兜やひな人形って誰が買うもの?一般的な決まりも地域によって違う?

子供が生まれると、兜や雛人形を節句に合わせて用意する必要がありますよね。

しかし兜や雛人形は、おじいちゃんおばあちゃんにおねだりしてもいいものなのでしょうか?

まずは雛人形に関してですが、女親の両親が用意するのが一般的だと言われています。

昔は結婚する時には、嫁ぎ先の家が結納金を、嫁ぐ家が嫁入り道具を用意するのが習わしでした。

子供の成長を祈る雛人形も嫁入り道具に入っており、その為女親の両親が用意するという流れになるのです。

次に端午の節句で飾る兜ですが、兜に関しては地域によって考え方が違います。

関東では雛人形は女親の両親ですが、兜は男親の両親が用意すべきとされています。

一方関西では、雛人形も兜も女親の両親が用意するとされているのです。

ですので、関東出身と関西出身同士が家庭を作り男の子が生まれると、どちらが買うべきか揉めるなんて事態にもなりかねません。

そのような事態になった場合は、両方の両親に折半で購入すると伝えるのが一番です。

その場合は両親の意見をよく聞き、お互いが納得する兜を購入するようにしましょうね。

兜を初節句で購入するとき 相場と売れ筋ってどれくらい?

では、初節句で兜を購入する場合の相場について見ていきましょう。

兜飾りの相場は大体5万円~15万円と言われてきます。

ケースによって保護されている「ケース飾り」だと、5万円程度で買えます。

兜を飾る台が収納ケースになっており、そのまま台の中に入れる「収納飾り」ですと6~7万円です。

伝統的な「平台飾り」ですと10万~15万円程かかりますが、その分立派になります。

兜の売れ筋ってどうなっているの? 戦国武将が人気?

兜の売れ筋ですが、やはり有名な戦国武将のものが人気です。

  • 六文銭と角がついた、真田幸村の兜
  • 大きな三日月が印象的な、伊達政宗の兜
  • 日輪三日月がかっこいいと言われる、上杉謙信の兜
  • 華やかな朝日飾りが特徴の、織田信長の兜
  • 「愛」の一文字がインパクトのある、直江兼続の兜
などが人気の戦国武将です。

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どれもかっこよくて素敵なのですが、兜の見た目だけではなく、その武将の生き様も鑑みて購入するといいですね。


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雛人形を初節句で購入するとき 相場と売れ筋はどれくらい?


次に、雛人形の相場について見ていきましょう。

雛人形の相場は5万円~50万円と、相当な幅があります。

なぜかというと、雛人形の大きさや段数が様々であるからです。

男雛、女雛だけのシンプルなタイプであれば、5万~12万です。

3段ほどの段飾りになると、10万~20万程度になってきます。

更に豪華な7段飾りともなると、20万円~50万円程度を見積もっておきましょう。

気になる雛人形と売れ筋 7段飾りが一般的なの?

気になる雛人形の売れ筋ですが、7段飾りよりもコンパクトなものが好まれる傾向があります。

賃貸住まいの方も多く、7段飾りは収納に困るという声が多い為ですね。

一番人気のタイプとしては、

  • 女雛
  • 男雛
  • 三人官女
の5体が揃った「5人飾り」です。

小スペースでも華やかに飾れますし、高低差がある為存在感もあるとして人気です。

しかし、女雛と男雛2体のみの「親玉飾り」も根強い人気があります。

夫婦共働きで忙しく、飾る時間や片付ける時間がないという家庭にはうってつけです。

ただ、7段飾りは売れていないのかというとそうでもありません。

一戸建てに住んでいて時間があれば、7段飾りを飾ってあげたいという家庭も多いと聞きます。

雛人形に関しては家の規模や両親の忙しさに合わせ、柔軟に選んでいくといいでしょう。

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兜やひな人形って誰が買う?のまとめ

雛人形に関しては女親の両親が用意するのが一般的ですが、兜に関しては関西と関東で考え方が違います。

もし誰が買うのか揉める事態になったのであれば、お互いにお金を出し合って折半で購入する事をオススメします。

兜の相場は5万円?15万円で、人気の戦国武将の兜を模した兜が人気です。

見た目だけではなくその生き様もしっかり確認し、購入するようにしましょう。

雛人形の相場は5万円~50万円で、大きさや段数で大きく変わってきます。

その家の大きさや飾る暇があるかどうかなどを考え、適切な大きさの雛人形を買うようにしたいですね。