ないとのこと。

今後は床に座ってするようにしたいと思います。

子供の安全歯磨きの注意点④子どもの機嫌の良い時間に歯磨きさせる/span>
子どもの機嫌が悪いと、特にいきなり泣いたり暴れたり予想外の動きをしかねません。

想像するだけで危険ですよね。

機嫌の良いときに自分で少しでも磨ければ、あとは仕上げ磨きで十分です!

子供の安全歯磨きの注意点⑤きょうだい一緒に歯みがきさせる・終わらせる

我が家は姉妹ですが、2人以上子どものいる家庭で気をつけたいことです。

自分たちで磨かせて、誰かを先に仕上げ磨きという流れになると思いますが。
このとき、きょうだい全員の子ども用の歯ブラシを預かりましょう。

仕上げ磨き中は、どうしても他の子から目を離してしまうことになります。

そのときに子どもが自分の歯ブラシを持っていると、とても危険です!

この点も、我が家ではできていなかったことなので今日から改めたいと思います。

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子供に歯ブラシが刺さるケガは意外と多い!何に気を付ければいいの?のまとめ

子どもの歯ブラシによるケガについて見ていきました。

ポイントをまとめると

  • 子どもの歯ブラシによる事故は意外と多く、身近に起こりうる
  • 子どもが歯磨き中は絶対目を離さない
  • 安心安全な歯ブラシを選ぶ
ということです。

おうち時間が長くなっている今。

家庭内で起こりうる様々な事故について、今一度家族で見直していく必要があると思います。

わたしもより気を引き締めて、子育てしていこうと思います。