「アリメツ」
読んで字のごとく「アリを壊滅させる薬」です。
すばらしいネーミングですね。
アリメツを食べたアリは、巣に戻ると脱水で死んでしまいます。
その死んだアリを食べた仲間も、また脱水で死んでしまいます。
さらには女王アリが食べれば、あっという間に巣ごと滅亡です。
アリメツを食べたアリが死ぬのはわかりますが、そのアリを食べてもまた死ぬという、どれだけ強い薬なの?アリメツって・・・と恐怖すら覚えます。
アリって死んだ仲間をエサにしてしまうんだなぁ、残酷・・・と思ったりしますが、その特性のおかげで一気に駆除ができるわけですよね。
そんなアリメツですが、実は「ヒメアリという種類のアリには効果がない」という話を聞くことがあります。
では、実際にアリメツはヒメアリに本当に効果がないのでしょうか?
実際に働きアリは甘いものが好きなので、普通にアリメツによってきますが、ヒメアリはあまり寄ってこないことが多いようです
そんなときには、アリメツに鰹節を混ぜるといいそうです。
実は、ヒメアリは雑食なんですが、肉食の傾向があるようなんです。
そう!お肉大好きなアリなんですね。
なので、「肉食が喜びそうなものをトッピングしてあげる」と、ヒメアリにも効果が期待できる、ということなんですね!
アリメツはヒメアリにも効果はあるの?
アリと言っても250種類ほどいるそうなので、中にはアリメツが効かないアリもいるかもしれませんよね。
家の中に侵入する小さなアリンコ「ヒメアリ」はどうなのでしょう?
実は、「むしろアリメツはヒメアリに効果的」なんです。
まず、一般的に売られているアリ駆除薬は粒が多く、これらの粒状の駆除剤の場合
「ヒメアリに使う場合は、すりつぶして粉にしてください」
という注意書きもあるようですが、実際にはすりつぶしても、いまいち食いつきはよくないようです。
そんな中、アリメツは液体の駆除薬で、甘い蜜の臭いもするので、ヒメアリは喜んで食べるそうですよ。
だから、「アリメツはヒメアリに効かない」のではなく、
「アリメツはヒメアリにこそ、効果が期待できる!」
なんですね!
それでもアリメツがヒメアリに効果がないと感じたときの対処法
いくら「ヒメアリにアリメツが効果的」と言われても、実際問題「効果があまりないんだよなぁ」という場合。
そんなときには、3つの理由が考えられます。
アリメツがヒメアリに効かない理由①量が多い
アリメツをお皿に入れているとき、その量はどれくらい入れていますか?
このとき「多い方がたくだんのアリに効くかも」と思って、タプタプに入れたりしてないですよね?
実はこれはNG行為です。
あまり液を入れすぎてしまううと、アリメツを飲むときに、アリはアリメツの海に溺れて溺死してしまいます。
たしかにそれで、1匹の駆除はできるかもですが、アリメツの効果は「巣ごと駆除」で、初めて最大限の効果を発揮します。
ですので、実際にはそんなに量を入れる必要はないんです。
「アリが容器からの見やすいくらいの量」がベストなんです。
アリメツがヒメアリに効かない理由②置き場所
アリメツを置く場合、きっとほとんどの方が「アリの通り道」に置いていると思います。
更に言うと、部屋の隅の方とか、間違っても部屋のど真ん中になんて置きませんよね。
この「アリの通り道に置く」というのは正解なのですが。
実はアリはその通り道に「死んだアリのにおい」があると、その場所は通らなくなってしまうという特性があるんです。
なので、定期的に置き場を変えたり、アリが通る場所、通りそうな場所の複数個所に置くと、効果が期待できますよ。
アリメツがヒメアリに効かない理由③餌を食べてくれない
置き場所も大丈夫。
量も大丈夫。
なのに、どうもアリがアリメツに興味をしめしてくれない場合。
そんなときには、まず試してほしいのが「ティッシュにアリメツをしみこませて置いてみる」という方法です。
液体で置かれているよりも、ティッシュにしみこませておかれている方が「樹木などの蜜」っぽい感じがしてか、食いつきがよくなる場合があります。
そしてもう1つの方法が「味を変えてみる」です。
同じアリでも、セリの成長度によって、好きなものが変わってきたり、もしかしたらあなたの家のアリは、グルメな可能性もあります。笑
ですので、「アリメツの周りにはいくけど、どうも食べてくれていない」というときには、味を変えてみましょう。
私が効果があったのは、なんと「かつおだし」です。
細粒状のかつおだしを、アリメツに入れて軽くまぜまぜ。
粒が残っていても、アリメツに「かつおだしの風味」が移ればOKです!
アリメツの効果的な使い方を紹介!工夫次第で効果アップできる
アリメツの効果的な使い方ですが、やはりアリメツを食べに来たアリを殺してはいけないということですね。
アリメツの真の目的は、自分の巣に帰ってから死ぬことです。
それを食べた仲間が共食いをして自滅する、最終目的は女王アリの駆除なわけですから・・・
アリメツをキッチンの床などにおいておくと、最初は数匹のアリがアリメツを食べていきます。
その後は「うまいものがあるぞー」と声かけをするのか、仲間を引き連れてどんどん家の中にやってきます。
相当大量にやってくるそうで、気持ち悪くて殺虫剤をかけたくなるようですが、ここはぐっと我慢。
1週間ほどそれを繰り返すと、アリはまったくこなくなり駆除完了というわけです。
ただ、庭にいくつもアリの巣があると、アリ情報なのかわかりませんが種類の違うアリまでやってきてエンドレスになるパターンもあるそうで、そこは心配ですね。
基本的に家の中に入ってくるアリはヒメアリだけなので、もし大きいアリがいたら外にもアリメツやほかの駆除薬を置いた方がいいかもしれません。
アリメツとアリの巣コロリはどっちが効く?それぞれの特徴を解説
アリの駆除薬として有名なのがアリメツとアリの巣コロリです。
ですが、ヒメアリにはアリの巣コロリはまったく食いつかないという情報を多く見ます。
ヒメアリにはアリの巣コロリは効かない?!アリメツが効果的!
アリの巣コロリは、粒を巣に持ち帰ってそれを食べたアリが死滅するという商品です。
しかし、粒が大きいからかわかりませんが、巣に持ち帰らないので無駄だったという意見が多いです。
最近はゼリータイプも出たらしく、甘い臭いで誘引して、持ち帰らせるようですが、こちらの評判はまだ不明です。
とある方の実験で、「砂糖水」・「砂糖」・「はちみつ」を並べて置いたら砂糖水にだけ食いついたそうです。
はちみつも甘いのに、砂糖水のほうがいいんですね。
その砂糖水をアリメツと入れ替えても同じように食いついたらしく、味は砂糖水に近いのでしょうね。
砂糖水に毒を入れれば手作りできそうですね・・・
花壇などにいる大きなアリにはアリの巣コロリが効く!
ヒメアリに対してはアリの巣コロリはいまいちかもですが、花壇の中などにいる大量の大きなアリにはアリの巣コロリの粒タイプのが効くようです。
私も家庭菜園の花壇の中に異常なほどアリが大量発生しているので、困っていましたが今年はアリの巣コロリを周りに置きまくります。
アリの巣ジェットなど細いノズルのついた殺虫剤を使いました。
ですが、巣に届いているか不明だし、植物の根っこが傷むので、やはりアリの巣コロリのように餌に毒を仕込んで全滅させる方が効果的ですね。
アリがいてもいいじゃない、と思う人もいるかもしれませんが、植物を食べてしまうので収穫の時にがっかりします。
アリメツの有効期限は?使っていない場合と使った場合では?
アリメツの有効期限ですが、食べ物ではないので明確な日時などは表示されていません。
でも、口を開けていない場合は長期間保存できるでしょう。
「使用したあとはキャップを良く閉めるようにして、保管場所は直射日光の当たらないところにしてください」
と言うようなことが商品に表示されているので、またアリが出た場合に使用できるのだと思います。
アリメツは液体ですが糖分がすごいので、水分が蒸発してしまうと固まってしまいます。
そのために直射日光や高温を避けるようにとの表示があるので、次に使うときに固まってしまっていたら処分してください。
アリが完全にいなくなるまでに1か月くらいかかるかもしれないので、来なくなったからとすぐ捨てるのはもったいないです。
一度こなくなったアリも、巣に残っていた卵が孵化してまたやってくるというパターンらしく、油断はできません。
アリメツの捨て方は?アリがいなくなったら捨てても大丈夫?
アリメツの捨て方ですが、アリメツは人間には無害なので普通にゴミとして捨てても問題ありません。
でも、丸ごと捨てて野良犬や野良猫がゴミを漁ったついでにもし食べてしまって、死んでしまったら嫌な気持ちになりますよね。
だからティッシュなどに吸い込ませてから燃えるゴミに捨てましょう。
赤ちゃんや高齢者がアリメツを誤飲しないように要注意!
人間には無害とは書きました。
ですが、少量であれば腎臓から排出されるので大丈夫なのですが、大量に摂取した場合については体の大きさもありますし、人によっては症状が出る可能性もあります。
でも、昆虫には腎臓がないためホウ酸を排出する機能がないので死んでしまいます。
ゴキブリにホウ酸団子を使うと駆除できるというのを聞いたことがあると思いますが、ゴキブリには腎臓がないからです。
人間には腎臓があるから問題ないといっても、体の小さい赤ちゃんなどが摂取してしまうと死ぬこともあるので、気を付けないといけません。
実際にホウ酸団子を食べてしまった赤ちゃんが死んだ例があります。
廊下や床にアリメツの容器を置いておくと、ハイハイしている赤ちゃんが間違えて舐める可能性もあります。
そして、アリメツの入ったボトルをその辺に置くと、誤って飲んでしまうこともあるので、厳重に保管してください。
臭いだけかぐと甘くていい匂いですから、おいしいものと勘違いすることもあります。
大人でもボトルの中身を全部飲んだら無害で済むかはわからないので、高齢者などにも気を付けてくださいね。
アリが来なくなったらアリメツはすぐ処分してもいい?
アリが来なくなったら処分してもいいかについてですが。
巣に残っている卵が孵化してまたやってくる場合があるので、数日こなくなったから終わりだろうと捨てるのはやめましょう。
最初のアリは巣に戻って死んで、そのアリを食べた女王アリもまた死ぬので、新たに卵が増えることはないですが、元々いた卵はまだ生きています。
10日くらいで卵から孵化しますので、忘れたころにまたやってくるというちょっといらつく展開になることでしょう。
また買いなおすのももったいないので、一度来なくなったらちゃんと密封して日の当たらないところに保管しておいてください。
といっても、庭があればアリはいくらでも巣を作るので、1つの巣が駆除されても、2度と来ないということはないですよね。
アリを家の中に入れない対策を!
家の中からアリがいなくなったら、今度は家の中に入れない対策をした方がいいと思います。
アリが侵入してきそうな場所にハッカ油やアルコールスプレーをすると、臭いが嫌で近づかないそうです。
アリが活動期の梅雨から夏はこまめにスプレーするのが大事かもしれません。
まとめ
家の中や庭、花壇などに無限に発生するアリに悩まされている人は多いですよね。
外ならまぁしかたないとも思いますが、家の中は勘弁してほしいです。
小さいアリが耳の中に入ったり、寝てるところを這いずり回ったり、考えただけで鳥肌が立ちます。
家の中に入ってくるアリは、ヒメアリという茶色くて小さいアリがほとんどで、駆除するにはアリメツが効果的です。
体が小さいので、粒の駆除剤は持ち帰れないからなのか臭いがそそられないのかわかりませんが、アリの巣コロリなどは効果なしという評価でした。
アリメツは甘い砂糖水のような味と臭いで、どんどん仲間が食べに来て最終的には巣の壊滅に成功した人が多くみられました。
とはいえ、いつかまた女王アリが庭にやってきたら、新たな戦いは続くことになるかもしれませんが、駆除方法がわかっていれば安心ですね。
そして実は「アリメツ」、あなたの家のアリにピッタリあった「あなたの家専用アリメツ」を自作できるんです。
「アリメツは自作できる?!「あなたの家のアリ好み」に仕上げる作り方」
には、そんなアリメツの自作のやり方について、詳しく説明しています。
あなたの家に侵入してくるアリにあった「アリメツ」を作ることができるので、効果てきめんですよ!