ひまわりの種まきをする前に水に浸すといいと言われていますが、実際のところはどうでしょう。
正解は「水に浸す方が芽が出やすい」です。
別にひまわりの種をそのまま土に埋めてももちろん芽は出るのですが、たまになかなか発芽しないなって時ありますよね。
その原因の多くが「気温が低い」か「種が乾燥しているせい」のどちらかです。
というわけで、水に1日浸してから植木鉢にまくと発芽しやすくなります。
あとは、種をまく時に、とがった方というか細くなっている方を下にして縦に入れると発芽しやすいのだとか。
とがった側から根っこが生えてくるので、スムーズなんでしょうね。
大半の種はまん丸なので、向きとか考えたこともないですが、ひまわりは特別ですね。
種を水に浸したから、あとは水やりはいらないというわけじゃないので、土にまいたあとも、こまめに水をかけて土の乾燥を防ぎましょう。
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ひまわりの種で水に浮くのは植えない方がいい理由を解説!
ひまわりの種には芽が出るものと出ないものとがあります。
時間をかければ芽が出てくるというものでもなく、死んだ種みたいなものでしょうか。
ひまわりの花を見ると、真ん中に茶色い部分がありますが、あれは全部種なわけですね。
採れた種を並べてみると、小さいのから大きいの、厚みがあるもの薄っぺらい物、色々あります。
殻を剥いてみると薄っぺらいのは中身がほとんどありませんね。
中にはからっぽのものもあります。
たくさん採れればそれだけだめな種も混じっています。
しかし、これから種を植えるのに殻をむいてしまうわけにはいきません。
中身がぎっしり入っているひまわりの種は下に沈む?!
どんな方法で芽が出る種かを見分けるかは、水に入れるという作業だけです。
中身がぎっしり入った種は下に沈みます。
沈んだ種は芽が出るので取っておきましょう。
すぐに浮いてしまう種は、中身が空だから浮いてしまうわけで、植えても芽が出ないので捨てます。
こんな感じで、まく予定の種は全部水に入れてみて、浮いたものは取り除いておきましょう。
細かい種だったらたくさんまいているので、いくつか芽がでなくても気にしませんよね。
ですが、ひまわりだと種が大きいから場所を取るので、芽がでなかったらスペースの無駄ですからね。
一般的なひまわりだと、イメージしてるよりすごく大きくなるので、種と種の間は50㎝くらいは開けてほしいものです。
もし、庭でこじんまりとひまわりを育てたいというのであれば、切り花用とかミニひまわりの種が売られていますので、そういうのを植えた方がいいかもです。
枯れたあとは大量の種が採れますが、茎の始末がすごーーーく大変でした。
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ひまわりの発芽日数は?なかなか芽が出ないときはどうする?
ひまわりの種がなかなか発芽しないなって時がありますよね。
ちゃんと水にも浸したのになぜ?と思います。
ひまわりの種が発芽しない原因①気温が低い
その原因の多くは「気温が低い」からです。
昼間温かいから植えてみようってなることもあるでしょうが、そうはいっても朝晩は涼しいことが多く、それだと芽はでないんです。
ひまわりの種は20度超えていないと発芽しないのです。
さらにもっと暑い方が早く芽が出ます。
昼間は20度を超えても朝晩が10度とかだとだめということです。
種をまいた後に気温が上がってくれば芽がでるかもしれません。
ですが、10日以上たっても芽が出なかった場合は、早すぎたということで新たに種をまきなおした方がいいと思います。
あまり長い間土に埋まっていると腐ってしまっている可能性があるので・・・
ひまわりの種が発芽しない原因②土が乾燥している
あとは、土が乾燥しすぎていても芽がでませんね。
毎日きちんとじょうろでみずやりをしないといけません。
日当たりが良すぎる場所だと、すぐ土が乾いてしまうので朝晩あげるくらいしたほうがいいかもです。
鉢植えに種をまいたのでしたら、芽が出るまでは半日陰にするなどもいいでしょう。
芽が出たとしても、水がないとすぐ干からびて枯れるので、本葉がいくつかでるくらいまではこまめな水やりをしてください。
ひまわりの種が発芽しない原因③種そのものがだめになっている
水に浸しても、乾燥に気を付けてもそれでも芽が出ない場合、種そのものがだめになっていた可能性もありますね。
市販で売られている種は、紙袋に入って密閉されてはいます。
ですが、どのような行程でお店までやってきたのかもわかりませんから、袋の中身全滅しているという可能性もゼロではないです。
例えばですが、すごく高温の場所に放置されていたら加熱されているのと同じわけですから、それはもう生きた種ではないです。
お店の場合だと可能性はほぼないでしょうが、ネットだったり人からもらったものだったりすると、どんな管理をしていたかわからないので・・・
その時は、運が悪かったなと思って、あらたに購入しましょう。
ひまわりの種の植え方で種の向きは?とがっている方が上なの?
最初の方でもチラッと触れましたが、ひまわりの種には上下があります。
とがった方から根が出てきますので、とがった方を下にして植えてあげるのがいいですよ!
丸い方を上にして植えます。
と言っても、言葉だけでは分かりにくいですよね。
そこで、ひまわりの種の発根を観察している動画を見つけましたので、紹介します!
この動画では、発根が見やすいように土ではないものに植えてあるようです。
動画を見ると、とがった方から根が出ていることが分かりやすいですね!
ということで、ひまわりの種の植え方は、とがった方を下向きに植えるのが正解です。
もう一つ、とがった方を下向きにしてひまわりの種を土に植えた場合のタイムラプスも見つけましたので、紹介します。
土をかぶせずに、こんな少し刺しただけでも発芽するんですね!
たくさんの種がまいてあって、成長過程でうねうね動いて伸びているので、集合体恐怖症の人はちょっと注意かもです><
私は、植物が種の殻をかぶったまま芽を出した後、「ぱっ」と弾き飛ばすように葉を開くのを見るのが楽しくて好きです。
ですが、種の殻が強いと葉が開かないまま枯れてしまうこともあるそうです。
なので、葉を傷つけないようにそっと外した方がいい時もあるようですよ。
ひまわりの種まきの前に水に浸すといい?のまとめ
まずは水に入れて沈んだものを選びます。
そしてその種を1日水に浸します。
先の細い方を下にして穴を開けて軽く土をかぶせます。
この時ちゃんと土がかぶさってないと芽が出ません。
あとはこまめに水をあげて乾燥を防ぎます。
遅くても10日もすれば芽が出ますよ。
それでも芽が出ない場合は、種自体がだめになっている可能性が高く、新しい種を購入しましょう。