お弁当を冷ます理由って何なの?あなたは冷まし方間違っていない!?

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子供を持つ親が必ず通る道

その1つが「お弁当作り」ですよね。

小学校までは、学校給食にお世話になっていました。

でも、中学に上がると同時にお弁当持参になる学校も多いのではないでしょうか。

子供は、苦手なものが出る給食よりもお弁当を持って学校に行くことに喜びがちです。

だけど、親からすると結構な負担ですよね。

中身の問題もそうだけど、夏場などになると食中毒も心配です。

お弁当は、なんとなく冷めてから蓋をするようにしています。

でも、実際どうして冷めてからのほうがいいのでしょうか。

正しいお弁当の冷まし方はあるのでしょうか。

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お弁当を冷ます理由は第一に「食中毒予防」

では、お弁当を冷ます理由を見ていきますね。

お弁当を冷ます理由①食中毒を防ぐため

炊き立てのご飯を食べさせたいため、ご飯が温かいままお弁当の蓋をすると、蓋の内側に水滴がついていることがありませんか?

水分が多くて、適度に温かい状態は菌が繁殖しやすい条件になります。

そうすると、お弁当の中の食品が傷む原因になります。

傷むイコール食中毒ですよね。

おかずも同様に、できるだけ熱を取った状態でお弁当に詰めてあげましょう。

冷ましてから、お弁当に詰めることで中が蒸れず、雑菌の繁殖を防ぎますよ。

これは、お弁当を食べる方にも持たせる方にも安心してお弁当を食べてもらうための大切なポイントです。

時間が無くて急いでいる場合も、できるかぎり冷めた状態で詰めます。

保冷剤の上などに置いておくと比較的早く熱を取ることができます。

お弁当を冷ます理由②密閉状態にさせないため

また、食中毒対策だけじゃなく、温かいままの状態で蓋をするとお弁当箱の形によっては、密閉状態になってしまうことあります。

そうすると、食べる時に蓋が開きにくくなってしまいます。

自分が学生の時、蓋を開けるのに苦労している友達はいませんでしたか?

あまりにも、開かなくて両手で引っ張ったら空気が入り込み、ぱかーーーんと開いて中身が床に・・・

なんてエピソードはないでしょうか。

子供は蓋を開けることに意地になってしまって、力任せになるので気を付けてあげてください。

食中毒予防は粗熱をとるだけでなくお弁当についている水にも注意

余談だけど、食中毒の原因として洗ってすぐのお弁当箱を使っていたのが原因ということもあります。

お弁当箱を洗って、良く乾かさないと洗ったばかりのお弁当箱自体に菌が着いてしまいます。

そこに、ごはんやおかずを詰めてしまうと、ごはんなどを入れたことによって菌が増殖していくパターンです。

洗ったら、しっかりと乾かしましょう。

心配なら「アルコール除菌」をするのもおすすめです。

スプレーする時は、少ない量で均等にかかるようにスプレーをしてください。

そのあとは、ふき取らないでアルコールが蒸発したことを確認してから使いましょう。

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お弁当は詰めてから冷ます?それとも冷ましてから詰めるの?

今までお話したように、おかずやご飯が熱いうちに蓋をしてしまうとお弁当の中に蒸気がこもってしまいます。

それが、細菌繁殖のリスクにつながります。

なので、冷めてから蓋をすることが大前提です。

でも、お弁当に詰めてから冷ますのか、冷めたご飯、おかずを詰めるのか悩みどころですよね。

これは、「冷ましてから詰めるようにしましょう」

お弁当に詰めてから、冷ますとどうしても中の方が蒸れて水滴が発生します。

冷ましてから、詰めるほうが安全だと言えますね。

時間を短縮するならば、うちわや扇風機を使って粗熱をとることもできますよ。

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お弁当のご飯を冷ますには?キッチンペーパーを使ったカンタン手順

それでは、効率よくお弁当を冷ます方法があるのか調べてみました。

時間がない朝は、できるだけ早く冷ましてお弁当を持たせたいですよね。

冷ましている間に、他の用事をして持たせることを忘れてしまう・・・といったこともしばしば・・・。

早く冷ましたい!!と急いでいる時には、キッチンペーパーと保冷剤を使うのがおすすめです。

キッチンペーパーと保冷剤をコラボさせる

詰めたお弁当の上に保冷剤を置いて冷まします。

保冷剤の冷却力で常温に放置しておくよりも早く熱を取ることができます。

保冷剤の大きさは、お弁当箱の全体が乗るような大きいものを使ってください。

ただ、保冷剤の上にお弁当箱をうまく乗せるのは至難の業です。

保冷剤自体がそんなにきれいに平らに凍ってくれているわけではないですよね。

それに、プラスティックのお弁当箱を乗せるとどうにも滑ってしまい、うまく乗せることができません。

そこで、「キッチンペーパー」を使うと滑り止めの効果を発揮してくれます。

保冷剤の上にキッチンペ―パーを引いてその上にお弁当箱を乗せましょう。

こうすると、お弁当が傾いたり、滑ってしまうことがありません。

大きめの保冷剤がない場合は、小さい保冷剤を2、3個並べてその上に置いても大丈夫です。

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お弁当を冷ます時間はどのくらい?絶対に食中毒を避けたいあなたへ

それでは、お弁当を冷ます時間はいったいどれくらいがいいのでしょうか。

自分の作ったお弁当で家族が食中毒になってしまうのは、とてもショックですよね。

蓋に水滴がついてはいけない、と言うのであれば常温くらいで大丈夫でしょう。

手をかざしてみて、温かさが感じられないこと、湯気が上がっていないくらいで十分。

理想としては、30分以内に20度以下に冷ますことです。

ご飯を冷ますコツ

大きめのお皿にラップを敷いて、ごはんを平たく広げます。

ご飯とご飯の間に空間を作ることで、熱が早く逃げるようになります。

ラップを敷いておくと、お皿にご飯がくっつくことが防げるので必ず敷いてくださいね。

さらに、うちわであおいだり保冷剤を使うと早めに冷ますことができますよ。

風を送って冷ます場合は、ご飯の表面が乾いてカピカピになってしまうこともあります。

なのでラップなどを上からふんわりとかけて乾燥を防ぎましょう。

冷凍ご飯をお弁当に詰める場合

冷凍していたご飯をお弁当に詰める場合には、一度電子レンジで50℃程度まで温めましょう。

それから、炊き立てのご飯を冷ます方法と同じように冷ましてください。

あまり、温め温度が低くかったり加熱のムラがあると細菌の繁殖につながりやすいので注意してください。

作り置きのおかずや冷凍しているおかずをお弁当につめる場合

作り置きのおかずや冷凍のおかずを使う場合は、一度作り立てと同じくらいの熱さまで加熱します。

30~40℃くらいの温度で温めてしまうと、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

十分に加熱することが大切です。

レンジを使って温めた場合は、加熱にムラがないように注意してくださいね。

また、おかずの汁気はしっかりと切るようにしましょう。

お弁当用のカップなどを使って、ご飯や他のおかずに味うつりしないようにしましょう。

弁当のご飯を冷ますとカピカピになる…どうすれば上手に粗熱を採ることができる?

お弁当のご飯は、冷めて硬くなってカピカピになりがちですよね。

固まってなかなかお箸を入れられなくなり、ご飯が食べ辛くなった経験がある人も多いでしょう。

かといって、冷まさないとお弁当は悪くなってしまいますよね。

どうにかご飯をカピカピにすることなく、粗熱を取って冷ましたいものです。

冷めてもご飯が硬くならずに粗熱を取るコツは3つあります。

冷めてもご飯が硬くならずに粗熱を取るコツ①炊き立てのご飯を用意する

一つ目は、蒸らした炊き立てのご飯を用意することです。

炊きあがってすぐのご飯だと湯気がたくさん出ており、冷めるとご飯がベチャベチャになって細菌が繁殖しやすくなります。

炊きあがって少し蒸らしたご飯を用意しましょう。

冷めてもご飯が硬くならずに粗熱を取るコツ②ラップをかけて粗熱を取る

二つ目のコツは、ご飯をお皿にふんわりと拡げ、ラップをかけて粗熱を取ることです。

ラップをかけることにより、乾燥してカピカピになることを防ぎます。

冷めてもご飯が硬くならずに粗熱を取るコツ③ふんわりと詰める

そして最後のコツは、ご飯が冷めてお弁当に詰めるときは、ふんわりと詰めるようにします。

お弁当箱の中でぎゅうぎゅうにご飯を詰めると、量がたくさん入って中身が片寄らずに済むけれど、お米の粒がつぶれてしまいます。

ふんわりと詰めることで固まらずおいしいお弁当のご飯になるのです。

~番外編~お弁当のご飯をおいしくするコツ

お弁当のご飯をおいしくするには、他にも少量の油を入れて炊いたり、もち米と混ぜて炊いたりするといった炊き方の工夫もあります。

ぜひ色々試してみてください!

お弁当を冷ます理由のまとめ

毎日、朝起きてお弁当を作ってさらに家族に安全に食べてもらうためには色々な工夫が必要ですよね。

日々、大変だなあ、疲れるなあ、と感じます。

だけど、その反面、自分が母親にこんな風にしてもらってきたんだなあと親のありがたみも感じてしまいます。

実際に家のことをする側にならないと、わからないこともたくさんありますよね。

毎日、大変な家事、育児です。

でも疲れた時は、自分がしてもらってきたことを家族にしてあげたいな、と思い出すようにしたいですね。