ずっと昔から「防災グッズは備蓄しておきなさい」とか、「すぐ避難できるように防災シュックを玄関に置いておきましょう」などと、言われてきました。
しかし、どこかでまさか自分の身に起こるとはという気持ちがありましたよね。
ところが、ここ最近の夏から秋にやってくる台風は、超大型のものが多く、一昔前の台風とはもう別物になりつつあります。
「直撃コースに当たったら、ほぼ間違いなく大なり小なり被災するという覚悟をもって備蓄しておかないと!」と私も思うようになりました。
でもこの「備蓄」や「準備」は、
- もう家にはいられないレベルの被害か
- ライフラインは止まったけど家にはいられる状態か
みなさんも、最低3日分の備蓄くらいはしておいたほうがいいですよ。
防災用の水の置き場!邪魔にならない上手な備蓄品の整頓方法を伝授
人間が生きていく中で一番大事なもの、それは「水」です。
ですから防災用の備蓄は何はなくとも水の準備だけはしておきましょう。
しかし大きな一戸建てならともかく、アパートなどですと庭などもないし収納も限られているので、どこに置くのが一番いいのか悩みますよね。
- 普段は邪魔になっても、サッと取り出しやすいほうがいいのか?
- 玄関などのほうがいいのか
ここで1つポイントです。
家の中が無事で、災害後も家で寝泊まりできるのであれば、家の中どこかに水があればいいです。
クローゼットの奥深くとか、使ってない部屋の片隅とかそんな場所でかまいません。
家の中が地震や水害でとどまることが不可能で、避難所にいかないといけないようなレベルですと、そこではもう生活できませんよね。
なので、せっかく準備しておいた備蓄の水が使われることはないでしょう。
それとは別に、避難指示などが出てすぐに家からでないといけない状況に見まわれた時用にも、防災リュックを玄関近くに用意しておく必要があります。
防災リュックの中にも、せめて「500mlペットボトル×人数分」くらいは入れておきましょう。
防災の備蓄品一覧!最低限必要なものからあった方が良いものまで
では、家の中に備蓄しておいた方がよい備蓄品をご紹介したいと思います。
また、あったら便利というようなものもいくつかピックアップしていきます。
防災用に絶対あったほうがいいもの
これらのものが必要な量は最低3日ですが、一週間分くらいあると安心です。
- ペットボトルの水(長引いた場合給水車からもらうため、折りたたみのタンクなど)
- 保存食(レトルト品・缶詰・カップラーメン・カロリーメイト的なもの・乾パンなど)
- ウエットティッシュ(断水したらお風呂に入れないし手も洗えない)
- 簡易トイレ、トイレットペーパー、BOXティッシュ、大型ゴミ袋など
- カセットコンロ、ガスボンベ(特にオール電化の家)
- 懐中電灯(乾電池)、ランタン、ろうそく(マッチかライター)、電池式のLED電気
- スマホ充電器(充電式のもの)あるいは予備バッテリー
- オムツ、粉ミルク、おしりふき、離乳食など
- 生理用品
- 軍手
- 薬(風邪薬、胃薬、下痢止め、消毒液、絆創膏など)
- 持病がある場合は処方箋の薬やお薬手帳
防災用にあったらいいなというもの
絶対あったらいいものは、生活する上でないと困るものでした。
でも、ここで紹介するものは、「なくてもいいけどあったほうが楽」とか「あれば余裕が生まれる」というようなものです。
- ジュースやお菓子類など(お子さんがいる家庭)
- ラップ、ホイル、ビニール袋、ビニール手袋(使い捨て)、新聞紙
水道がでないので、食器にラップなどを敷いて使うとか、ビニール手袋を使うと便利 - カイロ(冬は暖房が使えないので)
- 電池式石油ストーブ(灯油が入っていれば、暖は取れるし調理もできるし一石二鳥!)
- 手回し式ラジオ
災害の備蓄品の置き場所は?のまとめ
本当に、ここ最近の災害はひどいですね。
地震などはくるくるといっていて、めったにこないですが、梅雨時期や台風の洪水や浸水被害は今後毎年やってくると言われています。
運が悪かったでは済まされず、各自がいつ災害が起こってもいいように、備蓄したり避難袋などを常に近くに置いておくようにしていきましょう。
備蓄だけでなく、災害の保険などの見直しも一緒に行ってみてくださいね。
あなたの加入している火災保険や自動車保険、水害にあっても保険おりますか?
確認しておいたほうがいいですよ。