ゴミの分別というのはいまや常識といいますか、燃えるゴミと資源ゴミと燃えないゴミと3種類に分けているのは普通になってきましたね。
最初は、めんどくさいなって感じていたと思います。
ですが、慣れれば当たり前になり、ペットボトルを燃えるゴミに入れることが罪悪感を感じるくらいになりました。
ゴミの分別めんどくさいと思って、こっそり燃えるゴミにまぜて捨てている人もいることでしょう。
しかし実はそれ、法律違反してるんです!
ゴミの分別をしていないと法律違反になる?!
清掃法というのがあって、ゴミを減らす・再生利用する・分別する・自治体のルールに協力するなどのことが書かれています。
これを守らないと5年以下の懲役、または1000万円以下の罰金を科すとなっております。
とはいえ、よほど悪質でもなければここまでされることはないかもしれないです。
ですが、回収したごみを山に捨ててる業者なんかありますが、これはもうひどいとしかいいようがないので、刑務所入れといいたくなりますね。
分別の項目は本当に自治体によってさまざまで、ものすごく細かい分別をするところから、基本的なものしかしないなどさまざまです。
「ペットボトル」・「瓶」・「缶」・「ダンボールや新聞紙」、このあたりを分別するというのは、たぶんどこでもやっていると思います。
現代でもっとも多いゴミは実際のところプラスチックですよね。
レジ袋が有料化になったのはまだ最近のことですが、それだけ減らしてもなぁ・・・っていうくらいにそこら中にあふれていますね。
このプラスチックゴミを資源ゴミとしているところと燃えるゴミとして処理しているところとありますが、なぜそのようになったか。
もともと
「プラスチックを燃やすときにはダイオキシンが発生する」
↓
「有害物質の危険性」
↓
「燃やすな」
ってことになって分別が始まり、プラスチックはリサイクルするべきとなりました。
しかし、時代とともにゴミを燃やすときに有害物質を発生させない高温処理焼却場を作ったことにより、プラスチックも燃えるゴミでいいとしている自治体も出てきています。
ゴミの分別をしないと罰金って本当!?自治体ごとにどんな罰則があるの?
ゴミの分別をしないと罰金を取る自治体もあります。
私の知る限りでは横須賀市のみですが、何度もやって悪質となった場合でしょうが、2000円を取られます。
ゴミの出す場所や回数などは、自治体の予算と絡んできますね。
私の住む市町村では、燃えるゴミと資源ゴミの出す場所が違っていて、資源ゴミは公民館などに捨てに行きます。
そして、その日は当番制で隣組の班が見張りをします。
こういうことをしないとちゃんと分別しないし、よそからゴミを持ってくる人が出てくるからです。
この当番を欠席すると罰金1000円取られます。
ボランティアでやっているのに、出られないと罰金とは・・・と言いたくなりますが、罰金を取らないと守らないからでしょうね。
ゴミの回収への苦言!罰よりも捨てやすい環境を…
前に住んでいた自治体では、燃えるゴミと同じ場所で資源ゴミの回収もしていました。
ですから、近いのですぐに捨てられて楽だったなぁと感じます。
ついでに、今の自治体に公民館に捨てに行くのは不便である、もっと場所を増やしてと苦情を申しましたら、「予算がないので無理」で終わりました。
そもそもな話、ゴミの分別を科すのはいいですけど、捨てるのが大変というのが問題なのです。
罰を与えるより、もっと捨てやすい環境を作ってほしいなと思います。
車でいかないといけないような場所に資源ゴミの場所を作っても、駐車場がないとかだったり車に乗れない高齢者はどうするのという問題もあり。
私が子供のころは、月に1回とか廃品回収の日などを設けて、家の前に資源ゴミを置いておくと持っていってくれるというのを自治体でしていました。
トラックも町内の誰かが貸し出さないと成り立たないサービス?なので、貸す人がいないと自然にすたれていきました・・・
誰かの努力がないと成り立たないのですよね、ゴミの分別というのは。
ゴミ問題が地球環境に直結するなら、国がもっと予算を出して、楽に回収できるようにしてほしいなと感じました。
ゴミの分別を間違えた!処理の負担や事故を防ぐために心得ておくこと
ゴミの分別は法律で決まっているとなれば、個人個人でも努力をしないといけないわけですが、あまりに細かすぎるとわからなくなったりしますよね。
新年度になると自治体から分別ポスターなど配られますが、頻繁に「これは何ゴミだろう」って思うことがあります。
子供のおもちゃなどはきれいならリサイクルに出せますが、ぼろぼろだと捨てるしかないですよね。
ですが、プラスチックと鉄と電池と大量のねじと・・・苦労させられます。
傘なども子供はよく壊しますが、あのまま捨てると怒られます。
骨組みと布でばらして出せなど。
不燃ごみと燃えるゴミに分けられると。
うわーしんど!ってなりますね。
スプレー缶や割れ物を捨てるときには気を付けて
分別を間違えてもプラスチックとかは結果燃えてしまうだけなので、次は気を付けようですみますが。
たまに間違ってしまうと危険なものもあるので気を付けたいところです。
めったにいないと思いますが、スプレー缶などを燃えるゴミに入れてしまったりするとゴミ収集車の回転板で潰されて爆発するなどもあります。
中はガスですからね。
他には先がとがっているゴミなども、袋を突き破って作業員の手に刺さることもあるので、気を付けてください。
ちゃんと不燃ごみに出せたとしても、何も書かれていないビニールに割れた食器や包丁などが入っていると危ないです。
つかんだ時に袋が破れて手を切ってしまうなどもありえますので、新聞紙に包むとか布に包むとか、ワンクッションさせてから袋に入れてください。
あるいは袋に「割れ物入ってます。怪我に注意」などマジックで書いてあると作業する方も気を付けてもつので、ありがたいですね。
ゴミの分別をしない自治体がある!?のまとめ
ゴミの分別についてみてきましたが、分別の仕方は自治体によってだいぶかわりますね。
引っ越す場所をゴミの分別で決める人はほとんどいないのが現状ですが。
あまりに大変だと「こっちじゃなくて隣の市にすればよかった」なんていうことも実際あります。
そこにしか住めない人はしかたないですが。
候補がいくつかある人は、ゴミの分別や掃除当番立ち当番などがあるのかどうかっていうのも調べた方がよさそうですね。
それくらいゴミ分別は生活の一部となっていますので・・・