おめでたいはずの結婚式準備。
なのに…喧嘩の連続で「もう別れようか」なんて空気になってしまうこと、実は珍しくありません。
私も、友人カップルが準備中に破談寸前までいった話を聞いたとき、胸がぎゅっと痛みました。
まるで自分のことのように感じてしまったほどです。
「どうしたらそんなことにならずに済むの?」って、誰だって思いますよね。
結婚式というのは人生で一番幸せなはずの日の準備ですから、できるなら笑顔で迎えたいと思うのは自然なことですし、私も心からそう願います。
この記事では、そんなあなたの不安を少しでも軽くして、もう一度ふたりが笑顔で向き合えるヒントを、私自身が経験した友人たちのエピソードや私なりに感じたことも交えながら、具体的かつ温かい視点でお届けしていきます。
ぜひ最後まで読んでみてください。
結婚式準備の喧嘩が破談につながる理由
結婚式に温度差がありすぎる
片方が張り切りすぎて、もう片方が全然乗り気じゃない…。
準備を進めるうちに「この人と価値観が合わないのかも」って不安になる気持ち、痛いほどわかります。
私の友人も「なんでこんなにやる気がないの?」と悲しくなっていました。
でも、結婚式に対する気持ちは人それぞれ違って当たり前なんです。
そこで喧嘩になるよりも、最初にお互いの理想や希望を聞いておくだけでずいぶん違ったと思います。
相手に聞いてみると案外「恥ずかしいだけだった」「どうしたらいいかわからなかった」という本音が出てきたりするものです。
準備の大変さに押しつぶされそうになる
思った以上にやることが多い結婚式準備。
リストアップしてみると「無理!」と叫びたくなるくらいです。
そんな中で協力的じゃない相手にイライラして、喧嘩が絶えなくなる…。
私も「一緒に準備するのが当たり前でしょ?」って思ってしまうタイプなので、友人の気持ちがよくわかりました。
でも、相手は不器用なだけで悪気がない場合もあります。
頼み方を少し変えるだけで「俺も手伝うよ」と言ってくれたりしますよ。
ときにはタスクを小分けにして「これだけお願い」と言うだけでも負担感が減りますし、達成感も生まれてお互いの雰囲気が変わることもあります。
家族の意見がぶつかる
結婚は二人だけのものじゃなく、家族の意見も出てくるものです。
親からの注文や干渉で気持ちがすれ違うことも…。
私の友人も、両家の親の意見に板挟みになって泣いていました。
そんな時は二人で「どうしたいのか」を決め、それを基準に話し合うと迷いが減ります。
親の気持ちも大事だけど、主役は二人ですから。
親を尊重しつつも「私たちはこうしたい」という意思を見せると、意外に親も納得してくれることがあります。
お金の問題が浮き彫りに
結婚式はお金がかかります。
どちらかのこだわりが強くて予算オーバー…なんて喧嘩も珍しくありません。
現実的に考えつつ、お互いが納得できるラインを探すことが重要です。
友人カップルも、二人で優先順位を決めて、お金の使い方を話し合いながら落ち着きを取り戻していました。
結婚生活が始まってからのことも考えて「ここは我慢して、そのぶん新婚旅行にまわそう」など、未来の楽しみを提案するのもおすすめです。
破談を避けるためにできる3つのこと
気持ちを落ち着けて本音を伝える
イライラしたままでは、相手の気持ちを傷つけてしまうだけですし、誤解も深まります。
まずは深呼吸して、自分が本当に伝えたいことを整理してから話してみてください。
「結婚したい気持ちはあるけど、準備がしんどいだけなんだ」って言葉にするだけで、相手も「そうだったのか」と受け止めてくれるはずです。
さらに、感謝の気持ちや相手への思いを一言添えると、より心が通じやすくなります。
私の友人も、このひと言で相手が涙ぐみ、そこから準備がうまく進み出したと言っていました。
素直な本音は、ときに喧嘩以上に強い絆を作ります。
相手を責めずに未来を語る
「なんで手伝ってくれないの!」ではなく、「こういう式にしたいから一緒に考えたいな」と未来のイメージを共有する言い方に変えると、相手も気持ちよく協力してくれます。
責められると誰だって意固地になりますが、一緒に未来を想像すると不思議と優しい気持ちになるものです。
さらに、「この先の生活もこうやって一緒に決めていきたいね」と付け加えると、二人の関係をより前向きに捉えられるようになります。
友人も、未来の夢を語りながら準備をするようになってから喧嘩が減り、お互いを思いやれるようになったそうです。
第三者の力を借りる
二人だけで煮詰まってしまうなら、友人や式場スタッフ、カウンセラーなど第三者の力を借りるのも手です。
客観的な視点が入ると、意外と簡単に解決することもありますよ。
特にプロのアドバイザーは、同じようなケースをたくさん見ているので心強いですし、アドバイスも的確です。
友人も、式場のプランナーさんに相談して「そんなことで悩むカップルは多いですよ」と言われて安心していました。
プロの提案でスムーズに準備が進むようになったと言っていました。
二人だけで抱え込みすぎず、周囲に頼るのも大切です。
結婚式準備はふたりの初めての共同作業
私の友人夫婦も、準備の段階では「もう無理かも」と思うくらい喧嘩ばかりしていました。
毎日のように言い合いになって、それでも二人で夜遅くまで話し合い、涙を流しながらも少しずつ歩み寄っていったそうです。
でも、乗り越えた先で迎えた結婚式は、二人にとって本当に特別で、かけがえのない一日になったと聞きました。
準備の中で見えた価値観の違いやお互いの不器用なところも、思いやりと歩み寄りでちゃんと乗り越えられるものだと私も感じました。
私が式に出席したとき、二人が晴れやかな笑顔でお互いを見つめ合う姿を見て、胸が熱くなり「やっぱりこの二人は一緒になるべきだったんだな」と強く感じました。
同時に自分も学ばされる思いがしました。
そんな風に、結婚式の準備は二人にとって最初の大きな試練でもあり、大きな絆をつくる大切な時間なのだと思います。
まとめ
結婚式準備で喧嘩するのは、二人が真剣に向き合っている証拠です。
準備はただの通過点、ゴールは「幸せな夫婦になること」です。
意見がぶつかっても、相手を思いやり、寄り添う気持ちを忘れなければ、必ず絆は深まります。
もし今苦しくても、それはきっと二人が一緒に成長している証ですし、その先にはもっと強い絆と深い信頼が待っているはずです。
どうか一人で悩まないでくださいね。
あなたが思っている以上に、相手も同じように悩み、幸せな未来を願っているかもしれません。
大丈夫、ふたりなら、きっと乗り越えられます。
あなたが「最高の結婚式だったね」と笑顔で振り返るその日を、心から願っています。
その日の喜びが一生の思い出となりますようにと願っています。