お宮参りのときは誰が抱く?誰が抱っこするかによって何がどう違うの?

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赤ちゃんが産まれて1か月ほどたつと、“お宮参り”というイベントがあります。

生まれてから自宅でゆっくり過ごしていたママや赤ちゃんにとって、

最初におめかしをしてお出かけをする機会なのではないでしょうか?

最近では、お宮参りに行く時期やスタイルについて、あまり形式ばったことをするご家庭も少なくなってきました。

ちなみに、我が家は3人娘がいるのですが、3人とも3~4か月ころになってからお参りに行きました。

自由なスタイルが増えてきているとはいえ、赤ちゃんの誕生への感謝の気持ちと健やかな成長を願い、神様の前で報告する儀式です。

なので、最低限のマナーを持って参拝するようにしたいですよね!

お宮参りのマナーの中で一番目に留まるのが、「赤ちゃんを抱っこする人は誰なのか?」という点です。

単純にママが抱っこするわけではなく、そこには細かいルールがあるのはご存じですか?

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お宮参りは誰が赤ちゃんを抱っこする?

お宮参りは、神様に「赤ちゃんが産まれました。これから幸せになれるように宜しくお願いします」というご報告に行くものです。

赤ちゃんはもちろん、一緒に参拝をするママやパパ、おじいちゃんおばあちゃんもきちんとした格好で行くことが通説となっています。

この時、赤ちゃんを抱っこするのは“祖母”というのが昔ながらのマナーなんです。

ママからしたら、「え?なんで私じゃなくておばあちゃんなの?!」と思う方もいるかもしれません。

なぜ抱っこするのが祖母なのかという点は後程説明しますが、一つ言えるのは「お宮参りで祖母が抱っこしてくれるなら、甘えたほうが良い!」という点です。

私は3人娘を出産して、3回お宮参りに行きました。

出産後の久しぶりの外出で、きれいな恰好をした状態だと、正直なかなか神社の階段の上り下りは大変です。

義理の両親が毎回一緒に行ってくれているのですが、赤ちゃんを抱っこしてもらえて、体力的にとても助かりました。

中には、ママも和装をする方もいると思いますので、もし他に抱っこしてくれる方がいたら、お言葉に甘えてしまうのもオススメですよ。

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お宮参りで祖母が抱っこすることが多い理由は?過去の習わしには意味がある?

お宮参りで赤ちゃんの抱っこをするのは、「父方の祖母」。

ママから見たら義理の母が昔からの慣習として言われています。

これは、昔は特に命に関わることが多かった出産を「穢れ(けがれ)たもの」としていて。

産後は「出産の忌み期間」として、母親の外出が禁じられていたことが影響しているといわれています。

所説ありますが、お宮参りに行く産後1か月ほどは、まだ悪露がでている期間でもあります。

個人差はあるのですが、大体産後二か月ほどは出血のある状態が続きますので、これが「血の穢れ」として、神様には近づけない状態とされています。

そこで、「お宮参りの際は、赤ちゃんの祖母が抱っこして参拝をする」というスタイルが定着したと言われています。

地域によっては、母親以外であればだれでも良いなど、住んでいる土地によってルールにも違いがありますので、確認してみてくださいね。

最近では、祖父母の家が遠方で一緒にお宮参りに行けないなど、各ご家庭で様々な事情がありますので、慣習にしばられずに自由なスタイルで参拝する方が多くなっています。

なので「絶対に祖母が抱っこしなくてはいけない!」というルールに縛られなくても大丈夫ですよ。


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お宮参りのとき義母が抱っこするタイミングは?最初から最後までしなきゃダメ?

基本的には、穢れのある状態のママが神様の元に行くことが敬遠されているわけなので。

参拝する神社の敷地内にはいったら、義母と抱っこを変わるのがベストなタイミングかと思われます。

帰りも、神社の敷地内をでるまでは、抱っこしてもらいましょう。

車で現地まで行く場合は、駐車場で車から降りるタイミングで、バトンタッチが望ましいです。

でも、「そんなに長い時間抱っこしてもらうのも気が引ける・・・」という場合は、ご祈祷を受ける手続きをしたら抱っこをかわってもらいましょう。

神社の中でお祓いをしてもらっている間は、義母に抱っこしてもらったほうが良いと思われます。

長い時間抱っこしていると、いくら小さな赤ちゃんとはいえ、義母もかなり疲れてしまいます。

ママだけでなく、パパや義父とも協力して、お宮参りを円滑に進めましょう。

お互いの様子を見ながら、抱っこのバトンタッチをするように、最初に話をしておくと、スムーズにいきますよ!

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お宮参りのときは赤ちゃんを誰が抱くの?のまとめ

お宮参りは、生まれた赤ちゃんの1番最初のイベントです。

大切なお参りの機会なので、是非赤ちゃんの誕生と、家族の健やかな日々をしっかりお参りしてきてくださいね。

素敵な1日になるように、お祈りしております。