最近、道で多くみられるようになったサラリーマンの自転車通勤。
コロナ禍で満員電車に乗ることに抵抗のある方が、自転車通勤にシフトしてますね。
また、趣味としてロードバイクを利用している人も多くなったのではないでしょうか。
自転車を利用することで、日ごろの運動不足の解消にもなります。
感染防止対策と合わせてメリットがたくさんあります。
細いタイヤと太いタイヤの自転車の違い
自転車のタイヤはとても重要なパーツの一部です。
クロスバイクやロードバイク、どちらにしてもタイヤの形によって乗り心地に大きな違いがあります。
デザインだけで選んでしまうと、あとから後悔することになってしまいます。
なので、購入前の豆知識として覚えていてください。
まず、乗り心地を重視するのであれば、タイヤが太いものを選びましょう。
自転車のタイヤは、太ければ太いほど乗り心地がよくなっていきます。
タイヤが太くなるほど、チューブにたくさんの空気を入れることができます。
そのため、クッション性が高くなり衝撃を吸収し乗り心地がよくなります。
また、道と設置する面が多くなるのでグリップする力も高くなります。
なので、タイヤが太い自転車であれば安定感もあり乗り心地もよくなります。
一方で、細いタイヤはスピードが出やすくなります。
自転車の重量も軽くなるため、ペダルを漕ぎだす時は、軽く加速が早いです。
これは、乗り比べるとよくわかるでしょう。
タイヤが細い分、道路に設置する面積が小さくなるのでタイヤにかかる摩擦が軽減できるからです。
ただ、パンクしやすくなる特徴もあります。
また、タイヤが細いと、段差に弱くなります。
なので、街乗りを考えているからにはあまりお勧めできません。
自転車の細いタイヤのメリットとデメリット
さらに、詳しく細いタイヤのメリットとデメリットについてお話させていただきます。
ロードバイクといわれる自転車のタイヤは、23㎜や25㎜の幅が多いです。
街中でよく乗られている「ママチャリ」をイメージしていると、タイヤの細さにびっくりすることでしょう。
こんなに細くて乗ることができるの!?と不安になるほどです。
細いタイヤのメリットは先ほども説明したように、スピードにあります。
舗装された道路で乗ると、ペダルを漕げば漕ぐほど加速していきます。
風を切るといったスピード感に、細いタイヤを選ぶ方が多いのではないでしょうか。
タイヤが細い分、自転車の重さも軽くなるので上り坂も案外のぼれます。
とにかく、速さを重視する方はロードバイク一択ではないでしょうか。
次に、デメリットのお話をします。
メンテナンスです。
タイヤが細い分、入っている空気も少ないので常に空気圧を高く維持しておく必要があります。
まめな空気の補充をさぼってしまうと、道路の溝や凸凹にタイヤを取られやすくなります。
また、舗装されていない道ではタイヤが沈んでしまい、走りにくいので慣れが必要です。
しかし、空気の補充をさぼってしまうとタイヤがすぐにパンクして修理をしなくてはいけません。
修理、となるとさらにめんどうくさいことになってしまいます。
自転車のタイヤが細いと速いけど弱点もあり!あなたの使い道は?
自転車のタイヤが細いことでスピードはでます。
しかし、デメリットもあることをお話させていただきました。
実際に、自転車を選ぶ時には自分がどんな使い方をするのか想像しましょう。
そして、どんな自転車が向いているのか選びはじめるのがいいですね。
通勤の距離や、通勤のみで使うのか、休日も利用したいのか、それによって自転車の選び方も変わってきます。
自転車のタイヤの細い太いは乗る状況で使い分けるといい!
自転車での通勤は長くても片道15キロを目安にするのがいいでしょう。
距離が長すぎると、会社に行くだけで疲れてしまいます。
15キロくらいの距離であれば、40分から1時間ほどの通勤時間になります。
(スピードにもよりますが・・)
通勤距離が片道3キロ以内であれば、いわゆる「ママチャリ」がおすすめです。
スポーツバイクと比べても、短い距離であれば到着時間にそれほど差はありません。
乗りやすい「ママチャリ」で十分です。
保管場所に困っている場合は、「折りたたみ自転車」がいいでしょう。
会社の中にも持ち込んで置いておくこともできます。
また、家でも場所を取りません。
通勤距離が片道3キロを超える場合は、スピードが出やすいスポーツバイクがおすすめです。
タイヤのサイズが20インチ以下の「ミニベロ」は、小回りも効くので街乗りにはぴったりです。
速く走るための自転車「ロードバイク」は、軽くて、走行性はどの自転車の中でも一番です。
通勤で使うだけでなく、お休みの日にもサイクリングでお出かけを考えている方にはおすすめの自転車です。
「マウンテンバイク」は、ロードバイクに比べるとスピードは出ません。
ですが段差も気にすることなくストレスフリーで走ることができます。
出勤前にあまり疲れたくないのであれば、「電動アシスト自転車」もいいでしょう。
坂道でも、楽に上がることができるので夏場など汗をあまりかきたくない人にはおすすめです。
自転車のタイヤは細い方が速く走れる?のまとめ
自分にあった自転車は見つかりそうですか?
自転車は、便利な乗り物ですがくれぐれもルールを守って安全運転でお願いします。
また、飲み会などの帰りには飲酒運転になってしまうので電車通勤を利用してくださいね。