幼稚園で別れ際に泣く子は愛情不足が原因って本当なの!?

スポンサードリンク

うちの娘は、6才の年長さんの年齢から保育所に行き始めました。

通い始めた保育園には、同じ6才から保育所に行き始める子は、うちの子とあともう1人の、あわせて2人だけ。

他の子供達はずーっと保育園に通っているような子供達ばっかりでした。

保育園に通い始めた最初の頃は、泣いちゃう子供が多いって聞いてはいたものの、他の同じ年代の子供達は楽しそうに通園している中。

うちの娘だけが、保育園中に響き渡るくらいの鳴き声で「嫌だぁぁぁ、離れたくなぃぃぃ」って大号泣してました。

うちの子と一緒に入った子(男の子)は、ケロッとして泣くこともなく別れ際にも笑顔でお母さんとバイバイしてる姿を見て「何でうちの子だけ…」って思いつつ。

頑張って、毎日一緒に頑張って通園してました。

そんな日々が半年続いても、若干泣き方は弱くはなったものの、毎日の様に涙してしまう娘。

でも、迎えにいた時には「朝とは別の人ですか?」ってくらい、笑顔で「楽しかった~」っていう娘。

何なんでしょうね。。。

スポンサードリンク

保育園や幼稚園で朝泣くのっていつまで続くものなの?

うちの娘の場合、朝になると「離れたくない」って言って泣いてしまうのに、いくつかのパターンがありました。

うちの娘が朝泣いてしまうパターン
  • 朝起こすと、布団の中で涙を流しちゃう。この場合は、ほぼその日の朝は大変なことになっちゃいます。
  • 朝はちゃんと起きるけど、準備をして家を出る時に玄関で泣き始めちゃう。この場合、そのまま通園の道のり(約10分間)は大声で泣きっぱなしで、注目を浴びまくっちゃいます。
  • 何とか保育園までは元気に行っても、園の門の前に着くと足が止まっちゃって、中に入ると「離れたくない」と大号泣

そしてども場合も、保育園に着いて準備が終わると「パパ、ちょっとだけお話したい」って言って、部屋や廊下のの片隅に連れて行かれて、お話が始まります。

最終的には、仕事の時間もあるので「そろそろ行くね~」と大号泣しながら先生にあやされる姿に後ろ髪をひかれながらも、笑顔で「バイバイ」って言って、仕事に行く。

そんなことが、日課みたいになってました。

幼稚園で朝泣いてしまう子供って結構いるものなの?

うちの娘みたいに、「朝泣いてしまう」っていうことで悩んでおられる方って、実はとっても多いようなんです。

そしてみなさん、「こんな風に朝泣いちゃうのって、いつまで続くんだろう?」って思っちゃっていますよね。

うちの子供が通ってる保育園には、あんまり朝泣いてる子って少ない気がする(朝、うちの娘の対応でいっぱいいっぱいで気がついてないだけ?)んですよね。

だけど、周りの人に話を聞くと、同じように幼稚園とか保育園の環境に慣れてきても、泣き方の程度に差はあっても、朝はずっと泣いちゃう子供って結構多いんですね。

実はそういう私も、幼稚園に行く時は、いつも大号泣してたうちの一人だったんですけどね^^;

中には小学生の間ずっと朝泣いちゃう子なんて子も

以前、知人から

「知ってる人の子供が、同じようにうっと泣いてて、それが小学校になって更にひどくなって、朝は授業中も教室に一緒にいなきゃダメだったんだって。

結局、小学6年生まで、朝泣いちゃうのが続いたみたい」

って話を聞いたことがあって、「もしうちの子も、同じようになっちゃったら…」

というか、逆にそうなる姿しか想像できなくなってきてしまって、そう考えたら、背筋が寒くなったことがありました。

幼稚園で毎日泣いていたうちの娘の今

そんな風に、毎朝、「今にもこの世が終わってしまいそうな勢いで、大号泣しちてた娘」。

でも、そんなときから何が変わった訳じゃないんだけど、保育園に通い始めて10か月目の、「だんだんと卒園も近づいてきたなぁ」って頃。

なぜかだんだんと「朝、泣かない日」が増えてきたんです。

そして、今年の4月から晴れて「ピッカピカの一年生」になったんだけど、

「朝、お友達と通学途中で一緒に合流してて、学校の門をくぐる時には一人じゃない」

っていう条件付きだけど、笑顔で学校の門の前でバイバイして、学校に通ってます。

スポンサードリンク

幼稚園に送って行く時に泣くのは愛情不足が原因なの?

実は、うちの娘が保育園に行く前の年までは、訳あって幼稚園とか保育園には通わずに少人数制の習い事に約2年間通わせてました。

最初のうちは笑顔で行ってたんだけど、そこでも途中から

「行きたくない!離れたくない!」

って言って大号泣してしまう日々が半年以上続いていたんです。

なので、保育園に通い始めても「大泣き」しちゃうのは、想定内ではあったんだけど。

でも、迎えに行って帰ってくるときには笑顔で私のところに駆け寄ってきて、「楽しかった~♪」と、「朝、私って泣いてましたっけ?」的な。

そんな感じで、壮絶な朝の状況なんか全然なかったかのように元気な姿を見ると、「なんで泣いてしまうんやろう?」って、いつも思ってました。

うちの子って愛情不足だから泣いちゃってるの?

そんな風に「何でだろう?」って思って、ネットで同じような悩みの人の話とかを検索してると。

子育て専門家的な方の「朝、子供が泣いてしまうのは”愛情不足”が原因かも」っていう内容が目につきました。

それを見て「もしかしたら、うちの子も愛情が足りてないから、寂しくて朝、泣いちゃうのかなぁ」って本気で悩みました。

朝泣いてしまうのは決して愛情不足だからじゃない!

でも!

うちの子を見てきた私の経験でいろいろと考えて、出た結論は「子供が朝泣いちゃいのは、愛情不足が原因じゃない!」っていうことです。

じゃぁ何でなのかって言うと、私は「この頃の子供って、まだ自分の感情をちゃんと理解してコントロールできない」からって思うんです。

普段から子供が

  • ちょっとした事で取り乱してしまったり
  • 理由もわからず急に怒ってしまったり
なんて事ってありませんか?

そして、子供に

  • 何で泣いちゃったの?
  • 何で怒ってるの?
って聞いても、更に泣き出してしまったり、黙ってしまって、「その理由を教えてくれない」ってことがありませんか?

これっていうのは、決して「言うのが嫌だから」とかじゃないんです。

この頃の子供って、まだちゃんと「自分の気持ちや感情」をちゃんと理解できなかたり、コントロールできなかったりします。

なので、ちょっと嫌なことがあったり悲しいことがあったりしちゃうと「涙が出てくる」とか「怒ってしまう」っていう風になっちゃうんですよね。

あるとき、うちの子が訳もわからず怒ってたり、泣いちゃったりしたことがあります。

そんな時に言ってたのが、こんなことでした。

娘が言った「泣いちゃった理由」
  • 何で怒ったのかわからないんよ。勝手に怒ってしまったんよ。
  • 涙が勝手に流れてしまったんよ。

何か言われて嫌だったり悲しかったりした時には、ちゃんと自分の気持ちを表現できるんだけど。

でも例えば自然に湧き上がってくるような感情は、まだわからなかったり、コントロールできないんじゃないかって思うんです。

なので、保育園に行く朝泣いてしまうのも

「保育園は楽しいのに、朝パパやママと離れるって頭をよぎったら、自然と沸いてくる寂しいっていう感情」

が自分でコントロールできなくって、泣いてしまうんだと思うんです。

朝泣いてしまう理由は人それぞれ

とは言っても、みんながみんな、同じ理由とは限りません。

うちの娘の場合も、そんな風に朝泣いちゃっていた期間に、娘が「保育園に行きたくない!」と言いだしたので、よくよく理由を聞くと「同じ班に乱暴で嫌いな男の子がいるから」と。

娘が言うには、「その子は自分にだけ嫌がらせをしてきて、それが嫌だから行きたくない」っていう事でした。

その時は、保育園の先生に相談して、班替えをしてもらったりしました。

でもよくよく先生に聞いてみると、その子はもともと活発な子で、うちの子だけじゃなくみんなに対して突っついたりして、ちょっかいを出してるみたいで。

なのでうちの子が「自分にだけ」っていうのは、そう思ってただけみたいでした。

でも班替えの効果もあってか、それからは「その子の事が嫌だから」って言う事もなくなって…。

って言うか、相談に行って翌日に班替えをしてもらって、その3日後には娘から思いもよらない言葉が。

それは、なんと「その子とお友達になったんよ」

…まぁなんというか、かなり驚きました。

って言うか「あれは何やったんだろう?」って感じですよね。

そんな風に、朝泣いてしまう理由は、

  • お友達が嫌い
  • 先生が嫌い
  • 保育園、幼稚園が楽しくない
とかとか、人それぞれ本当にたくさんの理由があります。

なので子供が泣いてしまうとき「どうせ、自分の感情がコントロールできてないだけ」っては決めつけずに、ちゃんと子供と向き合って。

で、その考えられる理由の1つに

「まだ自分の感情がちゃんと理解したりコントロールできない時期だから」

があるっていう風に考えてあげることが大事だと思います。

スポンサードリンク

保育園で愛情不足と言われた!どうすればいいの?

すでにお伝えしたように、登園拒否や登園しぶりの原因は、

  • お友だちとのトラブル
  • 環境の変化に気持ちが追い付いていない
などの様々な理由があります。

それにも関わらず、依然として登園拒否の原因は愛情不足であるとする傾向は、根強く残っています。

もし保育園の先生に

「登園を嫌がるのは、お父さんお母さんの愛情が足りないからです」

なんて言われたら、親としてはかなりショックを受けてしまいますよね。

しかし、一言で「愛情不足」と言われると厳しい印象を受けますが、実は色々な事情が含まれている可能性もあります。

  • お父さんお母さんともっと一緒に遊びたかった
  • 朝、登園してお父さんお母さんとお別れするのが寂しい
  • 大好きなお父さんお母さんと離れたくない
このような子どもの気持ちを一括りにして、「愛情不足」と表現しているのかもしれません。

もし、子どもへの愛情不足と指摘された場合は、なるべく家では甘えさせてあげるとよいでしょう。

子どもは、お父さんお母さんがいない園で頑張っています。

家に帰ったら、抱っこしたり遊んだりして一緒に過ごす時間を増やし、たくさん「大好き」を伝えましょう。

時には、園を休ませて家族で過ごすのもおすすめです。

家での愛情をしっかり受け取って、園でも安心して過ごせることがわかれば、きっとスムーズに登園できるようになるはずです。

愛情が不足している子供にはどんな特徴があるの?

「この子は愛情不足です」と誰かに言われたら、ドキっとしてしまいますよね。

自分なりに愛情をかけて育てているつもりでも、子どもにとっては物足りなかったのかもしれないと、不安になってしまう人もいることでしょう。

子どもへの愛情が十分ではないと感じた時は、愛情不足の子どもの特徴をチェックしてみましょう。

愛情が不足している子どもには、次のような特徴があります。

愛情不足の子供の特徴①極端に甘える

いつもなら自分でできることでも親にやってもらおうとするのは、親に構って欲しいという気持ちの表れです。

また、親からの愛情を受けられていない子どもの場合、親には甘えないかわりに他の大人にまとわりついて甘える様子が見られます。

愛情不足の子供の特徴②わがままやいたずらをする

わがままを言ったりわざといたずらをしたりして、親の関心を引こうとする子どももいます。

うちの娘の場合、遊んで欲しいのに親が振り向いてくれないとき、おもちゃを投げたりテレビをたたいたりしていました。

わざと物を隠したり嘘をついたりして、周りの注意を引こうとする子もいます。

愛情不足の子供の特徴③指しゃぶりや爪かみ

指しゃぶりや爪かみは、愛情不足ではない子にも見られます。

しかし、情緒不安定で寂しい気持ちを紛らわすために指しゃぶりや爪かみをする子は少なくありません。

これらの特徴は、小さな子どもなら一時的に見られることが多い行動です。

ただし、長期間このような行動が続く場合は愛情不足の可能性があるので、子どもへの接し方に注意した方がよいでしょう。

愛情を注がれた子の特徴は?保育園の生活ではどんな風に違うものなの?

愛情不足の子どもの特徴は、すでにお伝えした通りです。

それでは、たくさん愛情を受けている子どもにはどのような特徴があるのでしょうか。

ここでは、愛情を注がれた子の特徴と園での様子についてご説明します。

愛情を注がれた子には、次のような特徴が見られます。

たっぷりと愛情を注がれた子供の特徴①情緒が安定している

愛情で満たされている子は、気持ちが安定していて穏やかです。

園でもかんしゃくを起こしたりイライラしたりすることは少なく、落ち着いて過ごすことができます。

たっぷりと愛情を注がれた子供の特徴②ポジティブ思考

親から全面的に愛された実感がある子どもは、ポジティブ思考を身に付けていきます。

失敗しても立ち直りが早く、前向きに取り組むことができるでしょう。

このような子は、園に行くのが嫌になっても、いざ登園してしまえば元気に過ごすことができるはずです。

たっぷりと愛情を注がれた子供の特徴③のびのびと過ごせる

自分の好奇心の赴くまま、のびのびと過ごすことができるのも愛情を注がれて育っている子の特徴の一つです。

どんな時でも親は見放さないという自信に裏付けされて、自由に遊ぶことができるのです。

園の遊びでも自由な発想で、大人の目を気にすることなく遊ぶことができるでしょう。

注意したいのは、ちゃんと愛情を注がれているのに、子どもの性格によっては上記の特徴に当てはまらない場合があります。

十分に愛情が注がれていても

  • 慎重派な子どもは新しいことに不安を覚えがちだったり
  • 負けん気が強い子はお友だちとケンカしたり
といったことがあります。

「うちの子はこの特徴に当てはまらないから愛情不足なんだ!」と考えず、あくまで目安として参考にしてください。

スポンサードリンク

幼稚園に行く朝泣く子供にイライラしちゃう。。。

とは言っても、毎朝続く「朝の大号泣」。

それじゃなくても朝って忙しくって時間がないから、そんな時に大号泣されちゃうとついついイライラしてしまうこともありますよね。

しかも、「そんな日々がつまで続くの?」とか思っちゃうと、ついつい大声も出てしまうこともあっちゃいます。

まぁ、それが火に油を注ぐことになっちゃうんですけどね。

親も完璧じゃない「ひとりの人間」です。

親も子供と一緒で「親として日々成長している」そんな状態なんです。

いろんな感情もあれば、イライラしちゃう日もあります。

でも、前に書いたような「小学6年生まで泣いてた子」でも、逆に言うと「小学6年生までで泣かなくなった」んです。

まぁそこまで極端なことは、そうそうないけど、子供の感情の成長と共に、いつかはそんな日にも終わりはくるんです。

「いつになったら」って考えると、余計にイライラもしちゃうので、「今だけしか、この時はないんだ」って思って。

さすがに私には「この時期を楽しむ」っていうのはムリだけど、ちょっと心に余裕を持って接するだけでも、イライラも全然違ってきますよ。

幼稚園で別れ際に泣くのはいつまで?のまとめ

「幼稚園とか保育園に通う子供が朝泣いてしまうのって、いつまで続くのか?」ということについて見てきました。

子育てで大変なことって、本当にたくさんありますもんね。

でも、例えば子供がまだ生まれたばかりの頃。その頃はその頃で大変なことはたっくさんあって、でも今ではその大変だった時期も、思い出の1つになっちゃってます。

もう1度全く同じ経験をしたいって思っても、もう二度とできないんですもんね。

これがずっと続く訳じゃなくって、今の時期にしかできない経験と思って、気持ちを楽に持って乗り切りましょう。

ちなみに、私の場合、今は3歳の息子が保育園に通っているので、同じように朝は戦いが続いてます。