枝豆の収穫の時期や方法は?美味しい枝豆を収穫するためのポイント

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夏になるとスーパーにも並びはじめる枝豆。

子供も大人も大好きな人がたくさんいますよね。

家族に大人気なら、家庭菜園にも挑戦したくなりますよね。

比較的、簡単に栽培できる枝豆です。

しかし、収穫するタイミングを逃してしまうと「大豆」になってしまいます。

さらに、放置することで「黒豆」になります。

収穫を遅らせて、大豆や黒豆として楽しむこともありです。

ですが、ここでは枝豆として美味しいく食べるために、収穫するタイミングをお話させていただきます。

枝豆を収穫する目安は?収穫のサインを見逃さないためのポイントは?

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最初にお話ししたように、枝豆は大豆が未成熟の状態で収穫したものを言います。

収穫するのにいいタイミングは、1週間~10日ほどしかありません。

何度も言いますが、このタイミングを逃してしまうと「大豆」になります。

また、収穫が早すぎてしまうと実の成長が悪くなってしまいます。

逆に、収穫が遅れると枝豆の風味や味が落ちてしまいます。

なので、おいしい枝豆を収穫するにはタイミングがとても重要です。

枝豆を収穫するタイミング

枝豆のサヤが膨らみはじめると豆が大きくなってきているのです。

ですので、収穫のタイミングが近づいてきています。

枝豆の品種や育てている環境によっても時期は変わります。

でも、目安としては枝豆の花が咲いてから、1カ月半後くらいが収穫時期です。

花が咲いているのを見つけたら、何日くらいが収穫時期になるか確認しましょう。

日が近くなってきたら、サヤの成長を注意してみてタイミングを見計らってください。

枝豆の収穫タイミング①サヤの状態から判断

サヤが付き始めるとだんだんと中身が膨らみ始めます。

色も深い緑色になります。

サヤが目で見てもはちきれそうに膨らむとおいしく食べることができるサインです。

スーパーなどで、旬の時期に売られている枝豆を想像してください。

それくらい、膨らんでくると十分でしょう。

枝豆の収穫タイミング②全体の成長具合から判断

株についているサヤの全部が同じタイミングで成長していくわけではありません。

そして、全部のサヤが膨らむのを待っていると先に咲いてしまったサヤのタイミングを逃してしまいます。

全体的に8割くらい、膨らんだ状態で収穫するのがいいでしょう。


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枝豆の収穫に適したハサミは?どこを切るの?枝ごと?さやだけ?

収穫を決めたら、実際に収穫する工程に入りましょう。

収穫方法について、説明します。

枝豆の収穫方法①根っこから株ごと収穫する

収穫のタイミングがきたら、株ごと根っこから引き抜く方法です。

抜いたあとに、サヤをハサミなどで切り分けることができるので収穫方法としては一番簡単な方法です。

ただ、8割、9割で収穫をするのでまだ食べごろでもないサヤも取り切ってしまうことになります。

枝豆の収穫方法②タイミングが来たサヤから個別に収穫していく

サヤごとにハサミで切って収穫していくので、株ごと抜くよりも手間がかかります。

栽培している株の量が多いと、一つずつ選別するのは大変です。

しかし、そんなに株の数が多くないのであれば、タイミングの良いサヤだけを収穫するのでまだ、成長していないサヤは残しておくことができますね。

こうすると、長く枝豆を楽しむことができます。

また、未成熟のサヤを破棄しなくてもすみます。

枝についているサヤは、キッチンはさみで簡単に切ることができます。

また、サヤの部分の先を少し切り落としてから塩ゆでします。

こうすると豆にまでしっかりと塩味がついて美味しく仕上がります。

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枝豆の収穫の時期や方法のまとめ

枝豆というと旬は夏のイメージですよね。

しかし、夏だけではなく種をまくタイミングをずらすことで秋に収穫することもできるのです。

普通に夏の収穫を希望するのであれば、4月~5月に種をまきます。

そうすると、6月~9月にかけて収穫することができます。

秋に収穫をするのであれば、6月~7月に種をまいて10月~11月に収穫します。

種をまくタイミングをずらしたり、枝豆の種の品種を変えることで成長の期間も違ってきます。

すると、長い間採れたての美味しい枝豆を楽しむことができます。

種をまいてから枝豆として収穫できるようになる期間は、80日前後です(天候などにもよりますが)。

あえて長く置くことで、黒豆として収穫するのもいいですね。

秋に植えた種だと、黒豆として収穫してお正月の料理に使うこともできます。

植える時期や種類を変えて長く楽しむのも、味の変化を感じることができます。

また、たくさん採れた枝豆で、枝豆スープやずんだもち、サラダなどいろいろな食べ方で楽しんで欲しいですね。

種まきからお世話、収穫、料理までを子供と一緒に経験させてあげることができる野菜です。

家庭菜園にはぜひおすすめです。