ブルーベリーを自宅で栽培している方は、多くがブルーベリーに適した酸性に調整されている土を使用していますよね。
でも、木から育てるブルーベリーをいざ植えてみたら、多く買っておいた土が余ってしまったということも。
私の実家にもブルーベリーの木が植えられているけれど、庭の片隅に袋に入れっぱなしの土がポンと置かれています。
実は、袋に入れっぱなしのまま土を保管しておくと、袋に空いた小さな穴から雨や水分が入り、カビが生えてしまうこともあるんです。
なので、袋のままの状態で土を補完しておくのはNGなんですが。。。ではどのように保管しておけばいいんでしょうか?
ブルーベリーの土が余った時の保管方法!袋に入れっぱなしはNG!?
一度封を開けたブルーベリーの土は、元々袋に空いている小さな穴から雨や水分が入りやすく、ベチャベチャになってしまう可能性があります。
なので、袋から全部出して保管しておくことが大切になります。
余ってしまった土をそのまま捨ててしまうのは、もったいないですからね。
それから、適切な保管場所についても説明していくので、保管する際のポイントにして欲しいと思います。
一度封を開けてしまった土はプラスチックケースへ!
ブルーベリーの土が余ってしまった時には、保存方法が大切になります。
私のおすすめは、プラスチックケースに入れて保管することです。
今はプラスチックケースも幅広い大きさのものが100均でも販売されているから、お手軽に購入できますよ。
また、プラスチックケースがおすすめの理由は、これから説明する3つになります。
土の保管にプラスチックケースがおすすめの理由①雨水を入りにくくする
さっきお伝えしたように、袋には元々小さな穴が空いているから、しっかりと密閉してくれるプラスチックが安心です。
さらに、水分によるカビの発生や腐敗、湿って使いにくくなるといった心配もありません。
土の保管にプラスチックケースがおすすめの理由②直射日光を防ぎ風通しの良い場所を確保できる
直射日光が当たると、ブルーベリー用に作られた酸性の成分が変化する可能性があります。
そして、袋に入れたままだと、袋が変色してしまって脆くなってしまいますよね。
頑丈な入れ物に入れておくことも、安心材料の一つになります。
土の保管にプラスチックケースがおすすめの理由③虫の混入を防げる
「小さなアリ」や「ナメクジ」、また「ネズミ」が土を食べてしまい、使い物にならなくなってしまうこともよくあるのです。
袋ではなく、プラスチックケースに入れておくことで、虫の混入を防ぐ効果もありますよ。
プラスチックケースに入れた土を保管する適切な場所は?
土を保管するには、雨や直射日光の当たらなくて、風通しの良い場所がおすすめです。
風通しが悪いと、知らぬ間に土の中に熱がこもってしまって、水蒸気でモワンとなってしまいます。
それぞれの家庭の造りによって、適切な場所は様々だと思うけれど、なるべく最適な場所で保管をしてくださいね。
ブルーベリーの土は他の植物に使っても大丈夫?他の土とは何が違うの?
最初にお伝えしたように、ブルーベリー専用の土は、酸性度合いのph値が高い土になって販売されています。
なので、他の植物を植えるときに再利用したい場合には、肥料や土を混ぜて最適な土にしてあげる必要があります。
手間はかかるけど、コスパの面や運ぶ時に重労働になる心配が省けるから、メリットもたくさんありますよ。
ブルーベリーの余った土を再利用して育てられるおすすめの植物を3つご紹介しますね。
余った土を再利用して育てたい!おすすめの植物
それでは、ブルーベリーの土を再利用して育てることができるおすすめの植物をご紹介していきます。
余ったブルーベリーの土を再利用して育てられるおすすめの植物①ツツジ
酸性度合いを好むツツジなら、ph値の高さを気にすることなく、そのまま使用できるので手軽に再利用できますよ。
4月中旬から5月中旬に咲くピンクの花が魅力的な植物だから、これからの春の暖かい季節にもピッタリですよね。
余ったブルーベリーの土を再利用して育てられるおすすめの植物②ミント
ブルーベリーとの相性が良いことでも知られているミントは、香りが強く虫がよってこないことでもありがたい存在の植物です。
ブルーベリーの近くに一緒に植えるとより良いですよ。
ミントは日陰にも強いので、植える時に日光が当たる場所を選ばなくて良いメリットがあります。
余ったブルーベリーの土を再利用して育てられるおすすめの植物③イチゴ
イチゴは家庭菜園で育つ果物の中でもチャレンジしやすいことで有名です。
割れてしまった酸性度合いの高い土でも、イチゴは育ちますよ。
なので、もしもちょっとブルーベリー用の土が変だなと感じた場合には、イチゴに再利用してみると良いと思います。
イチゴを、地植えじゃなくてプランターで育てる場合でも、再利用できますよ。
ブルーベリーの土のph値を調整する方法
もしも、ブルーベリーの土を他の植物に使用したい場合には、ph値を調整する必要があります。
植え替えなどで使用する石灰石を混ぜて、ph値をアルカリ性へと戻す作業が必要です。
土に石灰石を混ぜてすぐに植物を植えることに使用すると、植物が傷んでしまう場合があるから、1週間程度放置したものを使用してくださいね。
Ph値を調整するのが面倒だったり、自信がなかったりする方は、やはり新しい土を購入して使用するのが良いかもしれませんね。
ブルーベリーの土が余ったら!?のまとめ
春になってくると外作業もしやすくて、植物の栽培や手入れも楽しい時期になってきますよね。
力が入りすぎて、知らぬ間に体に負担をかけてしまいがちだけど、土の再利用方法を知っておけば負担も減るはず。
是非、楽しい園芸作業の時間を作っていってくださいね。