黄色く大きな花をつけるひまわりは、見ていると明るい気持ちになりますよね。
ですがひまわりの花は、咲いた後どれくらいもつのか気になったことはありませんか?
実はひまわりの花が咲いて枯れてしまうのは、1週間と言われています。
長く咲き続けるイメージがあったのですが、意外と短いのですね。
ひまわりの育て方は知っているけれど、咲いた後のお話は意外と分からない点が多いと思います。
今回はひまわりの花に焦点を当て、品種ごとの咲き方の違いや、枯れた後の処理方法について詳しく見ていきましょう。
ひまわりの花の咲き方って種類によって違うって本当?
実はひまわりと一口に言っても、様々な品種があります。
ひまわりの花の咲き方は品種によってこんなに違う!
花の付け方も花びらの色も違いますので、品種ごとの咲き方について見ていきしょう!
ひまわりの品種ごとの咲き方①モネ
レモンのようなあわい黄色の花で、柔らかな花びらが特徴です。
モネと言えばスイレンの絵が有名ですが、実はひまわりの絵も多く描いています。
ひまわりの品種ごとの咲き方②ビンセント
絵に描いたような、「ザ・ひまわり」と言った風情の立派な花を咲かせます。
ビンセントの名前の由来は、ひまわりの絵でおなじみのビンセント・ヴァン・ゴッホから来ています。
ひまわりの品種ごとの咲き方③サンリッチ
ひまわりの中でも花が小さく、プランター栽培に向いている品種です。
花びらの色の濃さに合わせ、「サンリッチバレンシア」や「サンリッチバナナ」など、果物の名前をつけるのも特徴です。
ひまわりの品種ごとの咲き方④東北八重(とうほくやえ)
東北と名前についていますが、東北地方が原産ではなく社名からつけられています。
八重咲きのモコモコした花を咲かせるため、ぱっと見「ひまわり」には見えないですが、立派なひまわりの一種です。
ひまわりの品種ごとの咲き方⑤旭(あさひ)
姫ひまわりと呼ばれるひまわりの仲間で、見た目は菊やたんほぽによく似ています。
花が小さいですが沢山付きますので、ブーケやドライフラワーにするのもいいですね。
ひまわりの色は黄色だけじゃない!?
実はひまわりの花は、黄色だけではないってご存知でしたか?
赤い花をつける「プロカット」を始め、クリーム色や白い花をつけるひまわりも最近では見かけるようになりました。
しかしまだ数が少ないため、見かける機会はなかなかないです。
もしお花屋さんで見かけたら、ラッキーな事があるかもしれませんね!
ひまわりの花が枯れたら燃えるゴミに出しても大丈夫?
ひまわりの花が枯れたら、ひまわりの花から種を回収してから捨てるかそのまま捨てるかは個人の自由です。
枯れたひまわりを捨てるときには
ひまわりの花を捨てるときには細かく刻んで乾燥させ、それから燃えるゴミとして捨てるようにしましょう。
なぜかというと、そのまま捨てると虫が湧いてしまう恐れがあるからです。
ひまわりの種を収穫するときは
また、種を回収する場合は種の熟成期間が必要ですので、秋まで処分せずに置いておきましょう。
茎や葉の色が茶色くなり、カラカラに乾燥した状態になれば、種の収穫は可能になります。
指で触ってポロポロ落ちてくるようであれば、乾いた証拠です。
ひまわりの種を取る時は、軍手をはめて手を保護してから取ります。
そのまま手のひらでこすって取ってもいいですし、バーベキュー用の網に擦り付けて一気に落としてもOKです。
種が取れた後は、天気のいい日に網に入れて天日干しをします。
網がない場合は新聞紙に種を広げ、広げて干してください。
3日程度しっかり天日干しをした後、タッパーなどの密閉容器に入れて保存します。
直射日光が当たらず風通しの良い場所に保存しておきましょう。
ちなみにひまわりの種は植えるだけではなく、皮を剥いて食べることも出来ます。
皮を剥けばそのまま食べられますので、気になった方は一度試してみてくださいね。
ひまわりの花はどれくらいもつ?のまとめ
ひまわりの花は、咲いてから1週間程度持ちます。
ただし、育てている環境や肥料等で持ちが変わってきますので、あくまで目安です。
ひまわりの花が枯れてしまったら、細かく刻んで乾燥させた後、燃えるゴミとして捨てます。
種を取る場合は秋になるまで待ち、種を取ってから花を刻んで捨てるようにしましょうね。