子ども自身が興味のあることや知識を深めたいことなど、親も一緒に調べたりアドバイスしているという方も多いと思います。
実際に我が家の長男は現在小学4年生で、1年生の頃から色々な自由研究に一緒にチャレンジしています。
中でも毎年行っている自由研究が、「電車」について。
今回は、実際に我が子がチャレンジした電車の自由研究についてや色々なテーマやまとめ方についてご紹介していきたいと思います。
電車は身近な乗り物ではありますが、大人も知らないことがたくさんあります。
ぜひ、長い夏休みの期間を使って親子で電車の自由研究を楽しみながらチャレンジしてみてくださいね。
自由研究で鉄道をテーマにするとき!どんなことをどうまとめればいい?
一言に「鉄道や電車についての自由研究」と言っても調べる内容には、
- 電車が動く仕組み
- 日本の電車の種類
- 外国と日本の違い
- JRと私鉄
- 速度や走行距離
- 自分で作る理想の電車
- 実際に旅行を計画する
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容①電車が動く仕組み
今や私たちの移動手段に欠かせない「電車」。
そんな電車の「動く仕組み」を詳しく調べてみてはどうでしょうか。
- 架線から電気を受け取っているパンタグラフ
- 車輪→レール→吸い上げ線→変電所
「電車が動く仕組み」
「電気の流れ」
について調べてみると、より電車博士になれるのではないでしょうか。
併せて、石炭で走っていた蒸気機関車の歴史を振り返ってみるのも良いですね。
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容②日本の電車の種類
蒸気機関車をはじめ、電気機関車、路面電車にモノレールなど日本には「電車」と言っても様々な種類の電車があります。
時代によって変わる電車の種類や、2027年に開業予定のリニアモーターカーについて盛り込むのも良いでしょう。
子どもが高学年の場合、理科で学ぶエネルギーの内容も加わって良い自由研究になります。
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容③外国と日本の違い
もちろん、日本だけでなく外国でも電車は走っています。
電車の見た目や特徴の違いを比較するのも良いですし、マナーの違いを調べるのも良いですね。
例えば、
- 日本では時刻通りに走るけれど外国では遅延や運行中止になることがよくある
- 外国では車内で電話での通話が可能
- ヨーロッパには改札機が無い
- 外国では整列乗車や通勤ラッシュがない
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容④JRと私鉄
日本の鉄道会社は、大きく分けると
「JR」
「私鉄」
この2つに分けることができます。
JRの中には、
- JR北海道
- JR東日本
- JR東海
- JR西日本
- JR四国
- JR九州
- JR貨物
そして、私鉄には、「東京メトロ」や「大阪メトロ」「函館市電」「名鉄」「北九州モノレール」など、日本全国にはたくさんの私鉄も走っています。
そんなJRと私鉄の歴史や違い、乗降者数や駅数など調べてみるのも良いですね。
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容⑤速度や走行距離
新幹線や快速電車に普通電車など、電車には走る速度が様々あります。
また、電車や路線によって走行距離も違います。
そんな速度や走行距離をランキング形式で調べてみても良いのではないでしょうか。
自分が住んでいる地域でまとめるのも良いですし、日本全国で調べてみるのも良いですね。
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容⑥自分で作る理想の電車
我が家の長男もですが、電車が好きな子どもって
「こんな電車があったらいいな」
「こんな電車を作りたいな」
と考えることがよくありますよね。
そんな理想の電車をより具体的に考える自由研究もおススメです。
例えば
- 「○○鉄道」など鉄道会社名を決める
- 「○○線」「○○ライン」など路線名を決める
- 「始発駅」と「終着駅」を決める
- 「始発駅」と「終着駅」を結ぶ「停車駅」を決める
- 電車をデザインする
また、電車のデザインは鉄道会社名や路線名に合ったデザインにするのもポイントですよ。
ぜひ、世界に1つしかないとびっきりの電車を作り出してみてくださいね。
自由研究での鉄道テーマおすすめの内容⑦実際に旅行を計画する
小学校高学年にもなれば、自分で調べて旅行を計画するのもおススメです。
②行き先を決める
③運賃や乗る電車、時刻、乗り換えなど行き方を調べる
④実際に券売機できっぷを購入する
⑤電車や駅の様子を調べる
⑥目的を叶える
⑦帰宅後まとめる
特に5の「電車の様子を調べる」では、
- 人がたくさん乗り降りする駅
- 乗っている人の年齢層
- 優先座席に座っている人
- 非常口
- 車内アナウンス
- ユニバーサルデザインはどこにあるか
自分で考えて計画して行動することで、自立心や自信につながる自由研究になるのではないでしょうか。
実際に次の夏休みには長男に旅行計画の自由研究をしてもらおうかと考えています。
5年生になので、できるだけ親からは口出しせずに自分でやりたいことをできる限りチャレンジしてもらおうと思います。
以上7選が、小学校高学年におススメする鉄道や電車の内容です。
ちなみに我が家の長男は、小学校2年生の時の自由研究に「新幹線の誕生から現代までの歴史」をまとめた自由研究をしました。
そして、小学校3年生は「神戸市営地下鉄」、小学校4年生は大阪メトロ「ニュートラム」について調べて新聞にまとめました。
ぜひ、お住いの地域で走る電車や興味のある電車について調べてみてくださいね。
自由研究で鉄道のまとめ方!わかりやすい校正とレイアウトのポイント
鉄道をはじめ、自由研究のまとめ方には、
- 新聞
- 模造紙
- 画用紙
- ノートやレポート用紙
- スケッチブック
- アルバム
- 立体作品
それぞれの「まとめ方」について、詳しく見ていきましょう!
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方①新聞
我が家の長男も2年続けて電車についての自由研究は、新聞にまとめています。
新聞にまとめる時のポイントは、
- 1番伝えたい内容を「トップ記事」にする
- 2番目、3番目に伝えたいことを「2番目記事」「3番目記事」にする
- トップ記事、2番目記事、3番目記事にはそれぞれ「見出し」をつける
- トップ記事、2番目記事、3番目記事以外に「囲み記事」を入れるのもOK
- 最後に自分の感想を「編集後記」にまとめる
特に「見出し」は、読んでみたいと思わせる一言にしたり、囲み記事では4コマ漫画やクイズを入れると良いですよ。
実際に長男が毎年出している「私とみんてつ」小学生新聞コンクールというサイトに新聞のフォーマットがあります。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
参考URL:(一般社団法人 日本民営鉄道協会 「私とみんてつ」小学生新聞コンクール)
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方②模造紙
図や表、グラフを使って、一目で分かりやすいまとめ方をしたいときは「模造紙」がおススメです。
鉄道や電車の場合、電車のイラストを描いて仕組みについてまとめたり、路線図を描いて走行距離などをまとめるのも良いですね。
模造紙を使ったポイントは、
- 文字ばかりにならない
- 黒ばかりにならない
なので、イラストやペンを駆使してまとめるのがポイントです。
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方③画用紙
絵を描いた自由研究や写真を貼る自由研究は、画用紙がおススメです。
自由研究を発表する学校の場合、「画用紙の表面にはイラスト、裏面には文字」を書いて、紙芝居風にするのもおススメです。
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方④ノートやレポート用紙
自由研究についてじっくり読んでもらいたいときは、ノートやレポート用紙にまとめるのがおススメです。
電車についての自由研究の場合、例えば
「1ページ1車両」
「1ページ1鉄道会社」
といった感じで、分けてまとめると読みやすくなります。
このとき、ページによって書き方が変わらないように、フォーマットを決めておくのがポイントです。
使う用紙も
- 無地
- 罫線
- 方眼
また、枚数が多くなる場合は、端をのり付けしてかたホチキスで止めて、マスキングテープで本仕立てにすると良いですよ。
そのときは、きちんとオリジナルの表表紙、裏表紙もつけてくださいね。
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方⑤スケッチブック
スケッチブックは、色がキレイに出せるので図やスケッチを書き込む場合におススメです。
実際に旅行を計画する自由研究で、ページごとに各電車の様子をまとめるのも良いですね。
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方⑥アルバム
写真を撮って自由研究に活かしたいときは、アルバムがおすすめです。
オリジナルの電車図鑑を作ったり、実際に見つけたユニバーサルデザインを載せるのも良いですね。
もちろん、写真だけではなく自分の感想やコメントを添えるのも忘れないでくださいね。
自由研究で鉄道を調べたときのまとめ方⑧立体作品
自分で作る理想の電車の自由研究なら立体作品にするのがおススメです。
紙粘土やダンボール、絵の具などを使って、自分だけの想いがつまった電車を実際に作ってみましょう。
また、工夫した点やおススメのポイントなどは紙にまとめて作品に添えておくと想いがより伝わりますよ。
自由研究で電車をテーマにした高学年におすすめの内容のまとめ
夏休みの大きな課題でもある「自由研究」。
せっかくの長いお休みなので、ぜひ親子で楽しみながら子どもの興味があることをたくさん調べさせてあげましょう。
今回は、鉄道・電車についての内容のまとめ方をご紹介しました。
我が家の長男には「実際に旅行を計画する」にしてみようかと相談中です。
ぜひ、見る人にも分かりやすく上手くまとめて素敵な自由研究にチャレンジしてみてくださいね。