おつまみの定番、枝豆。
大人だけでなく、枝豆が大好きというお子さんもたくさんいらっしゃいますよね。
そんな枝豆を家庭菜園で作ることができたら…!
子どもたちの食育にもなりますし、自分で育てた野菜を味わえるなんて素敵ですよね。
我が家は小さな庭に花壇があるのですが、そこではお花だけを育てています。
近所のお友だちの家は、
- オクラ
- いちご
- きゅうり
娘は枝豆が大好きですが、息子は苦手。
自分で育てたら食べられるようになるかもしれないし、家庭菜園に興味を持っている今がチャンスかな?と思っています。
枝豆は、夏が旬の野菜です。
生育には、温暖な気候と強い日照が必要なので、寒い時期は育ちません。
それでは、枝豆を育てる方法や収穫の時期などについて、詳しくみていきましょう。
枝豆の栽培を始めるとき!種まきに適した時期はいつ頃なの?
枝豆は、プランターでも露地栽培でも育てられます。
初心者でも難しくなく、普通に育てることができるそうです。
収穫までの時期によって、
- 早生種
- 中生種
- 晩生種
初心者の場合は収穫までの時期が短い「早生種」がオススメです。
種まきの時期は、その土地の温かさで違ってきます。
- 寒冷地…4月下旬~5月中旬
- 一般地…4月中旬~5月上旬
- 暖地 …4月上旬~5月上旬
夏には虫がつきやすいので、初心者は早めに種まきをして、収穫時期を早めにすると良いですね。
枝豆栽培の流れ
…ということは、3月下旬~4月頭までには着手しないといけませんね。
まずは、土を耕して苦土石灰をまきます。
種まきをする1週間前に堆肥と元肥を入れて畝をつくります(露地栽培の場合)。
その後、雑草よけのためにポリマルチ(黒いビニール)をかぶせても良いと思います。
枝豆は、自ら栄養を作り出せるので、追肥は基本的に必要ないそうです。
「直まき」の場合は、25~30cm間隔で、2~3粒ずつまきます。
「ポットまき」の場合は、ポリポット(苗が入っているふにゃふにゃの容器)に2粒ずつまきます。
いずれも、指の第一関節ぐらいまで押し込んで埋めてください。
発芽するまでたっぷりと水をあげましょう。
本葉が出てくるまでは不織布で全体を覆ったり、ペットボトルの上半分を切り取ってキャップをあけたものをかぶせるなどして、種を守ってくださいね。
本葉が2~3枚出たら、よく育っているものを1本(または2本)残して間引きます。
2本残して育てる「2本立ち」の方が、お互いの成長を促すとも言われているので、お好みでされると良いと思います。
ポットでまいた場合は、この頃に定植すると良いでしょう。
こうすると、根の張りがよくなります。
草丈20~30cmになったときに2回目の「土寄せ」をします。
このときの土寄せには、枝豆が倒れてくることを予防する効果があるそうです。
「摘心」とは、本葉が5枚になった頃にその芽を切り取ることです。
成長していきそうな本葉を切ってしまうのはかわいそうな気もしますが、こうすることによって、切り取った場所の横から新しい枝が増えていきます。
枝豆ができるのは葉や枝の付け根なので、付け根の箇所が多ければ多いほど、たくさんの枝豆が実ります。
さらに、草丈も伸びすぎずないので、倒れる心配も減ります。
花のあとに、さやができます。
花が咲いてからさやができるまでの間は、たっぷりと水をあげるようにしてください。
プリプリの枝豆になるように、水分を与えましょう。
枝豆の収穫の時期はいつごろ?収穫したあとは引き抜いても大丈夫?
収穫するときは、根本から引き抜いてしまう方法と、ハサミで一つずつ切る方法があります。
どちらでも良いと思います。
収穫したあとは劣化が進んでしまうので、すぐに塩ゆでしてください。
スーパーで売っているものよりも甘くておいしいようですよ!
枝豆などのマメ科の植物は連作(同じ土地で続けて同じものを育てること)を嫌います。
そのため、枝豆を収穫したあとはそのまま続けて栽培せず、引き抜いて終了です。
同じ場所でまた枝豆(マメ科の植物)を育てる場合は、3年ほど期間をあけるようにしてくださいね。
枝豆の栽培を始めるのに最適な時期は?のまとめ
枝豆の栽培の始め方について、ご紹介してきました。
- 枝豆の種まきは4月から。(土作りはその2週間前から始めます)
- 初めてでも難しくなく育てることができます。
- 初心者は「早生種」の種を使うと良いです。
- 種をまいたあとは、「間引き」「土寄せ」「摘心」などを経て、収穫に至ります。
- 収穫後はすぐに塩ゆでするのがオススメです。
- 連作ができないので、収穫後は根本から引き抜いてください。