生命保険の加入時点で障害者になったら保険に入れないの?

スポンサードリンク

子供がうまれて、備えたいのは将来のことですよね。

学資保険や生命保険、医療保険などいろんな種類の保険があります。

特に体に支障がない多くの人は保険に入る時に、特に問題もなくさっと加入することができます。

では、障害がある場合はどうなのでしょうか?

耳が聞こえない、目が見えないなどの身体的な障害と知的な障害と場合によって加入できるかできないかが変わるのでしょうか?

今回は知的障害に絞って保険のお話をしていきたいと思います。

結論から言うと障害があったとしても保険に加入することができます。

それでも障害の種類や程度によっては保険契約者として不適格になる可能性があります。

保険のメリットを受けることは障害があってもできます。

保険には

  • 保険契約者
  • 被保険者
  • 保険金受取人
  • 保険者
の4つの立場があります。

保険者というのは保険金を支払う保険会社です。

この保険者と契約を結ぶのが保険契約者で、障害によって契約を結べる能力があると判断されると契約者にはなれません。

でも、障害があっても被保険者や保険金受取人にはなることが可能です。

被保険者とは、保険をかけられている人で、保険金受取人はそのままの通りお金を受け取る人です。

保険契約者と被保険者と保険金受取人は必ずしも一緒ではありません。

特に子供など未成年者は契約を結べないです。

親が保険契約者になり、子供を被保険者、親が保険金受取人にして医療保険や損害保険に加入することはかなり多いケースです。

被保険者が障害者だと、加入できない場合もあるのでしょうか?

障害者は生命保険に入れない?加入条件がゆるい保険はある?

スポンサードリンク

被保険者になるためには、告知を行う必要があります。

告知とは現在の健康状態や過去の病気について保険会社が加入希望者に向けて行うものです。

告知書と呼ばれる決まった書式にチェックや記入をします。

保険の告知書に障害を正確に告知しなかったらどうなる?

この質問の中に発達障害や知的障害などが含まれていなければ告知の範囲外ということになり問題なく加入できます。

保険会社によっては発達障害や知的障害について告知をする必要があることもあります。

告知をしたから必ずしも保険に入れないわけではありません。

告知する必要があることがあるのにしなかった場合は保険金が出なくなったりする可能性もあるので正直に答えましょう。

てんかんと障害の両方がある場合にも保険に加入できる?

告知で問題になるのが、てんかんなどの病気です。

発達障害や知的障害を持っている方のなかにはてんかんも持っていたり、起きる可能性があるからと服薬していたりする方もいます。

てんかんは、起きるタイミングや重症度によって死亡する危険度の高い病気と保険会社の中で位置付けられていることが多いです。

つまり、てんかんで引っかかると保険に入れなかったり、条件付きになる可能性があります。

こう言った合わせもつ病気が「障害があると入れない」と言われている原因かもしれません。

しかし、どの保険会社でも同じ基準で保険加入の可否を決めているわけじゃありません。

保険会社それぞれに基準がありますので、障害があっても加入できる保険もあります。

障害があるからと諦める必要はありませんよ。


スポンサードリンク

障害者でも入れる保険を紹介!障害者専門の保険会社も!

実は保険会社の中には障害がある方向けの保険会社もあります。

専門の保険会社であれば、障害があるから入れないということにはならないです。

さらに、障害について詳しく知っていて理解があるので、もしもの時の対応も安心です。

保険って入ったらおしまいではありません。

万が一の時に寄り添ってもらい、保険金を請求するサポートを受ける必要があります。

また、医療保険や損害保険などは、時代によって必要な補償が変わってくるので、定期的な見直しも必要です。

障害者専門の保険会社①ぜんち共済株式会社

「知的障害・発達障害・ダウン症・てんかんのかた向け」の保険を販売している会社です。

事故や万が一の時は、障害の特性に寄り添ったサポートなどが受けられるのがうれしいポイント。

障害者専門の保険会社②ジェイアイシー株式会社

こちらは知的障害者と自閉症専門の保険会社です。

保険加入時点で既にかかっている病気やてんかんでも入院給付金が出るのが特徴です。

会社自体は東北や北海道にしか支社がありませんが、全国の障害者や障害児のサポート協会が窓口になっています。

保険以外の相談もしやすいのもいいですよね。

スポンサードリンク

生命保険の加入時点で障害者になったら保険に入れない?のまとめ

一般的な保険のことはちょっと調べればたくさん情報が出てきます。

しかし、障害児となると情報が少ないですよね。

障害児だからこそ、パニックや予想外の行動で怪我や事故につながることもあります。

知的障害・発達障害に合わせて病気を持っていることも多く備えておきたいところでもあります。

一般の保険会社でも入れる可能性はあるので、お父さんお母さんの加入している保険会社に相談してみてもいいと思います。

障害者専門の保険会社になると、知識を持った方が対応してくれるのでどんな契約がいいのかなど相談もさらにしやすいと思います。

もしかしたら

「障害の程度が軽いので書かなくていいですよ」
「加入できなくなるかもしれないので障害のことは告知しないでください」

など保険の外交員に言われることがあるかもしれません。

言われた通りにせずきちんと正確に告知してくださいね。

虚偽の告知として罰せられる可能性があります。

障害者でも入れる保険会社での加入を検討するようにしましょう。