エアコンを買い替える時に、色々と調べてみると前に購入した時よりも格段に機能的なエアコンが販売されていますよね。
前に買った時には、こんなのなかったなあと思うことが多々あります。
エアコンについては、「お掃除機能」「除菌」「空気洗浄」などの機能でしょう。
エアコンの掃除って、毎回大変です。
自動で掃除してくれる機能が付いているならぜひともお願したい機能です。
ただ、エアコンのお掃除などを業者に頼む時など「お掃除機能のついているエアコンは対象外」と書かれていたり、別料金で高く設定されていたりするのを見たことはありませんか?
実際に、エアコンのお掃除機能は必要なのかどうか調べてみました。
エアコンのお掃除機能がいらない5つの理由
では、実際に「エアコンのお掃除機能はいらない」という5つの理由を見ていきましょう。
エアコンのお掃除機能はいらない理由★①実際は掃除をしなくてはいけない
お掃除機能付き!と聞くと、家庭でしているエアコン掃除または業者にお願いするクリーニングが必要なくなる!と考えます。
でも、実は違ったのです。
お掃除機能が付いていないエアコンと同じ頻度で、メンテナンスは必要です。
エアコンのお掃除機能はいらない理由★②クリーニング代が他のエアコンに比べて高額
お掃除機能付きのエアコンは、業者にクリーニングを頼むと設定金額が高くなっています。
お掃除機能付きのエアコンは中身が複雑です。
そのため、クリーニングする手間が普通のエアコンに比べて過程がややこしいことから、嫌がられることが多いとか。
エアコンのお掃除機能はいらない理由★③本体価格が通常のエアコンより高額
お掃除機能が付いていると、普通のエアコンよりも一万円~三万円程度高くなります。
メンテナンスも必要で、さらにクリーニング代も高額です。
そうなると高額な機能付きエアコンを買う理由が見当たりません。
エアコンのお掃除機能はいらない理由★④自分で掃除することをおすすめできない
お掃除機能付きエアコンは、作りが複雑なのです。
素人が簡単に掃除できるものではありません。
汚れが気になって掃除機をかけたりしたら・・・
通常のエアコンよりも壊れやすいので大惨事になります。
エアコンのお掃除機能はいらない理由★⑤お掃除してくれるのはフィルター掃除だけ
エアコンの中全部が常にきれいな状態で保つことができる!と思っていたら大間違いです。
お掃除は、フィルターのみです。
エアコンの前部分を開けて、取り出してお湯などで流しながら洗う、あのフィルターです。
内部の洗浄をしたい場合は、結局業者に依頼することになります。
エアコンのお掃除機能の特徴
お掃除機能は、フィルターのお掃除のことです。
フィルターに付いてくるホコリを自動的にブラシでとってくれる機能です。
通常のエアコンは、定期的な掃除をしないとフィルターにどんどんとホコリが付着していきます。
そのまま、放置しているとフィルターが目つまりを起こしてエアコン効率が悪くなってしまうのです。
また、ホコリはカビの発生の原因にもなります。
そうならないように、エアコンが自動的にフィルターの掃除をしてくれるのがお掃除機能です。
取り除いたホコリは、自動的にエアコンの内部にあるダストボックスに入ります。
人間は、そこにたまったホコリを定期的に捨てる作業だけでいいということです。
エアコンの内部洗浄とお掃除機能の違いを徹底解説します!
エアコンに付いている機能の「内部洗浄」と「お掃除機能」が全く違う機能ということを知っていましたか。
メーカーによって書き方は違います。
リモコンに「内部クリーン」や「内部洗浄」などのボタンがある場合は、内部洗浄が搭載されているエアコンです。
エアコンの内部洗浄機能とは何?
冷房や除湿を使うとエアコンの中に結露がつきます。
この結露がカビや雑菌のすみかになってしまいます。
しかし、内部洗浄機能で送風や暖房運転をするとエアコンの中を乾燥させてカビの発生を防いでくれます。
言葉だけで、勘違いすることが多いですが、お掃除機能と内部洗浄は全然別のものだということがわかりますね。
エアコンのお掃除機能と内部クリーンの違いとおすすめはどっち?
今までお話してきたように、エアコンの「お掃除機能」と「内部クリーン」はまったくの別物です。
お掃除機能は、フィルターや熱交換器についているホコリなどを取り除いてくれる機能です。
要は、エアコンフィルターについている掃除機のようなものです。
エアコンは使い続ける限り、部屋にまっているホコリやゴミを吸い続けます。
そのゴミなどを、エアコン内部まで侵入しないようにフィルターでせき止めます。
運転終了後に、フィルターについたゴミやホコリをお掃除機能は掃除機を使って集めてくれるのです。
内部クリーン機能は、エアコンの中を乾燥させてカビの発生を予防する機能です。
なので、エアコンの中をキレイにする掃除の役割ではありません。
すでに、エアコン内部にカビが発生してしまっている場合に使ってもカビを取り除くことはできません。
冷房や除湿運転をするとどうしても、エアコンの中に結露が発生してしまいます。
この水分を放置しておくと、カビが発生するのです。
そこで、内部クリーン機能を使うことでエアコン内部を乾燥させカビの発生を予防してくれます。
エアコンのお掃除機能は必要なの?のまとめ
最後にポイントをおさらいしておきますね!
エアコンの内部クリーン機能とお掃除機能は、使用目的がまったく別のものであることをお話させていただきました。
結果、お掃除機能付きのエアコンを購入するかどうかの判断はお任せします。
でも、本体価格やその後の経費を考えると、お掃除機能は必要ないでしょう。