女性としてなかなか言い出せない、人に聞けない悩みって結構あったりしますよね。
その1つが「足の臭い問題」じゃないでしょうか?
以下は、実際に20代後半女性から寄せられたご相談です。
「私は足汗が多いので、靴を脱ぐといつも靴下が濡れていて気持ち悪いです。さらにその靴下からツーンとした臭いがするので、人目が気になって仕方ないです。これって私だけなんでしょうか?」
これってもちろん、この女性だけに限った問題ではなく、「足汗が多い方」は、靴下まで濡れてしまうことなんてザラです。
さらにそのまま放っておくと、雑菌が繁殖して臭いが発生しやすくなるだけじゃなく、最悪の場合「水虫」になることもあるんですね。
そのためには
- できるだけ靴下が汗で濡れないようにするか
- 靴下が汗で濡れてしまったときに、できるだけ効果的な臭わない対策をとる
そこで今回は、足汗が多い方でも大丈夫な靴下が濡れない方法、臭いを抑える方法をお伝えします。
1日で足裏にかく汗の量は意外と多い?靴下が足汗で濡れない4つの方法
足の裏は、意外にも汗腺が集中している場所で、なんと「一日にコップ1杯もの汗」をかいているんですよね。
そのため、決して汗かきな人じゃなくても、気づかないうちに「靴下が汗で濡れてしまうこと」はよくあるんです。
しかも、人前で靴を脱ぐ機会は以外と多いもの!
- お呼ばれでお家に上がると、フローリングに足跡がついてしまったり
- お座敷での食事会などで靴を脱ぐと、靴下からツーンと酸っぱいような、香ばしいような臭いがしたり…
では実際に、靴下が濡れないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
靴下が足汗で濡れてしまわないための見直しポイントはズバリ、「靴下の素材や形を見直すこと」です!
足汗が多い人の靴下選びのポイント①汗に強い靴下の素材を選ぶ
ポイントは
「長時間履いていても蒸れにくい素材」
つまりは
- 吸湿性
- 通気性
- 速乾性
おすすめなのは「シルクやウール」、「麻」などの、天然素材です。
こういった天然素材の靴下は、吸収性、速乾性に優れているので、足汗が多い方に最適です。
心配な時は、出かける際に靴下をもう一足持って行って、履き替えるといいでしょう。より臭いや蒸れを防いでくれて安心です。
足汗が多い人の靴下選びのポイント②汗で蒸れない靴下の形を選ぶ
足の指と指の間は汗が溜まりやすく、そこから臭いを発生します。そこでおすすめなものが「5本指ソックス」です。
汗で蒸れにくく指も自由に動かせるので、血行の流れが促進し、冷え性対策にもなる優れものなんですよね。
ただし、この5本指ソックス独特の形やデザインが気になって、人には見られたくないといった理由から「履きにくい」というのが難点ですね。
それを解決するのが「インナーソックス」です!
インナーソックスを履き、その上からストッキングや靴下を履くことができます。今は、5本指用のインナーソックスも販売されており、汗と臭いを吸収してくれる効果があります。
まぁ、私の場合はかれこれ10年くらい前から、人目も気にならず「5本指ソックス」を愛用していますよ^^
慣れてしまえば、全然気にもなりません。笑
足汗が多い人の靴下選びのポイント③足専用の制汗剤を使用する
「足専用の制汗剤」を使うことで、足汗そのものを抑えることができます。
お出かけ前の一塗りで、一日中足汗が抑えられるので臭いも気になりません。
また、この足専用の制汗剤は安全性が高く、副作用の心配もないので安心して使えますよ。
消臭効果のあるミョウバン水で足の臭い対策
スーパーなどで簡単に手に入る「ミョウバン水」には消臭効果があるので、普段からスプレーボトルに入れて持ち運び、臭いが気になる時にスプレーするといいでしょう。
ただし、制汗効果はあまり期待できませんので、臭い対策にだけ期待しましょう。
ミョウバン水の作り方
- ミョウバン(焼きミョウバンでもOK)
- 水150mlに対して、ミョウバン10g
- 容器(小さなスプレーボトルは持ち運びに便利)
②これをシェイク!溶けにくいので完全に溶けるまでは1,2日ほどかかります。
③完全に溶けきったらできあがり!
重曹で足の臭いを中和する方法!
重曹には、「臭いの原因物質を中和してくれる」といった働きがあるので、足の臭いが特に強いと感じるなら、重曹を溶かしたお湯での足湯がオススメ!
重曹は、今はドラッグストアやスーパーなどで、手軽に購入できますよ。
重曹を使った足湯の方法
お湯2リットルと、重曹大さじ5~6杯をペットボトルに入れ、よく振ります。これを洗面器に移し、15~20分ほど足を浸します。
この足湯を数日続けると、ひどい足の臭いも消えることが多いようです。
重曹は安く手に入るので、毎日のケアとして使えるのもうれしいところですよね。
靴下の臭い対策に効果的な靴のケア
せっかく足のケアをしても、靴自体が菌でいっぱいだと、履いた瞬間から臭う足に逆戻りです。
足の臭い解消には、靴のケアも徹底しましょう!
靴をローテーションで履く
同じ靴を毎日履くだけで、臭ってしまう原因になります。
靴は1日履いただけでも、かなりの汗を吸ってしまっているので、翌日また同じ靴を履くと、湿気がなくなって乾燥させる時間が足りません。
可能であれば、3足以上の靴をローテーションで履くのが理想です。普段履く靴は複数用意し、毎日履き続けないことが「足の臭い対策の鉄則」ですよ。
靴を天日干しで消毒
靴は、お天気の良い日には、天日干しでしっかり靴の湿気を乾かして、菌を消毒しましょう。
水洗いできる靴は、洗ってから天日干しするとなお効果的!
革靴のような日光に当てられないものは、風通しのよい場所で影干ししましょう。
消臭インソールを使う
足の臭いを抑えて、靴のケアができるアイテム…つまり「靴の中敷き」です。
中敷きは、除菌機能や汗を吸収する機能があり、靴にインソールを入れるだけで、靴のケアにもなります。
靴の中の臭いも消してくれる「消臭効果」もあるので、二重に嬉しいアイテムといえますよね。
靴に入れるだけという「手軽さ」も、見逃せないメリットです。
靴下が汗で蒸れて臭いことのまとめ
靴下が汗でビショビショに濡れていると、気になって他のことが集中できなくなってしまいますよね。
これから、新人歓迎会シーズンになると、靴を脱いで靴下になる機会が増えますもんね。それに、臭いが心配な中で靴を脱ぐのが、本当に辛いものです。
ただ、中には足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)や、更年期障害などの病気で、足汗が度を超えて増える場合もあります。
ケースバイケースで自分の状態を確認し、必要なら病院に行くなどして、上手に対策なさってくださいね!