バナナで「フーテンの寅次郎」を思いだすなんて…年代がわかってしまいますよね。笑
バナナって黄色いままの方が、確かに見栄え的に美味しそうに感じますよね?
でも実は、黒い斑点がポチポチ出始めた方が甘くなりました~という合図なんです。
黒い斑点はシュガースポットッと言われていて、黄色いバナナよりも完熟が進んで甘くなった証拠とも言えるのです。
でも見た目は悪くなりますから、やはり黄色いバナナの方がいいという方も大勢いるのも事実です。
では、バナナが黒くならない方法ってあるのでしょうか?
バナナが黒くならないようにするには3つの方法があります。
<バナナが黒くならない3つの方法>
①バナナの根元をラップで包む
②1本1本バラしてラップで包む
③40~50°のお湯に5分浸ける
このうちの1つ行うだけで、バナナの黒化を遅らせる事が可能なのです!
バナナの保存は野菜室で?常温保存とどっちがおすすめ?
バナナが黒くならない様にするポイントは、
- 確実に酸化を防ぐ事
- バナナ1本1本から出るエチレンガスの影響を少なくすること
「だったら、最初に紹介した3つのうちの1つを試してから、冷蔵庫で保存すれば完璧じゃん!」なんて考えちゃえいますよね!
バナナを冷蔵庫で冷やす行為は、鮮度を保てるはず!?
否!
その結果、バナナを黒くしてしまう敗北感をあなたは感じてしまうでしょう。
そうなんです!
バナナは冷蔵庫の野菜室では、温度が低すぎてしまうのです!
という事は、「常温保存」が一番いいのです。
そうすることで、黒くなるのが遅くさせる事が可能なのです。
「熱帯系の果物だから、暖かいのはへいきなんだ!」と思うのも間違いなんですよ。
実は、温度が高すぎると、発酵が進んで傷みやすくなってしまうのです。
バナナを美味しく食べるには、冒頭に紹介した3つの方法のうちの1つを試して、室温は15度程度で保管する事が大事なのです!
15度って、日本だったら3月~4月とか10月あたりでは、常温保存が可能という事ですね。
バナナを冷やすと栄養が減るって本当?
先ほど紹介しましたが、バナナを冷蔵庫で保存するとすぐに黒くなってしまいます。
シュガースポットが多く出て来て黒くなりますが、このシュガースポットがあるバナナと黄色いバナナでは栄養価が全く違うのです。
「黄色い方が栄養価が高いんだ」と思ってはいけません。
黒くシュガースポットが出ているバナナの方が栄養価が高い結果というデーターがあるんです。
「マジ!?」って感じですよね!
大量に購入してしまった場合にはどうすればいいのか!?ってなりますよね~
黒い斑点があるバナナの見た目がダメで子どもが食べないという場合には、ちょっと手を加えてヨーグルトの上に乗せてみるなどしてみてはいかがでしょう。
バナナを冷凍したらどうなるの?
暑い夏に子どもにアイスばかり食べさせるのはどうかと思って、バナナを凍らせてアイス代わりに食べさせているママさん達もいるのではないでしょうか?
凍らせすぎてしまうと「カチカチで歯がたたない」なんてなりますけどほどよく解凍されてくると、ヒンヤリして美味しく食べれますよね。
実は、「冷凍バナナはポリフェノールが多くなる」っていうことがわかっているのです。
「ポリフェノール=抗酸化物質」ですから、肌のくすみや老化現象を抑えてくれる働きがあるのです。
これを聞いたら、ママさん達は子ども達よりも率先して冷凍バナナを食べてしまいそうですよね~
冷凍バナナだけ食べてもいいのですが、他の果物と一緒に入れてスムージーを作って飲んでみてもいいと思いますよ。
バナナを常温保存では何日大丈夫?黒くなるのは何日目くらいから?
バナナには賞味期限が書いていないので、いつまで大丈夫なのか判断が難しいですよね。
バナナは、春や秋の常温保存でだいたい3~4日が食べごろと言われます。
栄養価が高くなるシュガースポットが出てくるころですね。
これを過ぎると、バナナの追熟が進み、だんだんと皮が黒くなっていきます。
夏場だと、常温に置いておくと2~3日で黒くなってしまうことが多いです。
やはり高温多湿の状態だと、バナナが傷むのを早めてしまうのですね。
逆に気温の低い冬場だと、1週間~10日くらい持つこともありますよ。
ですが、この日数はあくまでも目安です。
購入時のバナナの状態や、保存の状況で傷み方やスピードも変わってきます。
そのため、購入からの日数に加えて、見た目やにおいでも食べられるかを判断しないといけません。
元々バナナに傷があった場合は、そこから傷みが始まってしまいます。
バナナを買う時は、皮に傷や黒ずみがないものを選ぶようにしましょう。
バナナが傷んでしまうと、次のような特徴が出てきます。
- 皮にカビが生えている
- 臭いがおかしく生臭い
- さわるとどろどろしてつぶれてしまう
皮が黒くなっているだけで、中身がきれいなバナナはおいしく食べることができますよ。
また、バナナを固いものの上に置いたりして保存すると、接触した場所から黒く痛んでいきます。
房の根元をS字フックなどにひっかけて吊るして保存すると、バナナ本体が他のものと接触することがなくなります。
バナナスタンドという、バナナを吊るす専用のおしゃれなスタンドもありますよ。
吊るすものがない場合は、バナナを山型に置いておく方法もあります。
バナナの本体部分がテーブルなどに接触しないように、バナナを逆さにして置きましょう。
少しの工夫で、おいしく食べられる期間を延ばすことができますよ。
バナナの保存!常温で夏の場合は黒くなるのが早い
バナナを保存するのに最適な気温は15度、高くても20度くらいとされています。
ですが、夏場の気温はどうしてもこれを上回ってしまいますよね。
バナナは高温多湿の環境で保存すると傷みやすくなってしまいます。
冷房が効いた部屋で、風通しがいい場所であれば、夏場でも常温保存は可能です。
ですが、食べごろと言われるシュガースポットが出るのが早くなってしまうようです。
そして、傷んでしまうのも早くなります。
せっかく買ったバナナ、季節に限らずできるだけ長くおいしく食べたいですよね。
バナナの保存は常温がいいと紹介しましたが、夏場にバナナを長く保存したい場合は、実は冷蔵保存がオススメです。
冷蔵保存の仕方にもポイントがあるので、しっかり押さえておきましょう。
まず、バナナをそのまま冷蔵庫に入れてしまってはいけません。
バナナは一本ずつビニール袋または新聞紙に包みます。
ビニール袋の場合は、口を閉じてくださいね。
新聞紙で包むことで、冷気と空気に触れるのを防いで長持ちしやすくなるのです。
そして、普通の冷蔵ではなく野菜室で保管してください。
シュガースポットが出てくる前のバナナを冷蔵庫に入れると、追熟が進まず甘くならないので注意してくださいね。
最初にも言いましたが、冷蔵庫にバナナを入れると、すぐに皮が黒くなってしまいます。
これはバナナの性質で、13度以下だと低温障害にかかってしまうことが原因です。
この時、皮の細胞が壊れて、酵素の働きが増えることで皮が黒くなってしまうのです。
皮は黒くなっても、中身がきれいなままであれば食べることに全く問題はありません。
バナナは冷蔵することで、夏場でも「腐る前に食べないと」とひやひやしなくてよいのです。
ぜひ、冷蔵保存の方法を試してみてくださいね。
バナナが黒くならない保存方法のまとめ
バナナを黒くならないようにする保存方法の他に、いろいろ紹介してきました。
栄養価も高く美容効果もあるバナナですが、実は1日1本は食べ過ぎになるので注意しましょう。
糖質が非常に高い為に、食べ過ぎると血糖値が非常に高くなりやすいのです。
またバナナは身体を冷やす食べ物ですから、冷え性の方は火を使ってバナナを調理する方が良いでしょう。
何でもそうですが、食べ過ぎは良くないですよ~という事です。
週に食べても2~3本位が調度いいと思いますよ~