チューリップはプランターに何個まで植えられる?

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春の花の代表格であるチューリップは、縄やベランダを愛らしく彩ってくれますよね。

今年こそは、プランターにチューリップをうえたい!と思っている方も多いのではないでしょうか?

ですが気になるのが、チューリップの球根の植え方だと思います。

1つのプランターに、いくつの球根を植えていいのか悩んでしまいますよね。

実は一般的な65cmのプランターでは、大体10個~20個の球根を植える事が出来ます。

思ったより多く植える事が出来るのですね。

ですが、球根をただ植えるだけではキレイなチューリップを咲かせる事は出来ません。

球根を植える間隔や時期を間違えると、チューリップはうまく咲かない事もあるのです!

チューリップの植え方 球根の間隔は最低何センチ空けるべき?

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チューリップの球根を植える時には、ぎゅうぎゅうに詰めて植えてはいけません。

なぜかと言うと、チューリップの葉は横に広がって育つため、球根と球根の間に十分な間隔が必要になるからです。

球根を植える際には、だいたい球根1個分の間隔をあけて植えるようにしましょう。

これでチューリップ同士の葉がぶつかる事なく、のびのびと育ってくれます。

チューリップの球根を植える正しい向きってあるの?

ところで、球根を植える向きはご存知でしょうか?

実は球根を正しい向きで植えないと、綺麗なチューリップが咲かない恐れがあるのです。

球根を植える向きは、実はふっくらと膨らんだお尻の部分を、自分に向けて植えるのが正解です。

このように植えると正面から見たときに、左右対称に葉が出てくるのです。

また、球根の向きをしっかり揃えて植えるのもポイントです。

チューリップを綺麗に咲かせるのは勿論、チューリップが健康に育つ為にも、球根の向きを揃える事が必要なのです。

球根の向きがてんでバラバラに植えられている場合、出て来た葉同士がぶつかり合い十分に大きくなる事が出来ません。

それだけではなく葉が重なり合うと風通しも悪くなり、チューリップが病気にかかってしまう恐れもあるのです。

チューリップを植える時には十分な間隔を空け、球根の向きをしっかり揃えてから植えるようにしましょう!


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チューリップの植え方で気をつけたい植える時期の注意点

チューリップは春に咲くイメージですが、球根を植えるのに最適な季節は秋です。

しかも地面の温度が10℃を下回るようになった、冬が近い時期に球根を植える必要があります。

時期としては10月?11月の下旬がいいと言われていますが、お住いの地域の気候に合わせて植える時期をずらしましょう。

しかし心配なのは、チューリップは冬の寒さに耐えられるのかどうかですよね。

春の花のチューリップは、寒さには弱くないのでしょうか?

寒さこそがチューリップには重要!その理由とは?

実はチューリップは、ある程度の寒さがないと育たない植物です。

冬の寒い時期に地面の中で根を伸ばし、じっくりと成長しているのです。

逆に言えば、寒さを感じさせないとチューリップは育たないとも言えます。

冬になって霜が降りる時期になっても、チューリップに寒さ対策を施す必要はありません。

暖かい家の中に避難させる事なく、外に置いて育てましょう。

ただし、水やりはしっかりと行うようにしてください。

水やりは暖かい午前中に行います。

夕方になると土が凍り、せっかく水やりをしても意味がなくなってしまうので注意が必要です。

土が乾燥しないようたっぷりと水を与えてくださいね。

チューリップをプランターで育てるときの水やりの頻度は?

プランターで育てているチューリップの水やりは、通常は朝に、1日1回で大丈夫です。

朝のうちに、土が乾いているか確認して、土が乾いていれば水をあげてください。

ですが、曇りや雨などで土が湿っていれば、乾くまで水やりは不要になります。

これは、プランターの中が加湿状態になってしまうと、球根が腐ってしまうことがあるからです。

水が多すぎると、球根が呼吸ができなくなってしまうことが原因の一つです。

チューリップだけではなく鉢植えの植物を育てる場合は、水をあげすぎることはNGなのです。

せっかく植えたチューリップが、きれいな花を咲かせる前に枯れてしまっては大変ですよね。

水やりの基本は「土が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげる」ということです。

植えたばかりは球根が見えないので、球根の状態が分かりにくいです。

水の与えすぎに気が付かずに、球根を腐らせてしまうことはガーデニング初心者の失敗例としてよくありがちです。

ですが、水が少なすぎても球根が育たなくなります。

基本の「土が乾いたら、プランターの底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげる」という点をしっかり覚えておいてくださいね。

また、球根を植えてから2週間程度は、根っこが伸びやすい時期になります。

そのため、この最初の2週間は水を少し多めにあげてもOKですよ。

季節や気温によっても水やりの頻度は少し変わってきます。

春や夏は乾燥しやすいので、冬に比べると水やりの頻度は多くなるでしょう。

ちなみに、土が乾いているかの確認方法は、指で触ってみることが簡単で早いです。

あらかじめ土に割りばしなどを挿しておいて、それを引き抜いて湿り気を確認する方法もあります。

こうすると、土の中の方まで湿り具合を確認することができますね。

チューリップに早く育ってほしいからと、水をたくさんあげたい気持ちはぐっとこらえてくださいね。

土が乾いていれば朝に1回水をあげてくださいね。

チューリップはほったらかしで育つ!?失敗しないポイントは?

春にきれいな花を咲かせてくれたチューリップ、そのままほったらかしているとどうなるのでしょう?

実は、チューリップは少し管理をすれば、そのままでも翌年もまたきれいな花を見せてくれる可能性があるのです。

本来、チューリップは花が咲き終わってから、球根を掘り上げて保存することが推奨されています。

そして翌年の春のために、また秋になったら球根を植えて育てることになります。

ですが、球根を掘り上げて保存しておかなくても、翌年も花を咲かせるために失敗しない方法があります。

次のポイントを押さえていれば、次の年も植えっぱなしの球根から芽を出してくれるでしょう。

そして春にはきれいなチューリップを楽しむことができますよ。

①枯れた花は切って球根を太らせる
きれいなチューリップを次の春にも咲かせるためには、球根を大きくすることが必要です。

チューリップは花を咲かせた後は、種子を作るために養分を使ってしまいます。

そのため、花が付いたままだと球根に養分が回らなくなります。

球根が大きくならないと、花が咲かなかったり小さな花になってしまいます。、

花が咲いた後は早めに摘み取るのがポイントです。

ちなみに摘み取る際はハサミは使わず、手で摘み取ってあげてくださいね。

ハサミを使うと細菌が発生する原因になってしまいます。

②花を切って2か月ほどは水やりをする
花を切るときに、葉っぱを残しておくのがポイントです。

花を切ってからは、葉っぱが黄色くなるまでこれまでと同じように水をあげてください。

この時期、栄養を蓄えるチューリップは乾燥が大敵なのです。

葉っぱが黄色くなるまでは2ヶ月くらいかかりますよ。

③夏の間は水をあげない
夏の間、チューリップは休眠(きゅうみん)状態になります。

動物の冬眠と同じような状態ですね。

この間は水をあげることはNGです。

ほったらかしで育てたいのであれば、これはありがたいですね。(笑)

④秋になったら水やり開始
「秋になったら」と言葉で言ってもわかりにくいですよね。

目安は、「紅葉が始まったら」です。

この頃はホームセンターなどでチューリップの球根が売られ始める時期でもあります。

秋から冬は乾燥しやすいので、水やりを忘れないようにしてくださいね。

全く何もしないと、前の年と同じほどのチューリップが咲くことは期待できません。

このポイントを押さえると、次の年もきれいなチューリップを楽しむことができるでしょう。

ちなみに、チューリップを植えっぱなしにする場合にオススメの品種があります。

それは「原種系チューリップ」という種類です。

原種系チューリップの種類もいくつかあるので、ほったらかしで何年もチューリップを楽しみたい方にオススメですよ。

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チューリップの植え方のまとめ

チューリップは65cmのプランターに10個?20個ほどの球根を植えられます。

球根を植える際には、球根1個分の感覚をしっかり空けて植えるのがポイントです。

また、球根を植えるときは向きを揃えて植えましょう。

自分の方にふっくらと膨らんだお尻部分を向けて植えると、正面から見た時に葉が左右対象になり美しく咲きます。

球根を植える時期は、秋の暮れです。

冬が近づき寒さが増して来た頃で、土の温度が10℃以下になったら植えるようにしてください。