一人暮らしを始めると、欲しなるのが自転車ですよね。
自転車があると、近所のコンビニとかスーパーに買い物に行くのもとっても楽ちんだし、歩くのよりも早いから、時間の節約にもなります。
ただ、普通にママチャリだとかっこ悪いし、最近乗ってる人が多い「折りたたみ自転車(ちっちゃい自転車)」とか、オシャレな感じで。
「ショッピングモールとかでも安く売ってて、街乗りにはちょうどいいかも?」って思ってる人も多いんじゃないでしょうか?
「でもその折りたたみ自転車、あなたの生活に本当に必要ですか?」
「折りたたみ自転車である必要って何ですか?」
「折りたたみ自転車ってどれくらいの速度で走ることができるか知ってマスか?」
「折りたたみ自転車も選び方を間違えると、こいでもなかなか進まない…なんてことになるって知ってますか?」
などなど、折りたたみ自転車の意外と知らない「本当のこと」について、詳しく見ていきましょう!
折りたたみ自転車ってスピードはどれくらい出るの?
折りたたみ自転車って、どれくらいのスピードが出るんでしょう?
自転車のスピードが出る為の条件
- タイヤのサイズ(インチ数)
- ドラムの大きさ
- 変速ギアの有無や段数
- 乗る人の筋力
けれど、一般的な速度としては、
- 普通にこいで「15キロくらい」
- 頑張ってこいで「18キロくらい」
これは、普通にこいだ時が、おばちゃんのママチャリくらいの速さ(超速いおばちゃんもいるけど、それは例外)
頑張った時が、高校生とかの普通に乗ってるくらいの速度です。
もちろん、1万円くらいの格安自転車と10万円する高級自転車では、スペック的にも「出すことができるスピード」も全然違ってきます。
でも、その辺で普通に売られてる「1万円~3万円くらいの折りたたみ自転車」だと、こんなものと思っておけば間違いないでしょうね。
値段の基準としては、大体5万円(定価ベースで)を超えるくらいの折りたたみ自転車だと、軽量で走行性能も兼ね備えたものになる感じですかね。
ミニベロという選択肢
ここで一つ質問です。
あなたが自転車を使う目的を考えたときに「折りたためること」って本当に必要ですか?
実は、折りたたみ自転車を買っても、ほとんど折りたたまないって人が、とっても多いんです。
それじゃ「折りたためるけど折りたたまない自転車」ですよね。
まるで「ガラケーからスマホに変えたけど、電話としてしか使ってない」的な感じでしょうかねえ。
そこで、そんな「折りたためるけど折りたたまない自転車」な人におすすめなのが、前にご紹介した、折りたためない小口径の自転車「ミニベロ」なんです。
その理由は、折りたたみ自転車は普通の自転車に比べて「折りたたみ部分」を補強する必要があります。
そして、どうしてもその「補強」の部分の重量が重くなってしまうんですね。その為にお値段も重~くなっちゃいます。
同じ「小口径の自転車」でも、折りたためない「ミニベロ」の場合だと、同じ性能の自転車にしても、折りたたみ自転車よりも安く買うことができるんです。
なので、「よく考えたら、私って折りたたむ機能なんて必要ない気がする。でも、小さくてオシャレな自転車がほしい」って人には。
私だったら折りたたみ自転車ではなく、ミニベロをおすすめします。
ちなみに、今私が乗っているのも「ミニベロ」です
そんな、私がミニベロを購入したときのことを
「自転車のミチクサを買ってみた!注文して届くまでのレビュー」
に詳しくまとめています。
ちなみに、出すことのできるスピードは
「ママチャリ」 < 「私のミニベロ」 < 「ロードバイク」
といった感じでしょうか。
ミニベロってタイヤが小さめな分、直線時の安定性だとかが、大きなタイヤの自転車に比べてよくない気がします。
そういうこともあって、今乗っている自転車のスピードが
- 安定性もあって
- ママチャリならぶっちぎれる
「小口径の自転車を検討していて、でも折りたたみ自転車じゃなくてもいいかも。。。」と思い始めている人は、ぜひ参考にしてくださいね!
折りたたみ自転車って一人暮らしの必需品?
一人暮らしを始めると、ほしくなってくる自転車。近所を歩いてると、最近はママチャリとかよりも、折りたたみ自転車に乗ってる人を多く見かけますよね~。
確かに見た目(デザイン)は、オシャレなものが多いですし、街中で乗ってるのを見ると、とってもスタイリッシュに見えちゃいますもんね。
小さな自転車=折りたたみ自転車じゃない
小さな自転車に乗ってる人を見かけると「折りたたみ自転車」って思っちゃう人が多いけど、実際は違うんですよね。
よく学生とか若い人が乗ってる小さな自転車のほとんどが「折りたたみ自転車」でああるんだけど、折りたためない「小さな自転車」っていうものもあるんです。
そんな自転車のことを「ミニベロ」って言います。
小さな自転車を何で「ミニベロ」って呼ぶの?
何でミニベロって呼ぶかって言うと、自転車の事をフランス語で「Vero(ベロ)」って言います。
なので、小さな自転車のことを「ミニベロ」って呼ぶんですね。
本来は、タイヤの小さな折りたたみ自転車も、このミニベロに含まれます。
でも最近では「折りたたみ自転車(フォールディングバイク)」っていうもの自体がm1つのジャンルとして確立しちゃってます。
なので、折りたためない小さな自転車のことを「ミニベロ」って呼ぶことが多いです。
折りたたみ自転車のメリット
折りたたみ自転車のメリットは、その自転車の呼び名にもなってる「折りたためること」ですよね。
じゃぁ、折りたためると何がいいんでしょう?
自転車が折りたためることで、考えられるメリットを上げてみますね。
折りたたみ自転車のメリット
- 折りたためてコンパクトになるので車に乗せるときにシートを倒さなくていい
- 自転車がコンパクトになるので、お部屋にインテリア替わりに置いたり、玄関先に置いたりできる
- 専用のキャリーケースに入れれば電車やバスに携帯して乗れる(別途料金がかかっちゃいますが)
- 普段、あまり使わない時にはコンパクトに収納しておける
その他にも、折りたたみ自転車は小口径でサイズも小さなものが多いから、街乗りで小回りがきいて便利だとかもありますよね。
私の場合も、街乗りでのフットワークの軽さでとっても重宝してます。
折りたたみ自転車のデメリット
逆に、折りたたみ自転車のデメリットって何があるんでしょうか?
自転車が折りたためることで、考えられるデメリットも上げてみますね。
折りたたみ自転車のデメリット
- オシャレなものが多く自転車が小さいから、盗難にあいやすい
- 自転車本体は大丈夫でも折りたたみの部分が劣化しやすい
- タイヤが小さいからスピードがあんまり出ない
一人暮らしに折りたたみ自転車はどうなの?
そんな折りたたみ自転車だけど、一人暮らしを始めた時には、折りたたみ自転車ってやっぱりお勧めなんでしょうか?
まず、自転車って人それぞれ求めてるものが違うし、用途も全然違いますよね。
人が自転車に求めるもの
- 出来るだけ安くてかわいい自転車が欲しい
- 少しくらい高くっても、どうせ買うなら高性能な自転車
- 近所に買い物に行ったり、駅までの通勤で使うため
- たまには遠出してサイクリングも楽しみたい
- 街中をスタイリッシュに移動したい
そこで、「なぜ折りたたみ自転車がいいの?欲しいの?」を考えると、必然的にあなたに必要なのがどんな自転車なのかわかってくると思います。
ここを考えずに、「乗ってる人が多いから」なんて理由だけで買っちゃうと。。。
実際に使ってみてから、全然イメージと違ったり、自分の求めてる目的にあわなかったりして、後悔しちゃうことにもなってしまうんですよね~。
そこで、まずは折りたたみ自転車を買うことでメリットがあって満足できる、そんな「折りたたみ自転車がお勧めな人」をまとめてみました。
折りたたみ自転車をおすすめしたい人
- 小さな自転車で小回りを優先したい人
⇒やっぱり自転車が小さいと、大きな自転車よりも小回りが全然いいです。街乗りとか近所の足代わりには、とっても便利なのでお勧めですね。 - 盗難が怖いから部屋の中や玄関先に自転車を置いておきたい人
⇒部屋の広さとかにもよるけれど、折りたたみ自転車だとコンパクトになるので、部屋に置いておくこともできちゃいます。
オシャレなデザインの自転車だと、インテリアとしてもいい味がでますよね。 - 車で持ち運んで、いろんなところで使いたい人
⇒自転車が折りたためちゃうってことは、椅子を倒してフラットになんかしなくってもトランクに楽々乗せちゃいます。
ちょっとドライブした先で、自転車があると、行動範囲が圧倒的に広がりますよね。
逆に、折りたたみ自転車を買っちゃうと失敗してしまいそうな人は、こんな感じですね。
折りたたみ自転車をおすすめしたくない人
- やっぱりスピードを出したい人
⇒自転車のタイヤが小さいと、やっぱり出るスピードには限界があります。ドラムの部分(ペダルをこいでチェーンが回る部分)の径が大きいと、そこそこのスピードは出るけど、やっぱりロードバイクと比べるとスピードのノリが違いますね。 - 近場だけじゃなく、サイクリングで遠乗りもしたい人
⇒これもタイヤの径の大きさとか、タイヤの太さが関係してくるんだけど、折りたたみ自転車は、いったんスピードに乗っても、その速度を維持するのが結構大変です。
ロードバイクだと、一度スピードに乗っちゃうと、スイスイと進んでいく感覚があるけど、小口径の自転車だと、そのスピードを維持するのにも一苦労します。
格安で売ってる折りたたみ自転車は使いやすい?
ド〇キとかショッピングモールの自転車売り場なんかで、よく1万円以下のお値段で売られている「格安の折りたたみ自転車」って見かけますよね。
- 見た目はとってもオシャレだったり
- カッコいいデザインのものもあって
- そのお値段の安さもあって
でも、ちょっと待ってください。
格安の自転車には、その安さなりの理由があるんです。
それを知らずに買っちゃうと、「安もの買いの銭失い」になっちゃいかねません。
格安の折りたたみ自転車ってなぜ安い?
自転車のチェーン店とかホームセンターで売られているような「格安の折りたたみ自転車」の格安の一番の理由は、その「使われている部品」にあります。
まず、普通に高品質な折りたたみ自転車を作ろうとすると、実はお値段も普通の自転車に比べて割高になっちゃうんですよね。
その理由はと言うと、折りたたみ部分の部品って結構複雑で、高価なものになってしまうからなんですね。
その上、フレームを折りたたむ為に補強が必要にってしまって、重量もかさんでしまうので、それを補うためには軽量で高価な素材を使って作る必要があるんです。
でも、お値段が安く抑えられてる自転車って、そういった部品にお金をかけることができないので。
なので、ボディーサイズは小さく見えても、重量はその辺のママチャリとほぼ変わらないか、逆に重かったりもしちゃうんですね。
折りたたみ自転車の重さは街乗りでのフットワークに影響する
なので、まず格安自転車を買う時に、事前に認識しておかなきゃいけないこととして、「折りたたみ自転車の重さ」があるんです。
ママチャリと同じくらいってことは、例えばたとえ大きさは小さくっても、
- 街中で自転車の方向転換をするにしても
- 駐輪をするにしても
で、その自転車の重量を軽くするためには、アルミニウム製のような軽量素材を使った車体とかになってしまうので、当然、お値段もお高くなってしまいますよね。
ちなみに、私の乗ってる折りたたみ自転車は「オールアルミニウム製」なので、つい先日6歳の娘でも持ち上げることができたくらいです。
それくらいに軽い自転車なので、街乗りでのフットワークもとっても軽いですよ。
格安折りたたみ自転車はスピードもあまり出ない
格安で売られてる自転車でも、6段変速器が付いてて、それを見るといかにもスピードが出そうですよね。
でも、実際には、スピードを出すには結構の力が必要で、少なくても「すーいすい」って訳にはいかないです。
はっきり言って、「走り」の面においては、一般的なママチャリよりも劣ると思っていいでしょう。
その理由も「使われてる部品」にあります。
格安自転車の安さの秘密は、外国製のあんまり品質がよろしくない格安の部品を使用しているところにあります。
「自転車がスイスイと進んで、スピードが出る」には、ベアリング(車輪と本体の摩擦を軽減する部品)とか、自転車の重量、自転車の大きさといろんな部品にあった、ギア比になります。
でも、格安で売られてる自転車の場合。
その多くが、その辺のシティサイクルとか子供用の自転車のそれっぽい部品を組み合わせて、悪く言うと「寄せ集め」で作られたようなものなんですね。
なので当然
- 部品ごとの品質
- 自転車全体のバランス
なので、走りの面では「いまいち感」がどうしてもでてしまう事が多くなってしまいますね。
格安の折りたたみ自転車を買う時には
そんなこんなで、「安いなりの理由がある」、格安で売られてる折りたたみ自転車の悪い部分を見てきましたが。
でも、その安さの理由をちゃんと理解した上で、あなたの使用用途に問題なければ、それはあんまりデメリットにはならないですよね。
なので、大切なことは「折りたたみ自転車を買って、あなたは何をしたいのか」ってことです。
格安の自転車でも
- 近くのコンビニに行ったり
- 通勤とかで近くの駅までの足として使ったり
- ちょっと近くの街中まで出かけたり
ただ、これが
- スイスイとママチャリを追い抜いて優越感に浸りたい
- 天気のいい日にちょっと遠くまで(片道1時間以上くらい)、サイクリングを楽しみたい
- 折りたたんで電車やバスに乗せて移動して、移動先で自転車ライフを楽しみたい
また、自転車に乗る時に、買い物をしたものとかちょっとした荷物を入れておくのにリュックがあるととっても便利です。
普段はリュックなんか使わないけど、出先で「リュックがあればなぁ」って言う時にお勧めなのがこの「折りたたみ防水リュック」。
折りたたむと手のひらサイズになっちゃうんです。防水なので雨の日でも安心して使えるのが、とっても便利ですよ。
「軽量で防水で折りたためるリュック」の詳細を見てみる
折りたたみ自転車はあなたに必要?のまとめ
新生活が始まると、だんだんと欲しくなってくる「折りたたみ自転車」。
「安いから」とか「オシャレだから」って理由だけで買わずに、あなたがどんな使い方をするのかがとっても大切だと思います。
この記事が、快適な新生活のパートナーを見つける手助けになれば幸いです。