初孫で更に男の子だった場合には、おじいちゃんやおばあちゃん達にとっては、目に入れても痛くないくらい可愛い存在でしょう!
内孫の初節句とくれば、気合も十分なはずですよね!
「自分の息子の意見なんかは聞く耳ござらん!兜はわしたちに任せればいいんじゃ!!」
といった勢いで、人気の甲冑師がつくった兜を購入したいのは当然でしょう。
しかし、なかなか甲冑師と言う肩書きの方って、「誰が人気があるのか?」ってよくわかりませんよね?
調べたところ、五月人形の甲冑師で一番の腕前と言われているのが「平安一水(へいあんいっすい)」という方です。
「この人を差し置いて、京甲冑を語ることができない!」と言われるほどの名人なのです!
京甲冑師では他に
- 「平安武久(へいあんぶきゅう)」
- 「粟田口清信(あわたぐちきよのぶ)」
この3人の方の作品を選ぶことが出来れば、まず間違いないでしょう!
兜のお値段の相場は?売れ筋や人気の作家の品はどれくらいするものなの?
当然ながら人気の甲冑師の方々の作品は、非常に細かいところまで仕上げにこだわりを持っていますから、出来栄えを見ただけでも圧倒されてしまいます。
兜の種類
まず兜の種類は大きく分けて3タイプ
中でもやっぱり、おじいちゃんおばあちゃん的には「鎧武者スタイルの鎧平飾り」が人気のようですね。
確実に見た目が「豪華絢爛(ごうかけんらん)」ですからね~
兜の相場
次に気になるのは、人気3人の甲冑師の製作されたものの「相場」が非常に気になるところでしょう!
①鎧平飾り
50万円~90万円(大きさ材質でも変動します)
②兜飾り
ここは3人の作者によって、相場が違っています。
- 平安一水
20万円~150万円 - 平安武久
15万円~60万円 - 粟田口清信
20万円~40万円
③大将飾り
10万円~40万円
驚いたのは、兜飾りは甲冑師でかなりの値段の差異が出る事と、大将飾りが…。思った以上に高い!!
親の苦労を初めて知った気がします。。。
兜の種類で人気の武将は?早く購入しないと売り切れるって本当!?
いざ兜を購入するとなると、作者だけでなく「兜の種類」も選ばなくてはいけません。
当然初孫にも「こんな武将のようになってもらいたい!」と願っているはずです。
どの武将の兜に人気があるの?
★上杉謙信(うえすぎけんしん)
上杉謙信の兜は「日輪三日月前立て兜」です。
戦国武将でありながら私利私欲のために戦をしなかった事から、人気があるようですね。
★伊達正宗(だてまさむね)
伊達正宗の兜と言えば「三日月前立て兜」です。
これは、正宗が月を信仰していた事から、兜にも三日月をあしらったとされています。
伊達正宗は頭脳派の戦国武将ですから、頭のいい子になってもらいたいと言う願いがあるようです。
★徳川家康(とくがわいえやす)
徳川家康の兜は「しだ前立ての兜」です。
シダの葉は、常に青々としているさまから「生命に満ち溢れている」=「繁栄と長寿」を願って、この前立てにしたようです。
つまり、孫にも繁栄を願っての事で人気があるようですね。
この辺りが不動の人気のようです。
NHKの大河ドラマにも影響を受ける方もいるようで、真田幸村や直江兼継辺りも人気があるようですね~
兜が売られている時期はいつごろ?
そうなると、気になるのが「売り切れ御免!」というやつですよね~
兜は、雛祭りが終わると同時に、店頭に並び始めるのが通例の様です。
なので、3月4日から既に店頭販売がされ始めている所もあると言う事になりますね!
当然ですが、「人気の武将の兜」から売れ切れが続出するようですね。
ですから、先ほど紹介した3武将は、なるべく早めに購入した方が良さそうですね!
こう言う人形店って、正月~4月くらいまでがかきいれ時です。
その期間中は、休日なしでお店を開けているところも多いようですね。
ちなみに、兜や甲冑は価格交渉が出来る所もあるようです。
人によっては「初孫の初節句で値段交渉」と言うと、お祝いごとで値切るとか縁起が悪いと思われる人もいるでしょうが、背に腹は代えられません。
そういったことを気にしないのであれば、お店の人に交渉してみるのも有りですよ!
初節句の兜 人気の作家は誰?のまとめ
初孫の為の初節句に購入するおじいちゃん、おばあちゃんの為にいろいろ紹介してきました。
「人気作家はさすがにお値段もするから、手が…」という方も当然いますが、実際の所は「鎧平一式」を子供に見せると、あまりの恐さに確実に泣きます。
うちは長男が保育園に入ってからも、一度も近づく事はなかったですね^^;