新幹線の払い戻しでクレジットカードの場合の流れ!手数料は現金での準備が必要?

スポンサードリンク

ゴールデンウィークとかの大型連休になると、普段はなかなか行けない家族での旅行を計画するっていうご家庭も多いんじゃないでしょうか?

我が家も、今年のGWはちょっとした家族旅行を計画してました。

そして、準備万端で迎えた当日のことでした。

2才になる長男が何とこのタイミングで突然の発熱。

微熱くらいなら、まだ考える余地もあるんでしょうけど、朝起きて計ってみると何と39度オーバー!

さすがに、この状態だと連れて行くわけには行きません。

5才のお姉ちゃんも旅行をとっても楽しみにしてたので、行けなくなっちゃったことを「嫌だー!」ってずっと言ってたけど。

そんな娘をどうにか説得して(とっても楽しみにしてたので、最後まで納得はしてくれはしなかったけど…)、今年の旅行はキャンセルすることに。

こんな風に、小さな子供がいると「このタイミングでですか」っていう事が、たまにありますもんね。仕方ないです。

旅行の当日だったので、急いで宿泊先にはキャンセルの電話をしました(当然、連休中の当日キャンセルなので、キャンセル料はしっかりと取られました)

次に買っておいた「新幹線のチケット」。

この新幹線代って、家族4人分ともなると金額も大きくなるので、クレジットカード決済で窓口で購入してたんだけど、こんな時のキャンセルってどうすればいいんでしょう。

そこでこの記事では

  • カードで購入した新幹線チケットの払い戻しっていつまでにすればいいの?
  • カード決済で買った券ってどこで払い戻しができるの?
  • 新幹線チケットのキャンセル料ってカードで購入したものだといくらかかるの?
っていうことについて、詳しく見ていきたいと思います。

スポンサードリンク

新幹線の払い戻し カードで購入したチケットの場合はいつまでできる?

年末年始やゴールデンウィーク、お盆にシルバーウィークと、1年の間に何度かある「大型連休」。

そんな連休に予定してた家族旅行をキャンセルしなきゃいけなくなったとき。

何日も前から予約してた宿泊先や新幹線のチケットを、急いでキャンセルする必要がありますよね。

宿泊先には、電話でキャンセルの連絡を入れればいいけど。

でも、新幹線チケットのキャンセルも同じように「電話1本で」とは行きません。

そして、刻一刻と迫ってくる新幹線の発車時刻。

この「キャンセルの手続き」って、いつまでにしなきゃいけないんでしょう?

新幹線のチケットのキャンセルは発車時刻までにが必須

まず、第一に「新幹線の切符をキャンセルすることができる為の条件」というものがあります。

新幹線の予約キャンセルが可能な条件

  • キャンセルしたい切符が未使用の状態(まだ使われていないもの)
  • 切符の有効期限が切れていないもの(有効期限内であること)
この2つの条件を満たしていれば、新幹線のチケットをキャンセルして、払い戻しをしてもらことができます。

要は「新幹線が出発する前まで」であれば、キャンセルすることができるってことですね。

逆に、この条件が満たされないと、キャンセルの手続きをすることができません。

要は「払い戻しをしてもらえない」っていうことになっちゃいます。

そんな人の為にと「同日内であれば後続列車の自由席に乗車できる」っていう救済措置を設けてくれてはいるんですあ。

でもうちの場合は、子供が高熱で旅行に行ける状態じゃないから、その救済措置は全く使えないんですけどね。

スポンサードリンク

新幹線チケットの払い戻しの注意点!カードで買ったときどこで手続きすればいい?

旅館のキャンセルと同じように、電話でキャンセルっていう訳にはいかないのはなんとなくわかるけど。

だったら、カード決済で購入した新幹線チケットはどこで手続きができるんでしょうか?

  • 「チケットを買った駅じゃないとダメなんじゃない?」
  • 「新幹線とか特急が通るような大きな駅じゃないとしてもらえないよね?」
なんて思っていませんか?

新幹線の払い戻し手続きは全国どこの駅でもしてもらえる

今回みたいに、何かしらの理由で新幹線の切符をキャンセルしたい場合。

そんなときって全国にあるJRの駅なら、どこでも手続きをすることができます。

「券を買った駅じゃなくても」だとか「大きな駅じゃなくても」手続きをすることができるんです。

なので、発車時刻前までに急いで最寄りの駅に行って手続きをするようにしましょう。
(さすがに「無人駅」では手続きはしてもらえませんからね)

新幹線のチケットの購入窓口以外での払い戻し!可能になったのは意外と最近のこと

この「全国どこの駅でも払い戻しができる」ようになったのは、実は意外と最近のことなんです。

2013年3月までは「券を購入した窓口」じゃないと、カードで購入したチケットの払い戻しはできなかったんです。

そして「別会社で購入した券」(例えばJR東海とJR九州みたいな)の払い戻しも、してもらうことはできなかったんです。
(キャンセル手続きはできるけど、払い戻し手続きはできなかったんです)。

それが、2013年4月からは「全国どこの駅でも」キャンセルと一緒に「払い戻し」の手続きもできるようになったんです。

でも、どこの駅でもできるからといっても、時間に余裕があればいいけど。

連休中とかの場合、大きな駅の窓口って人が多くて混雑してますよね。

手続きに行った時間が結構ギリギリだったりすると。

最悪「混雑してる窓口に並んで待ってる間に、新幹線の発車の時間になってしまった」なんてことも考えられます。

なので、例えば「近くの大きな駅」よりも「1つ先の小さな駅」の方が時間に余裕がないときなんかには、おすすめですよ。

スポンサードリンク

新幹線の払い戻し!カードで決済したものは手数料はいくらかかる?

払い戻しの手続きで、もう1つ気になるのが「手数料」です。

おそらくは「タダ」でやってくれることはないって思いますもんね。

その通りで、新幹線の払い戻し手続きには、やっぱり「手数料」がかかります。

この手数料も、「手続きをするタイミング」によって変わってきます。

新幹線のチケット払い戻しの手数料①予定日の2日前までの場合

まずは新幹線に乗る予定だった2日前までの場合です。

新幹線に乗る日の2日前(5月5日なら、5月3日まで)までなら、次の手数料が必要になります。

  • 乗車券   … 220円
  • 指定席特急券… 330円
あわせて550円の手数料が必要となります。

うちの場合は子供は未就学児だったので料金はかからないけど、大人2人分なので「1100円(550円×2人分)」になります。

新幹線のチケット払い戻しの手数料②前日から出発直前までの場合

次に、新幹線に乗る予定だった前日から出発直前までの場合です。

新幹線に乗る、前日から(5月5日なら、5月4日から5月5日出発時刻まで)キャンセル手続きをする場合には、次の手数料が必要になります。

  • 乗車券    … 220円
  • 指定席特急券 … 料金の30%(最低330円)
乗車券は2日前までと同じだけど、指定席券が何と料金の3割もかかってしまうんです。

例えば「東京⇔新大阪」の場合、GW期間中だと指定席特急券は通常時よりも200円割増の5,900円になるので

「5,900円 × 0.30(30%) = 1,770円」

乗車券の220円と指定席特急券の1,770円で1,990円です。

こっちも大人2人分なので「3,980円(1,990×2人分)」になります。

うちの場合は、当日のキャンセルなので手数料が3,980円も取られてしまうってことです。

正直「高い」ですよね。

これがあれば、家族でちょっとした外食ができちゃいます。
(子供達が大好きな回転寿司も余裕で行けちゃいます)

新幹線の乗車券をカードで買った場合の払い戻し

カードで買った新幹線の払い戻しをする場合、チケットとは別に必要なものがあります。

それは「クレジットカード」です。

購入時に使ったカードを持参する必要があるんです。

払い戻し手続きには、このカードが必ず必要になるから、忘れないようにしましょう。

もし忘れても慌てて取りに帰る必要はありません。

そんなことをして、発車時刻に間に合わなくなってしまったらキャンセルができなくなっちゃうので大変です。

なので「キャンセル」だけを先にしておけば。

そこから1年以内であれば、後からでも払い戻し手続きはできるんです。

払い戻し手続きが終わったら、あとはチケット代から「手数料」を差し引かれた金額が、クレジットカード会社から。

基本的には「カードの引き落とし日」に引き落とし口座に振り込まれます。

なので、窓口に行った時に「手数料」を現金で払う必要はないので、現金を準備しておく必要もありませんからご安心くださいね。

スポンサードリンク

新幹線の払い戻し手続きは本人以外での可能なの?手続きのときの注意点は?

クレジットカードで購入した新幹線チケットの払い戻し手続きは本人以外ではできません。

新幹線のチケットをクレジットカードで購入した場合は、クレジットカードの名義人が払い戻しを受けることになります。

なので、必ず本人が手続きをしなければなりません。

ただし、クレジットカードが手元になくって。

でも間もなく発車時刻だから、手続きを済ませないとキャンセルが間に合わない!という場合には。

とりあえず窓口に行って、払い戻しの申し出をしたいという旨の証明を取ることができます。

後日クレジットカード名義人が、クレカとチケットを窓口に持っていって払い戻しの手続きができます。

手続きは1年以内に行ってください。

クレジットカードの名義人が忙しかったり病気だったりという場合でも、1年以内なら手続き可能です。

なので、とりあえず代理人がチケットを持って発車時刻前までに窓口に行き、払い戻しの申し出をした証明を受けてくださいね!

払い戻しの窓口は、購入した場所じゃないとダメということはないです。

ただし、JR東日本みどりの窓口で購入したチケットは、全国のJR東日本みどりの窓口で手続きが可能ですが。

でも、JR東海みどりの窓口では手続きができません。

旅行会社で購入した場合も旅行会社で払い戻し手続きをすることになります。

旅行会社にクレジットカードを後日持参する場合、みどりの窓口で払い戻しの申し出をした、という旨の証明を取ることが必要になります。

カードで購入した新幹線の払い戻しのまとめ

独り身の時と違って、家族ができて小さな子供がいると、「思いもよらないタイミングで、思ってもいなかったこと」が起きてしまいます。

特に「男の子はすぐに熱を出しやすい」って聞いてたけど、本当にその通りです。

我が家の場合でも、お姉ちゃんのときと比べても、よく熱を出してる気がします。

同じように、そんな「突然のアクシデント」で、新幹線の乗車券と特急券を当日にキャンセルが必要になったとき。

どうすればいいのかの参考にしていただけると幸いです。