家庭での必需品の炊飯器。
家電量販店に行くと色々なサイズが展開されていますよね。
4人家族である場合、どれくらいのサイズがちょうどいいのでしょう。
これから、どんどん大きくなる子供たちは、驚異的に食べる量も増えてきますね。
炊飯器を購入するときに一番重要なポイントはサイズです。
「何合炊きの炊飯器が、便利なのか」
「美味しく炊けるのは大きめがいいのか」
「場所や電気代のことも考えてコンパクトサイズでいいのか」
これらを調べてみました。
一度にどれくらいの量を炊けるのか。
デザインや価格がどれだけ気に入っても、4人家族なのに一度にお茶碗3杯分しか炊けなかったら話になりません。
一般的な商品展開は、「3合」「5.5合」「一升」炊きです。
1合でお茶碗2杯~3杯分くらいになります。
3人~5人家族の場合は、5.5合炊きの炊飯器が一般的と言われています。
炊飯器の3合炊きと5合のどっちが実際にご飯がおいしく炊けるの?
それでは、3合炊きと5合炊きの炊飯器では、どちらが美味しくご飯を炊けるのでしょう。
これは、3合炊きだから、5合炊きだからということではありません。
その炊飯器に合った適正な量を炊くことでおいしくなります。
まず、「5合炊きで1合炊く」というのはおすすめではありません。
実は、大きな炊飯器で少量のごはんを炊くと、味が落ちてしまうのです。
そして、3合炊きの炊飯器で3合炊くこともおすすめではありません。
こちらのように、容量いっぱいの量で炊くと、どうしても炊きムラが出て味が落ちてしまいます。
なので、一回の炊飯でどのくらいのごはんを炊くかで「3合炊きか5合炊きか」を選ぶことがポイントです。
実際に炊くお米の量より大きい炊飯器を選ぶ
炊飯器は実際に炊くお米の量よりも、少し大きめの容量を使うことをおすすめします。
先ほども書きましたが、炊飯器の容量いっぱいでごはんを炊くと、炊飯器の中でお米がうまく混ざらないからです。
そうすると、炊きムラができてしまい食感が損なわれてしまうのです。
4人家族であっても、一回の炊飯が2合なのであれば3合炊き。
3合炊くのであれば、5合炊きが、美味しいご飯を炊くことのできるサイズになりますよ。
炊飯器で容量オーバーの量を炊いたらどうなる?
炊飯器は、お米の量や水分量をしっかりと守らないと、美味しく炊けませんよね。
例えば水が多すぎると、おかゆのようなべちゃべちゃなごはんになります。
反対に、水が少なすぎると固すぎて食べられないごはんが出来上がります!
自宅の炊飯器の性能を理解していれば、例えば今日は固めのごはん。
翌日は柔らかめのごはん…など、気分にあわせて変えることもできますね。
そんな中で気になるのが、容量オーバーのお米を炊いてしまった場合です。
容量オーバーとは、例えば3合炊きの炊飯器で3.5合炊いてしまった!というイメージです。
この場合どうなってしまうのかというと、そもそも炊くことができません!
なぜかというと、炊飯器のセンサーが上手く作動しないからです。
もし奇跡的に炊き上げることができたとしても、確実に芯が残ってしまいます。
食べられるようなごはんにならない可能性が高いのです。
炊飯器は、新しいものほど様々な機能やセンサーが入っていますよね。
炊き方も変えられたり、お米の種類で変えることもできます。
そのため、容量オーバーにしてしまうのは危険なので、気を付けましょう!
容量オーバーの度合いによっては、上手く炊けなかっただけでは済みません。
炊飯中に吹きこぼれてしまって、熱湯が噴き出てくることも。
そうなると、とても危険ですよね。
ごはんが炊けて、炊飯器を開けた瞬間の蒸気はとても熱いですよね。
あの蒸気と同じぐらいの熱湯が吹きこぼれるのは危ないので、容量は守って炊きましょう。
炊飯器のサイズに迷ったら!4人家族におすすめな大きさは何合炊き?
まず、まだ小さな子供がいる家庭の場合、4人家族だと先のことも考えて、5合炊きをおすすめします!
さらに、ごはん大好きな子供の場合は一升炊きでもいいかもしれません。
先ほどから、何度か書いているように一回に炊く量によって3合炊きか5合炊きに分かれてきます。
ただ、一般的な4人家族で育ちざかりの子供がいる場合は、一回の食事で2合から3合を炊くことになるでしょう。
さらに、朝はごはん派の場合や、家族のお弁当も作るような場合には、もっと大量に炊くことになります。
そうなると朝のごはんだけで4合ほど必要になりますね。
ご飯を2合炊くのは、お父さんが飲み会で夕食いらない・・・といった場合でしょうか。
あとは、麺類などにしたにもかかわらずごはんも食べたい子供たち・・・ということもあるでしょう。
その場合は、大人の分は炊かずに少な目にすることもありますね。
でもこういったパターンは、そんなに多くありませんよね。
ほとんどの日々が、3合以上炊くことが多くなることでしょう。
そうなると、3合炊きよりも5合炊きの炊飯器を選ぶことが賢明ですね。
炊飯器の一升炊きで少量炊くとき!何に注意すれば美味しく炊ける?
一升炊きの炊飯器は、食べ盛りの子供がいるご家庭では大活躍します!
子供も旦那さんも良く食べる!というご家庭では、必須かもしれません。
そんな一升炊きの炊飯器は、なんといっても一度に10合まで炊けることですよね。
10合炊ければ、5~6人分ぐらいはまかなうことができてしまいます。
たくさん食べるご家庭ではもちろん、冷凍ストックを作りたいというご家庭もあります。
一度にたくさん炊いてしまえば、何度も炊かなくて楽という場合も多いです。
そんな一升炊きの炊飯器についてですが、少量炊くことは可能なのでしょうか?
これは結論からお伝えをすると、グレーなところです。
もし一升炊きの炊飯器で少量を炊きたい場合、少量モードという機能がついているかどうかが大切なのです。
そのため、一升炊きモードがついている炊飯器であれば上手く炊けます!
ついていない場合は、美味しく炊くのは難しいということですね。
なぜ少量モードでないとうまく炊けないのかをご説明すると、熱効率が悪くなるからです。
もともと一升炊きの炊飯器は、少量炊きに適しているわけではないですよね。
そのため、炊くことはできても熱が均等に入らずに、炊きあがりにムラがあるごはんになってしまいます。
例え少量モードがあったとしても、やはり味は落ちるようです。
美味しいお米を食べたい場合は、炊飯器の大きさにあった号数を炊くことが大切ですね。
もしお米を少量楽しみたい場合は、事前に炊いたものを少量ずつ冷凍ストックしてみてくださいね。
4人家族におすすめな炊飯器①IH炊飯器
IH炊飯器は、
- おいしいお米を食べたい!
- でも、お手入れの手間はめんどくさい
「IH炊飯器」は、台所家電でよく使われているIHで加熱するものです。
今主流となっている炊飯器です。
「IH炊飯器」は内釜自体が発熱します。
そのため、釜全体でお米に熱を伝えることができます。
5.5合炊きや一升炊きなどの容量の大きい炊飯器でも、ムラなくご飯を炊くことができるのでおすすめです。
4人家族におすすめな炊飯器②圧力IH炊飯器
圧力IH炊飯器は、予算に余裕があり、ご飯の炊きあがりを重視したい人におすすめです。
「圧力IH炊飯器」は、IH炊飯器の加熱方法にさらに、圧力機能をプラスした炊飯器です。
IHの高い火力に、圧力を加えることによって、高温調理を実現できます。
その温度は、100℃以上。
高い温度で炊飯をすることで、お米の粒ひとつ、ひとつにしっかりを熱を通してくれます。
そうすることで、お米のうまみが出てよりおいしく仕上がるのです。
また、お米に圧力をかけることで、お米がもっちりと炊きあがります。
なので、玄米などを炊く方にもおすすめです。
デメリットとして、圧力をかけるという構造上、炊飯器自体のパーツが多くなっています。
さらに、そのパーツは毎回洗うように説明書にも書かれています。
洗い物が増え、さらにお米を炊くときにそのパーツをセットする必要があります。
それが手間と感じる方は向いていないかもしれませんね。
炊飯器は大きい方が美味しいって本当!?のまとめ
炊飯器は大きい方が美味しいのか?ということについてみてきました。
家族がたくさんご飯を食べてくれると、見ていてうれしくなりますよね。
その反面、どんどん「おかわり!」されるとごはんがたりるかどきどきしながら、食事をすることも。
それでも、母親としては美味しい物をお腹いっぱい食べさせてあげたい、という気持ちがあります。
毎回の食事でたりないよりは、残ったほうがマシとたくさん作りがちになってしまいます。
毎日の献立を考えるのは大変です。
でも子供が喜んで食べてもらえるご飯をお互い考えてがんばりましょう。