雑穀米は白米と混ぜて炊くことを前提としていますが、雑穀米が余りすぎて雑穀米だけで炊いたらどうなるか?という興味を持つ人は多いようです。
そもそもな話、雑穀と白米を一緒に炊くから雑穀米であり、白米なしとなるとただの雑穀ではあります。
炊く前のイメージだと雑穀だけで炊いてもご飯っぽいものが完成すると思いますよね。
中には発芽玄米などが混ざっている雑穀米もありますが、ほぼ雑穀だけのものだとだたのぼそぼその食べ物となります。
例えるなら、もち米に小豆を入れて炊くと赤飯になり、もっちりとして小豆もおいしくできますよね。
だけど、小豆だけに水を入れて炊飯器で炊いたらどうなるか。
それは、小豆って「ただの硬い豆」ですから、ごはん茶碗によそってもバラバラで、一粒づつつまんで食べる感じになります。
雑穀米が余ったから雑穀だけで炊いてみたチャレンジした人の感想は、ほとんどの人が「食べられるけどまずい」です。
吸水を十分して炊いたとしても、食感としてそれだけで食べるにはまずすぎるということでしたので、ご飯代わりにするのはやめた方がいいでしょう。
雑穀米で売られているものも、数十種類入っているものもたくさんあるので、炊飯器で炊く場合に水どれくらいなんていう基準ももちろんありません。
だからチャレンジした人はほぼ適当に水を入れて炊くわけですが、白米と同じくらいの水で炊いた場合は硬すぎたようです。
多めに入れたらおかゆみたいになったという人もいますし、
炊飯器以外で炊く方法としては、圧力鍋や土鍋、普通に鍋でゆでるなどがあります。
雑穀の場合は炊くというよりゆでるという感覚の方が近いかもしれませんね。
その茹でた雑穀ですが、ホームベーカリーがある場合は、食パンなどに雑穀を混ぜて焼くととてももっちりカリっとしておいしいという話です。
雑穀米だと苦手という子供も雑穀パンだと食べるという話もありますよ。
雑穀だけ食べたい時の炊き方で炊飯器の場合の作り方を紹介!
雑穀だけ食べたい時の炊き方で、炊飯器の場合を紹介したいと思います。
といっても、炊飯器は白米または白米と雑穀が混じったものを炊くことしか想定していないので、どんな完成になるかはわからないです。
吸水をさせて柔らかくして炊飯ボタンを押せば茹でた雑穀が完成します。
雑穀の中に玄米などが多く含まれていれば、吸水時間を多めにとればご飯っぽいものができると思います。
実際に雑穀だけを炊飯器で炊いた人は、すごく硬いぼそぼその雑穀が出来上がったという人と、おかゆっぽいのが炊きあがったという人がいました。
白米と同じ水分量で炊いた人は、硬いものができあがったようです。
雑穀だけでは味自体がおいしくないので、おいしく炊けるということが不可能ではありますが・・・
昔は雑穀しか食べるものがなくて、おいしくないけど食べていたわけです。
白米が出現し、そのおいしさから日本人の主食になったことからも考えると、あえて進んで雑穀を食べる人は少ないということがわかりますね。
それでもなぜ今売れているかと言えば、雑穀は栄養豊富で体にいいということがわかったからです。
だけど単体ではまずいから白米に混ぜて炊きましょうってことなわけで、雑穀が余ってるからこれだけで食べようと思ってもしんどいだけですよ。
雑穀だけ食べたい時の炊き方でレンジの場合の作り方を紹介
雑穀だけで食べたい時に炊飯器で炊くこともできますが、レンジで加熱でも手軽にできちゃいますのでご紹介したいと思います。
何度も書きますが、雑穀だけで食べてもおいしくないですけど、雑穀を炊いてからいろんな料理に混ぜて食べるのはアリです。
雑穀は白米のようにはなりませんが、鍋で茹でたりレンジで加熱してやわらかくすれば食べることは可能になります。
茹でたりレンジの場合も、前もって吸水しておくと加熱時間は短縮できますが、色々調べると雑穀米だけで調理するのって難しいなと感じました。
雑穀米の調理が難しい理由!
雑穀米というと、なん十種類もの穀類が混ざってるわけですよね。
だけど、それぞれその1つずつが、水分量や加熱時間が異なっているのです。
たとえばひえやあわってとても小さい粒ですが、黒豆なんかも一緒に混じっていると大きさが違うので加熱時間も増やさないといけません。
雑穀米で有名な「はくばく」さんのHPを見ると、茹でたりレンジで加熱する場合の方法が載っていてとても親切なメーカーだなって思いました。
といってもすべて仕分けして加熱するのも大変なので、小さめの雑穀と大き目の雑穀を分けて、2段階で加熱するとかくらいしか無理そうですね。
水の分量も1.5倍もあれば2倍もあるし、どちらに合わせようとかでも悩みます。
もしひえやあわを茹でた場合、すごく目の細かい濾し器じゃないと湯切りするのも大変なので、小さい粒のものはレンジ向きですね。
小さい雑穀は水分1.5倍・レンジ3分くらいが目安で、大き目の雑穀は水分2倍・レンジ4分がだいたいの基準です。
これでも硬い場合は少しずつ時間を増やしてみてください。
コロッケに混ぜたり、サラダにトッピングなど色々食べ方はありますよ。
雑穀米の美味しい炊き方!雑穀だけでの炊飯で一番おいしく食べられる調理法は?
雑穀だけを炊飯器で炊く方法は、炊飯器で炊くことができる最小量で作ります。
- 五穀米
- 十五穀米
- 十六穀米
そしてまずは、
- 雑穀1/2カップ
- 水1/2カップ
- 塩少々
こうやって、雑穀にたっぷり水を含ませることで、ふっくらもちもちした食感に炊き上げることができます。
30分たったらスイッチオンで普通に炊きあげます。
ふっくらもちもち食感の雑穀は、サラダにして食べるのがおすすめです。
ルッコラやベビーリーフ、カリカリベーコンと炊き上げた雑穀をボウルに入れて、少量のおろしにんにくを入れたドレッシングで和えます。
雑穀の食感と味がアクセントになって美味しいサラダが味わえます。
また、
- れんこん
- きのこ類
- 鶏ささみ
- 炊いた雑穀
冷蔵庫で4日は日持ちするので、炊いた雑穀が余ったらまとまて作って保存しておくといいですよ。
雑穀のみで炊いたら想像以上に柔らかくふっくらもちもちするので、ドレッシングやマリネ液をよく吸います。
味がしっかりつくのでおすすめですよ。
食物繊維が豊富なので食べ応えもあって、おなかも満たされることでしょう。
雑穀だけのとき炊き方はどう違う?のまとめ
白米と炊くことで一体感があった雑穀米も、単体で炊くとただのぼそぼそした穀物になります。
雑穀だけで食べるとおいしくないので、何かと混ぜて食べる方が食も進むしいいと思いますよ。
そのまま食べると食感がいまいちですが、ホームベーカリーの食パン機能で雑穀を混ぜるとある程度すりつぶされて食べやすくなります。
体には良い栄養素が満点なので、工夫して食べていきたいものですね。