家族の毎日の献立をラクにしたい?カレー以外の日持ちおかず12選

カレーは一度にたくさん作れて便利ですが、何日も続くと家族が飽きたり、鍋を冷ますのに時間がかかったりします。

「カレー以外にも、温めるだけで食卓に出せるメインがあればいいのに」と思う方は多いのではないでしょうか。

作り置きで大切なのは、濃い味にすれば長持ちすると考えることではありません。

料理に合う保存方法を選び、食べる分ごとに小分けし、早く冷まして冷蔵または冷凍することが基本です。

この記事では、家族2~4人の平日ごはんを想定して、カレー以外で作り置きしやすいメイン料理を12品紹介します。

すべてを一度に作る必要はありません。

冷蔵で早めに食べる1品と、冷凍して後半に回す2品を選ぶだけでも、毎日の「何を作ろう」がぐっと軽くなります。

スポンサードリンク

カレー以外で日持ちする料理は?作り置きメイン12選の早見表

まずは、今回紹介する12品の特徴を見比べてみましょう。

「冷蔵向き」は近いうちに食べる料理、「冷凍向き」は食感が変わりにくい材料を選んだ料理です。

実際の保存期間は、レシピ、調理環境、冷蔵庫の温度、季節によって変わります。

冷蔵向き・冷凍向き・弁当向きを一覧で比較

料理 保存の考え方 使いやすい場面
肉じゃが 冷蔵向き。冷凍するならじゃがいもを小さくする 夕食
鶏むね肉と大根の味噌煮 冷蔵・冷凍どちらにも回しやすい 夕食、丼
厚揚げとひき肉のそぼろ煮 冷蔵向き。冷凍時は厚揚げの食感変化に注意 夕食、丼
具だくさん豚汁 冷蔵向き。冷凍分は根菜の選び方を工夫 夕食、朝食
鶏むね肉とトマトのチーズ煮 チーズを食べる直前に加えると冷凍しやすい 夕食、パスタ
きのこと鶏肉の和風煮込み 冷蔵・冷凍に回しやすい 夕食、うどん
ひき肉とピーマンのそぼろ 小分け冷凍しやすい 丼、弁当
キャベツと豚肉の重ね煮 冷蔵向き。汁ごと保存する 夕食
かぼちゃと厚揚げの煮物 冷蔵向き。冷凍は食感を確かめて少量から 軽い主菜、夕食
鶏つくねの照り焼き 1個ずつ冷凍しやすい 夕食、弁当
鮭と野菜の南蛮漬け 冷蔵向き。魚は購入後早めに調理する 夕食
豚肉と玉ねぎのしょうが焼き 加熱後も下味冷凍でも準備しやすい 夕食、弁当

この表は「どれが絶対に長持ちするか」を決めるものではなく、平日のどこで食べるかを考えるための目安です。

冷蔵庫に入れたから安心と思わず、作った日は記録しておきましょう。

迷ったら鶏肉・豚肉・ひき肉の3系統から選ぼう

最初の週は、鶏肉の煮込み、豚肉の焼き物、ひき肉のそぼろを1品ずつ選ぶと献立の印象が変わります。

煮る、焼く、炒めるという調理法も分かれるため、味も食感も単調になりにくい組み合わせです。

料理に慣れていない方は、冷蔵用に肉じゃが、冷凍用にそぼろとつくね、といった選び方でも十分です。

12品を制覇するより、家族が食べ切れる量を無理なく準備することを優先してくださいね。

スポンサードリンク

日持ちする料理をカレー以外で選ぶ4つの基準

作り置き向きの料理は、味の濃さだけでは決まりません。

容器へ分けやすいか、温め直してもおいしいか、家族が別の食べ方を楽しめるかまで考えると、失敗が少なくなります。

大量に作れるだけでなく1食分ずつ小分けしやすい料理を選ぶ

大きな鍋いっぱいに作れる料理でも、鍋のまま置いておくと中心まで冷えるのに時間がかかります。

そぼろ、つくね、しょうが焼きのように1食分へ分けやすい料理なら、冷却も保存もスムーズです。

煮込み料理を選ぶときも、浅めの保存容器を数個用意してから調理を始めると慌てません。

作る量ではなく、安全に冷まして保存できる量を上限にすると覚えておきましょう。

汁気・食材・再加熱後の食感から冷蔵と冷凍を決める

煮汁がある料理は、温め直したときにパサつきにくいのが魅力です。

一方、じゃがいもや豆腐、こんにゃくは、冷凍すると水分が抜けて食感が変わることがあります。

冷凍したい肉じゃがは、じゃがいもを小さく切るか軽くつぶすと違和感を抑えやすくなります。

チーズや薬味のように後から足せるものは、保存前に混ぜ込まなくても大丈夫です。

基本の味で保存しておき、食卓に出す日に仕上げると、食感と香りを楽しめます。

主菜のボリュームと家族が飽きないアレンジ幅を確認する

野菜中心の煮物は体にやさしい一方、家族によっては主菜として物足りなく感じることがあります。

鶏肉、豚肉、魚、厚揚げなどを組み合わせ、ご飯と一緒に食べたときの満足感を考えましょう。

翌日は丼、次は麺の具にできる料理なら、同じ鍋から取り分けても別の献立に感じられます。

そぼろ、トマト煮、和風煮込みは展開しやすく、初心者にも扱いやすい3品です。

冷蔵で早めに食べる料理と冷凍ストックする料理を組み合わせる

週末に作った料理をすべて冷蔵すると、後半になるほど保存状態が気になってしまいます。

月曜と火曜に食べる冷蔵料理、週の後半に解凍する冷凍料理というように、最初から役割を分けると安心です。

冷凍分は、作った日の新しいうちに取り分けます。

食卓へ一度出した残りを後から冷凍するのではなく、清潔な器具で保存用を先に確保するのがコツです。

スポンサードリンク

カレー以外で作り置きしやすいメイン料理おすすめ12選

ここからは、身近な材料で作りやすい12品を紹介します。

分量や加熱時間は使う食材の大きさやレシピに合わせ、肉や魚は中心までしっかり火を通してください。

1. 豚肉とじゃがいもの肉じゃが

肉じゃがは、豚こま切れ肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじんを一度に使える定番です。

具材を油で軽く炒め、だし、しょうゆ、砂糖、みりんで煮れば、白いご飯に合う主菜になります。

冷蔵で早めに食べる予定に向いています。

冷凍するとじゃがいもの食感が変わりやすいため、冷凍分だけじゃがいもを小さめにするか、じゃがいもを除いて保存する方法もあります。

翌日は汁気を少し切り、卵でとじてもおいしく食べられます。

2. 鶏むね肉と大根の味噌煮

鶏むね肉はそぎ切りにして薄く片栗粉をまぶすと、温め直したときもかたくなりにくくなります。

下ゆでした大根と一緒に、だし、味噌、少量の砂糖で煮て、やさしい味に仕上げましょう。

ご飯に煮汁ごとかけたり、刻みねぎやしょうがを添えたりできるため、同じ味が続きにくい料理です。

冷凍する場合は1食分ずつ煮汁と一緒に入れ、食べる前に全体が熱くなるまで温めます。

3. 厚揚げとひき肉のそぼろ煮

厚揚げに豚ひき肉や鶏ひき肉のあんを絡めると、少ない肉でも満足しやすい一皿になります。

しょうゆとしょうがをきかせ、水溶き片栗粉で軽くとろみをつけると、ご飯にのせやすくなります。

厚揚げは冷凍後に少しスポンジのような食感になることがあります。

気になる方は冷蔵分として作るか、そぼろあんだけを冷凍してください。

小松菜やきのこを加えると、一皿で野菜も取りやすくなります。

4. 豚肉と野菜の具だくさん豚汁

豚汁は汁物ですが、豚肉、にんじん、大根、ごぼう、きのこなどをたっぷり入れれば、忙しい日の主役に近い存在になります。

おにぎりや冷ややっこを添えるだけで、無理のない夕食が整います。

冷凍予定の分には、食感が変わりやすいじゃがいもやこんにゃくを入れない方法があります。

味噌の香りを楽しみたいときは、薄めに味をつけて保存し、温め直すときに少量の味噌を足しましょう。

5. 鶏むね肉とトマトのチーズ煮

鶏むね肉、玉ねぎ、きのこをトマトで煮ると、カレーとは違う洋風の作り置きになります。

酸味が強く感じられるときは、玉ねぎをよく炒めたり、少量の砂糖を加えたりすると味がまとまります。

保存するときはチーズを入れず、食べる直前にのせると風味が残ります。

ご飯だけでなく、パンやパスタにも合わせやすいので、週後半の味変にも便利です。

6. きのこと鶏肉の和風煮込み

鶏もも肉または鶏むね肉と、しめじ、まいたけ、えのきをしょうゆ味で煮込みます。

きのこから水分とうま味が出るため、調味料を増やしすぎなくても味がなじみます。

うどんのつゆへ加えたり、大根おろしを添えたりすると印象が変わります。

冷凍用は煮汁ごと平らにして保存すると、必要な分を取り出しやすくなります。

7. ひき肉とピーマンのそぼろ

ひき肉、細切りのピーマン、みじん切りの玉ねぎを炒め、しょうゆ、みりん、しょうがで味を整えます。

汁気が多く残らないように炒めれば、丼にも弁当にも使いやすいおかずです。

いり卵と合わせて二色丼にしたり、豆腐へかけたり、レタスで包んだりできます。

薄く平らに小分け冷凍しておくと、短い時間で解凍しやすいのも助かります。

8. キャベツと豚肉の重ね煮

ざく切りキャベツと豚薄切り肉を交互に重ね、少量のだしで蒸し煮にします。

鍋に入れたら火にかけるだけなので、複数の作り置きを並行するときにも作りやすい一品です。

保存するときは、肉が煮汁に触れるように容器へ入れると乾きにくくなります。

食べる日はポン酢、ごまだれ、味噌だれなどを選び、保存時の味つけを濃くしすぎないのがおすすめです。

9. かぼちゃと厚揚げの煮物

かぼちゃだけでは副菜になりやすいところへ厚揚げを加えると、軽めの主菜として使えます。

ひき肉を少し加えてあんかけにすれば、育ち盛りの子どもにもボリュームを出せます。

かぼちゃは煮崩れしやすいため、途中で何度も混ぜず、鍋を軽く揺らす程度にします。

冷凍後の食感には好みがあるので、初回は少量だけ試すと失敗を減らせます。

10. 鶏つくねの照り焼き

鶏ひき肉に刻んだ玉ねぎ、片栗粉、しょうがを混ぜ、小さめに丸めて焼きます。

中まで火を通してから、しょうゆ、みりん、砂糖のたれを絡めれば、ご飯が進む味になります。

1個ずつ離して冷凍し、固まってから保存袋へまとめると必要な数だけ使えます。

弁当に回す分は小ぶりに、夕食用は少し大きめに作ると便利です。

11. 鮭と野菜の南蛮漬け

鮭に薄く片栗粉をまぶしてしっかり加熱し、玉ねぎ、にんじん、ピーマンと一緒に甘酸っぱい南蛮だれへ漬けます。

冷たいままでも食べやすく、肉料理が続いた週の変化になります。

魚は購入後すぐ冷蔵し、鮮度のよいうちに調理しましょう。

作り置き後も冷蔵庫を過信せず、早めに食べます。

家族に酸味が苦手な方がいる場合は、たれを別にして食べる直前にかけてもかまいません。

12. 豚肉と玉ねぎのしょうが焼き

豚こま切れ肉や豚薄切り肉を使えば、人数分を一度に焼きやすくなります。

玉ねぎを加えると甘みとボリュームが出て、千切りキャベツや温野菜を添えるだけで一食が整います。

加熱後に保存するほか、肉とたれを袋へ入れて下味冷凍し、食べる日に焼く方法もあります。

加熱済みと生の下味冷凍が混ざらないよう、袋へ内容と日付を書いて区別してください。

作り置きメインを安全に長持ちさせる冷蔵・冷凍保存の方法

作り置きは、作った後の扱いまで含めて料理です。

家庭での食中毒予防は、菌をつけない、増やさない、加熱で減らすという基本を意識すると分かりやすくなります。

保存日数は食材・季節・保存状態を踏まえて短めに考える

家庭の作り置きでは、冷蔵は作った日を含めて2~3日程度で食べる予定を立て、後半分は早めに冷凍すると管理しやすくなります。

ただし、これはすべての料理の安全を保証する期間ではありません。

使った食材、火の通り方、室温に置いた時間、冷蔵庫の状態で変わります。

冷凍も永久に保てるわけではないため、家庭では2~3週間ほどで無理なく食べ切れる量にすると、味や食感の低下を抑えやすくなります。

レシピに保存方法と期間の指定がある場合は、そちらを優先してください。

鍋のまま常温に置かず浅い容器などで早く冷ます

大きな鍋は中心部の温度が下がりにくく、外側が冷めたように見えても中は温かいことがあります。

煮込み料理は1食分ずつ底の浅い容器へ移し、できるだけ短い時間で温度を下げてから冷蔵または冷凍します。

熱い鍋を長時間テーブルへ置きっぱなしにするのは避けましょう。

「完全に冷めるまで何時間も待つ」のではなく、小分けで素早く冷ますことが大切です。

清潔な容器へ1食分ずつ小分けしてすぐに冷蔵・冷凍する

保存容器とふたはきれいに洗い、よく乾かしておきます。

取り分けに使う箸やスプーンも、食事に使ったものとは分けましょう。

容器へ詰めすぎず、1回で食べる量に分けると、何度も出し入れする必要がありません。

冷蔵庫へ食品を詰め込みすぎると冷気が回りにくくなります。

作り置きをする日は、先に冷蔵庫の空きを確かめておくと安心です。

作った日をラベルで管理して古いものから食べる

容器の中身が見えても、作った日までは思い出せないことがあります。

料理名、作った日、加熱済みか下味冷凍かを書いておきましょう。

マスキングテープと油性ペンを保存容器の近くへ置くと続けやすくなります。

家族にも「月曜は冷蔵の肉じゃが、木曜は冷凍のつくね」と伝えておけば、予定外に食べられて献立が崩れることも減ります。

中心まで十分に再加熱して異変があれば食べない

冷蔵・冷凍した料理は、食べる前に中心までしっかり温めます。

電子レンジは温度にむらが出やすいため、途中で混ぜたり、向きを変えたりしてください。

肉や魚を最初に調理するときも、中心まで十分に加熱します。

におい、見た目、ぬめり、味に少しでも違和感があるときは、味見で確かめず食べないでください。

再加熱すれば、保存状態が悪かった料理も必ず安全になるわけではありません。

弁当へ入れるときは十分に再加熱してから冷ます

作り置きを弁当に使うときは、冷たいまま詰めず、十分に再加熱します。

ただし、熱いままふたをすると蒸気が水滴になりやすいため、清潔な場所で冷ましてから詰めましょう。

汁気は切り、おかず同士はカップなどで分けます。

持ち運び中は保冷剤や保冷バッグを使い、職場に冷蔵庫があれば早めに入れます。

家庭で冷凍したおかずを「自然解凍できる市販品」と同じ感覚で入れるのは避けましょう。

日曜の午後に「鶏むね肉と大根の味噌煮」「ピーマンそぼろ」「鶏つくね」を作りました。

2人分で約1時間20分かかり、500ml前後の保存容器を4個と冷凍用の袋を2枚使いました。

月曜は味噌煮、水曜はそぼろ丼、金曜は冷凍したつくねにしたところ、同じ味が続かず献立を考える時間が減りました。

大根は大きく切りすぎると温め直しに時間がかかったので、次は一口大にそろえたいと思います。

作り置きで失敗しやすい料理と食材の対処法

冷凍できるかどうかは、食べられるかだけでなく、おいしい食感が残るかも大切です。

使いたい食材の特徴を知り、無理に全部を同じ方法で保存しないようにしましょう。

じゃがいも・豆腐・こんにゃくは冷凍後の食感変化に注意する

大きなじゃがいもはパサつきやすく、豆腐や厚揚げは水分が抜けて弾力が強くなり、こんにゃくはかたく感じることがあります。

これらを含む料理は冷蔵で先に食べるのが簡単です。

どうしても冷凍したい場合は、じゃがいもをつぶす、豆腐ではなくひき肉のあんだけ冷凍する、こんにゃくを除くなど、材料ごとに分けて考えます。

少量で試して、家族が気にならない食感か確認しましょう。

生野菜・半熟卵・加熱不足の肉は作り置き方法を分ける

サラダ用の生野菜は洗って水気を切り、加熱したおかずと別に保存します。

半熟卵を何日分もまとめて用意するのではなく、食べる日に作るほうが扱いやすいでしょう。

肉は色だけで判断せず、中心まで火が通る大きさにそろえます。

下味冷凍は「調理済み」ではないため、解凍後に必ず加熱が必要です。

保存袋の表示を大きくしておくと、家族が取り違えにくくなります。

におい・ぬめり・味に違和感がある料理は食べない

期限の目安内でも、長く常温へ置いた、冷蔵庫の扉を何度も開けた、清潔ではない箸で取り分けた、といった条件で状態は変わります。

酸っぱいにおい、普段と違う色、表面のぬめりなどがあれば処分しましょう。

見た目やにおいに変化がない食中毒原因もあります。

五感だけを安全確認の方法にせず、作ったときから時間と温度を管理することが基本です。

12品を活用した1週間の作り置き献立

12品の中から毎週3品を選ぶと、4週間かけて無理なく試せます。

ここでは、冷蔵2品と冷凍1品を組み合わせた平日5日間の回し方を紹介します。

週末に3品だけ仕込み冷蔵分から先に食べる

日曜に肉じゃが、ピーマンそぼろ、鶏つくねを作る場合、肉じゃがは月曜、そぼろは火曜と水曜、つくねは作った日に冷凍して木曜か金曜に回します。

途中で外食になっても、冷凍分なら日程をずらしやすいのが利点です。

作り置きだけで1週間を埋めようとすると、調理量も保存容器も増えます。

週の半分を助けてもらうくらいが、初心者には続けやすい量です。

買い物リストを肉・野菜・調味料に分けて準備する

献立を決めたら、買い物メモを肉・魚、野菜、豆腐類、調味料に分けます。

たとえば肉じゃが、そぼろ、つくねなら、豚肉と鶏ひき肉、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、ピーマンを中心にそろえます。

玉ねぎを肉じゃが、そぼろ、つくねへ分けて使えば、余りにくくなります。

調味料はしょうゆ、みりん、砂糖、味噌など重なるものが多いので、家にある量を確認してから出かけましょう。

月曜から金曜までのメイン・副菜・汁物の組み合わせ例

曜日 メイン 添えるもの 手間を減らす工夫
月曜 肉じゃが 豆腐とわかめの味噌汁 切るものが少ない汁物にする
火曜 ピーマンそぼろ丼 トマト、即席スープ 丼にして洗い物を減らす
水曜 そぼろ入り卵焼き 温野菜、ご飯 残りを別の形にする
木曜 鶏つくねの照り焼き 千切りキャベツ、味噌汁 朝に冷蔵庫へ移して解凍する
金曜 つくねの和風スープ うどん 鍋1つで仕上げる

副菜まで全部作り置きにしなくても、冷凍野菜、洗って使える葉物、豆腐、乾物の味噌汁などを組み合わせれば十分です。

ご飯・パン・麺に展開して同じ味に飽きないようにする

トマト煮はパスタソースやパンに合う具へ、和風煮込みはうどんの具へ、そぼろは丼やオムレツの具へ変えられます。

元の料理を少し薄めに味つけしておくと、しょうゆ、味噌、チーズなどを後から加えやすくなります。

家族全員の味を鍋の中で変えるのではなく、各自の皿で薬味やたれを足すと、子どもと大人で好みが違っても対応できます。

弁当に使う分は先に取り分け安全に持ち運ぶ

夕食の残りを翌朝そのまま詰めるのではなく、作った段階で弁当用を清潔な容器へ取り分けます。

朝は十分に再加熱してから冷まし、汁気を切って詰めてください。

長時間持ち歩く日は保冷剤を使い、できるだけ涼しい場所へ置きます。

体調、気温、持ち運ぶ時間に不安がある日は、無理に作り置きを使わず当日調理や市販品へ切り替えるのもよい選択です。

作り置き料理をおいしく仕上げる時短・節約のコツ

せっかく作り置きを始めても、休日が丸ごと調理で終わると続きません。

切る順番、調理器具、味つけを少し工夫して、頑張りすぎない仕組みにしましょう。

下味と加熱時間をそろえて肉をやわらかく仕上げる

鶏むね肉は厚さをそろえて切り、片栗粉や少量の油をまとわせると水分を保ちやすくなります。

豚肉は一度に鍋へ詰め込まず、必要なら2回に分けて焼くと、蒸れすぎず香ばしく仕上がります。

温め直す料理は、最初の加熱で煮詰めすぎないことも大切です。

食べる日に味を確認し、濃い場合はだしや水を少し足してください。

鍋・フライパン・電子レンジを料理に合わせて使い分ける

鍋では煮物を作り、その間にフライパンでそぼろやつくねを焼くと、待ち時間を減らせます。

電子レンジは野菜の下ごしらえに使えますが、加熱むらが出やすいので、途中で混ぜて状態を確認しましょう。

調理器具を増やしすぎないために、味の薄い料理から濃い料理の順に同じフライパンを使う方法もあります。

生肉を扱った器具は、そのまま加熱後の料理に触れないよう注意してください。

味噌・ごま・チーズ・薬味で味を変える

同じ鶏肉の煮物でも、初日は味噌、翌日はすりごま、別の日は刻みねぎや七味を添えると変化がつきます。

トマト煮にはチーズ、和風煮込みには大根おろし、しょうが焼きにはレモンを合わせるのもよいでしょう。

味変は保存前ではなく、食べる直前に少量ずつ行います。

鍋全体の味を何度も変えずに済み、家族それぞれが好みを選べます。

じゃがいも・玉ねぎ・大根・きのこを複数の料理で使い切る

一つの食材を一つの料理だけに使おうとすると、半端に余りやすくなります。

玉ねぎは肉じゃが、そぼろ、つくねへ、大根は味噌煮と豚汁へ、きのこは和風煮込みとトマト煮へ分けましょう。

ただし、買った食材をすべて調理する必要はありません。

使い切れる量だけ買い、予定が変わったら生のまま適切に冷凍できる食材は早めに保存するほうが、無駄を減らせます。

カレー以外で日持ちする料理を作るときのよくある疑問

最後に、作り置きを始めると迷いやすい点を整理します。

保存方法に自信が持てないときは、長く保存する工夫より、作る量を減らして早めに食べる方法を選びましょう。

作り置きおかずは冷蔵・冷凍で何日保存できる?

家庭では、冷蔵分は作った日を含めて2~3日程度で食べる計画にすると管理しやすいでしょう。

冷凍分も2~3週間ほどで食べ切れる量が扱いやすい目安です。

ただし、料理ごとの安全を保証する数字ではありません。

冷蔵庫の温度、調理後に常温へ置いた時間、使った食材などで状態は変わります。

公開レシピを使う場合は、そのレシピの保存条件を確認し、迷う料理は早めに食べてください。

鍋のまま保存してもよい?

大鍋のままでは中心まで冷えるのに時間がかかるため、煮込み料理は浅い容器へ小分けするのが基本です。

冷蔵庫の場所も取りにくく、1食分ずつ温めやすくなります。

鍋を冷蔵庫へ入れられる場合でも、何度も鍋全体を出して温め直すより、食べる量だけ取り出すほうが扱いやすいでしょう。

冷凍した作り置きは自然解凍で食べられる?

家庭で作って冷凍したおかずは、冷蔵庫、電子レンジ、流水など料理に合う方法で解凍し、中心まで十分に再加熱するのが安心です。

市販の「自然解凍可」と表示された冷凍食品は、その条件に合わせて作られています。

家庭の作り置きと同じではありません。

朝に使うなら、前夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移すか、朝に電子レンジで解凍・再加熱します。

室温へ長時間置いてゆっくり解凍する方法は避けてください。

大量に作った料理を最後まで飽きずに食べるには?

味つけを完成させすぎず、薬味、たれ、主食を食べる日に変えるのが簡単です。

そぼろなら丼、卵焼き、レタス包み、トマト煮ならご飯、パン、パスタへ展開できます。

それでも余りそうなら、次回は量を減らしましょう。

大量に作ることが目的ではなく、家族が無理なく食べ切れて、平日の負担が軽くなることが作り置きのゴールです。

カレー以外の作り置きメインで平日の食卓をラクにしよう

この記事のポイントをまとめます。

  • カレー以外の作り置きは鶏肉・豚肉・ひき肉の3系統から選ぶと迷いにくい
  • 最初は冷蔵用1品と冷凍用2品ほどで十分
  • 大量に作れる量ではなく安全に小分けできる量を基準にする
  • 肉じゃがや厚揚げ料理は冷凍後の食感変化に注意する
  • そぼろやつくねは小分け冷凍しやすく弁当にも回しやすい
  • 煮込み料理は鍋のまま放置せず浅い容器で早く冷ます
  • 容器には料理名・作った日・加熱済みかどうかを書く
  • 冷蔵・冷凍した料理は中心まで十分に再加熱する
  • 弁当のおかずは再加熱後に冷ましてから詰める
  • 薬味・たれ・主食を変えると同じ料理でも飽きにくい

カレー以外にも、肉じゃが、鶏肉の味噌煮、そぼろ、つくね、トマト煮など、まとめて作りやすいメインはたくさんあります。

全部を一度に作ろうとせず、今週食べたい3品を選んでみてください。

冷蔵と冷凍を最初から分け、作った日を記録し、食べる前にしっかり温める流れができると、作り置きへの不安は少しずつ減っていきます。

家族の予定や食べる量に合わせて、頑張りすぎない作り置きで平日の食卓をラクにしていきましょう。