誰でも一度は気になる「圧力鍋」。
最近では、電気圧力鍋なども発売されていていろんな機能が搭載されていますよね。
また、炊飯機能なども炊飯器の買い替えを考えているは特に気になるのではないでしょうか?
電気圧力鍋のほとんどは、炊飯機能を搭載しています。
なので炊飯器としても十分に使うことができるのですが、そのときのメリットやデメリットについて詳しくお話させていただきます。
圧力鍋でご飯を炊くとよく
「べちゃべちゃになる」。
「お米に芯が残ってしまって食感が気になる」
など、あまりいいお話を聞かないのがほとんどです。
一般的に発売されている炊飯器を使ってご飯を炊くと、米粒がふっくらと炊くことができますよね。
電気圧力鍋で炊いたご飯は、柔らかく、もっちりとした印象です。
やはり、炊きあがりにこだわっている高級炊飯器ともなると、電気圧力鍋で炊飯するよりも美味しく炊けるでしょう。
電気圧力鍋で炊飯するとお米がべちゃべちゃになる…!?美味しく炊くつのポイント
圧力鍋でも、コツさえ掴めば簡単に、ふっくらしたツヤツヤのご飯を炊くことができます。
市販の炊飯器よりも美味しく、さらに圧力で炊飯するので時間短縮になります。
また、白米だけでなく玄米でもぱさぱさしないで美味しく炊くことが可能になるんです。
早速、圧力鍋でご飯を美味しく炊くコツについてお話させていただきます。
圧力鍋で美味しく炊飯するコツ①米の研ぎ汁はしっかり捨てる
最初は、いつものようにお米を研ぎましょう。
ここで、大事なので「水分の量」です。
圧力鍋で炊飯をするときは、水の量が最大のポイントです。
なので、お米の研ぎ汁はザルを使ってしっかりと水切りをしましょう。
圧力鍋で美味しく炊飯するコツ②20から30分お米を吸水させる
お米を研いだあとは、水をしっかりとお米に吸わせましょう。
ここで、お水をしっかり吸わせることでお米に芯が残らないです。
新米であれば、水分が多少お米に残っているので吸水時間を短めにとります。
新米じゃないお米の場合は、30分を目安に吸水させます。
ここで、吸水させるときの水の量は、炊飯をするときの水の量とは違います。
浸したあとは、お米を研いだ時と同じようにしっかりとザルで水切りしましょう。
炊飯器を使うときと比べて、この吸水時間は絶対に省けない工程なので少し面倒に感じるかもしれませんね。
圧力鍋で美味しく炊飯するコツ③水加減・水の量に注意する
ここでも、水の量がポイントです。
圧力鍋のメーカーによって、案内されている水の量は多少違いがあります。
ただ、基本は米一合:水一カップがいいでしょう。
ここでも、新米や、無洗米などを使用する場合は水の量を少し減らして、古いお米は水を足すなど自身で工夫をしてください。
圧力鍋で美味しく炊飯するコツ④タイマーで加圧時間・低圧時間を計る
ここからは、加圧時間です。
炊飯にとって、加圧の時間は数十秒で仕上がりが変わってきます。
なので、メーカーが指定している炊飯時の目安時間を確認してタイマーで正確にカウントしましょう。
圧力鍋で美味しく炊飯するコツ⑤炊飯後はすぐに蒸気を逃がす
圧力鍋では、「蒸らす」は必要ありません。
炊飯器でたいたお米が、蒸らす作業が美味しくするポイントですが圧力鍋は必要なし!
炊飯後は、すぐに圧力を逃がしましょう。
この作業をしないと、お米がべちゃべちゃになってしまって最悪、フタを開けたらおかゆが出来上がっていることも。
炊飯器でしか、お米を炊いたことのないかたにとっては、この工程は結構面倒に感じるかもしれませんね。
それでも、ご飯が炊けるまでの時間が格段に違いますでので慣れてくると炊飯器よりも便利で楽チンなので、おすすめですよ。
炊飯機は必要なし?圧力鍋のメリット
圧力鍋で炊飯をするメリット
- 炊飯器を買わなくて済む
- 2台分のスペースのところが1台分
- 多機能調理ができる
しかし、電気圧力鍋は多機能調理が可能なので1台で7役の調理ができます。
また、電気圧力鍋もそこそこの大きさです。
キッチンに炊飯器と、圧力鍋を置くスペースがある家庭はいいですがなかなか難しい場合、圧力鍋一つにしてスペースを確保することも可能です。
とくに、一人暮らしの方などには便利ですよね。
圧力鍋炊飯のメリットをまとめてみた
ここでは、圧力鍋炊飯のメリットについてまとめてみます。
圧力鍋炊飯のメリット①炊飯器の早炊き機能よりも時短で炊飯することが可能
炊飯器の早炊きは25分~35分くらい時間がかかりますが、お米に芯が残ってしまったりすることがあります。
早炊きは、通常炊飯にくらべるとご飯の仕上がりは劣ってしまいます。
しかし、圧力鍋を使って炊飯すると通常の炊飯として早炊きの時間よりも早く、美味しいご飯を炊くことができます。
圧力鍋炊飯のメリット②お米の甘みが増す
圧力鍋がお米に含まれている水分も使って、時短で炊飯をします。
こうすることで、お米の持つ本来の甘みを最大限に引き出してくれます。
圧力鍋炊飯のメリット③光熱費の節約になる
炊飯器は、お米を炊き始めてから保温を切るまで常に電気を使用していますよね。
圧力鍋の場合は、加圧するときのみ電気を使います。
なので、電気を使用する時間が大幅に少なくなるので、年間で合計するとかなりの節電になるでしょう。
炊飯器の保温機能を常に長い時間使っている過程では、圧力鍋の炊飯は保温ができないのがネックになると思います。
ただ、白米の保温は、長く置けばおくほど雑菌の繁殖の心配や気になる臭いが出てきてしまいます。
また、長い時間の保温はお米の黄ばみの原因にもなりますよね。
圧力鍋で炊飯したお米を保温しないで、ラップをして冷蔵庫に保存し、食べる前に電子レンジで温めて食べる方が美味しい時間を長く保ち、衛生的でしょう。
圧力鍋炊飯のメリット④丸洗いできるので常に綺麗に長く使うことができる
炊飯器を丸洗いすることはできませんよね。
お釜と内蓋くらいは、洗えますが丸洗いしてしまうと電気が壊れて使えなくなるでしょう。
圧力鍋が、その点丸洗いが可能です。
圧力鍋炊飯のメリット⑤少ない量の炊飯でも芯が残らない
1合炊きをしても、圧力鍋なら芯が残らずにふっくらと炊くことができます。
生活シーンによって使い分けすることがおすすめ
電気圧力鍋で、ご飯を炊いた場合には、長い時間の保温はできません。
メーカー別にもなりますが、だいたい3時間~5時間の保温時間です。
また、保温状態で置いておく間でもいつでも炊き立て!といった機能はついていないので、まさに保温のみということになります。
朝、多めに炊いておいて夕食にも・・・という生活スタイルの方には使い勝手が悪いかもしれませんね。
炊飯器としても圧力鍋を利用できる家庭
- 冷凍ごはんを解凍して食べることが多い
- ご飯はいつもまとめて炊き保温を使っていない
- 炊飯器にとくにこだわりがない
炊飯器と電気圧力鍋の両方を持つことがおすすめの家庭
- 炊き上がりにこだわった炊飯器がある
- ご飯は毎日炊き保温機能がないと困る
- 炊きたてのごはんが好き
圧力鍋のご飯はもちもちしすぎ!どうすればもちもち感を調節できる?
圧力鍋でご飯を炊くと、もちもち感がすごく良くなります。
だけど、このもちもち感が強すぎると感じる時もありますよね?
なので、せっかくなら好みの食感に調節してみましょう!
調節する項目は、「圧力」や「圧力をかける時間」です。
これらを減らしてみるのがおすすめですよ。
なぜなら、加圧時間が長くなるともちもち感が増す傾向にあるからです。
加圧時間を減らして調節してみるか、低圧で炊いてみてください。
また、「ホットクック」で炊いたご飯は、しゃっきり系に炊きあがるという意見も見かけました。
なので、しゃっきりした炊きあがりが好きな方は、そういう炊き方が得意な圧力鍋を選ぶとよさそうですね。
しゃっきり系ごはんが炊ける「ヘルシオ ホットクック」について詳しく見てみる
他にも「アイリスオーヤマの電気圧力鍋」でかために炊く方法も見かけましたので、紹介しておきますね。
引用元:「アイリスオーヤマ電気圧力鍋の圧力で白米を炊いてみた」
この方は、無洗米3合(洗米用の計量カップ使用)を加圧時間5分で炊くのが、自分の好みに炊けたと紹介していました。
ちなみに、アイリスオーヤマの電気圧力鍋には自動メニューでの炊飯もできるそうなのですが、好みの食感に近づけるために自動メニューで炊飯したとのことですよ。
炊飯の自動メニューが便利「アイリスオーヤマ 電気圧力鍋」について詳しく見てみる
と、このように、メーカーや自動メニュー・手動メニューによっても、食感の違いが生まれてくるようです。
なので、ご飯の食感をより好みに近づけたい場合は、
- 圧力を変える
- 加圧時間を変える
- メーカーを変える
- 手動メニューで炊いてみる
電気圧力鍋で炊飯に強いおすすめ機種は?
ここからは、電気圧力鍋で炊飯を考えている方におすすめの機種をご紹介します。
炊飯に強い電気圧力鍋~アイリスオーヤマ電気圧力鍋~
「アイリスオーヤマの電気圧力鍋」は、なんと言ってもヘルシーメニューが53種類搭載されているところが魅力です。
カロリーごとにメニューを選ぶことができるので、ダイエット中のかたやカロリー制限がある方にもおすすめです。
炊飯メニューも、白米だけでなく玄米や低糖質ご飯も炊飯することができるのです。
予約調理も可能なので、出来上がりの時間を考えて準備することもできさらにグリル鍋としても使えるのです。
デザインもおしゃれなので、見た目を重視する方にもおすすめの電気圧力鍋ですね。
「アイリスオーヤマ電気圧力鍋」を詳しく見てみる
炊飯に強い電気圧力鍋~Panasonic電気圧力鍋~
家電製品で有名な『Panasonic(パナソニック)』の電気圧力鍋は、圧力調理だけでなく無水調理、低温調理もできるのがおすすめポイントです。
さらに、予約調理のできる自動調理コースは7種類も搭載されています。
この機種も玄米炊飯が可能なので、炊飯の予約調理を使えば、固い玄米も炊き立てモチモチで炊くことができます。
コンパクトサイズなので、場所をあまりとることなく容量3L。
カレーなら一度で4~5人前作れるので、一般家庭には十分のサイズですね。
「Panasonic電気圧力鍋」を詳しく見てみる
炊飯に強い電気圧力鍋~siroca電気圧力鍋~
siroca(シロカ)の電気圧力鍋は、やはりおしゃれなデザインです。
圧力調理や無水調理にプラスして、スロー調理、温めなおしもできます。
スロー調理は、とろ火くらいの温度で長時間ゆっくりと加熱する調理方法で、沸騰しないので、荷崩れの心配がなく、食材を煮込んだりすることが可能になります。
Siroca電気圧力鍋は、そのスロー調理と圧力調理がどちらもできる優秀な鍋です。
炊飯は、白米に玄米、さらにリゾット、八宝がゆというような具材を混ぜ込んだメニューも圧力調理で手早くおいしく作ることができます。
「siroca電気圧力鍋」を詳しく見てみる
炊飯に強い電気圧力鍋~T-faLラクラ・クッカー コンパクト電気圧力鍋~
電気ケトルやフライパンなどで有名な『T-fal(ティファール)』。
マニュアル調理が楽しめる「ラクラ・クッカー コンパクト電気圧力鍋」がおすすめです。
10役と言われる調理方法は、圧力調理や蒸す、炒める、低温調理など盛りだくさん。
低温調理以外は1分間隔で調理時間を設定することができます。
なので、オリジナルで調理を進めたいという人におすすめのお鍋ですよ。
炊飯は、、玄米がいい感じに炊けたという喜びの声も。
仕事が忙しい平日は圧力調理で時短料理、休日は低温調理などで凝った料理。
お料理を楽しみたい方にはとてもうれしい機能がたくさんあります。
「T-faLラクラ・クッカー コンパクト電気圧力鍋」を詳しく見てみる
炊飯に強い電気圧力鍋~Wonder chef楽ポン電気圧力鍋~
電気圧力鍋に欲しいと言われる機能をそろえたのがWonder chef(ワンダーシェフ)の「楽ポン 電気圧力鍋OEDC30」です。
スイッチひとつで調理可能な機能がたくさん搭載されています。
なかでも温かい料理をいつでも食べられる機能が豊富なのがうれしいところ。
炊飯では、初めて電気圧力鍋で炊飯した人でも、
「白米の芯が残ることなくおいしいモッチリご飯を炊くことができた!」
という人も多数。
無水調理やスロー調理もでき、オートメニューやオリジナルメニューも楽しめます。
オリジナルレシピもついています。
生活習慣病予防レシピや離乳食の作り方、お年寄り向けのメニューも載っているので特別メニューが必要な家庭にも便利ですね。
使い方が簡単なので、圧力鍋初心者でもヘビーユーザーになること間違いないです。
ご飯が美味しく炊ける方法って他にはどんなものがある?一番失敗しないのは?
ご飯が美味しく炊ける方法って他にはどんなものがあるのでしょうか?
美味しいご飯を炊く方法
失敗しない方法をご紹介していきますね。
ご飯を美味しくたくには、圧力鍋でなくてもOKです!
コツさえ掴めば美味しいご飯が楽しめますよ。
美味しいご飯を炊くには、それぞれの工程がとても大切です。
ご飯を美味しく炊く方法①お米の量を計る
まずはお米の量を計ります。
このとき大事なのは、すりきりでぴったり計ることです!
炊飯器で炊ける量いっぱいに炊くと、美味しく炊きあがります。
なので、3合炊きで1合炊くよりも、3号炊きなら3号炊く!ということです。
ご飯を美味しく炊く方法②お米を研ぐ
次にお米を研ぎます。
このときポイントとしては、ぬかをしっかり取り除くことです!
これが美味しいご飯になるかどうかのポイントになりますよ。
最初に水をたっぷりと入れて素早くお米を研ぎましょう。
その後は少量の水を使って、手のひらでお米を押すように研いでいきます。
特に冬場は、静電気のせいでぬかが多くついています。
研ぐ回数は少し多めにするのがおすすめです。
ご飯を美味しく炊く方法③炊く前にお米を水に浸す
そしてお米を炊く前に、水に浸すのがポイントです!
ただ、浸しすぎてもよくないです。
30分~1時間ぐらいがベストです!
水に浸しておくことによって、お米の芯までしっかりと水が入ります。
これも美味しく炊けるコツということですね。
ここからいよいよお米を炊いていきます。
ご飯を美味しく炊く方法④水の量
炊くときの水の量は、適量にしましょう!
かためのご飯が好きだから水を少なめに…とすると、美味しく炊けません。
必ずメモリをみて適量の水を入れて下さいね。
ご飯を美味しく炊く方法⑤ご飯が炊き上がったら蒸らす
そして炊きあがった後は、すぐに食べずに蒸らすことが大切です!
できれば15分ぐらいは蒸らしておきたいところです。
蒸らすことでよりふっくらとして、美味しいご飯が楽しめますよ。
この順番で炊けば、誰でも炊飯器で美味しいご飯が炊けます!
失敗をすることもほとんどないので、チャレンジしやすいです。
電気圧力鍋での炊飯は美味しくないって本当?のまとめ
電気圧力鍋の購入は、値段が結構高価なものが多いので、簡単に使い始めるにはハードルの高い調理家電ですよね。
また、今まで炊飯器が普通に家庭にあったのにそれを辞めて圧力鍋に変更するには勇気がいりませんか?
炊飯器の買い替えのタイミングで、電気圧力鍋を購入するよりは。
電気圧力鍋を使いながら炊飯器も使い、炊飯器がとうとう・・・となったときに圧力鍋オンリーに切り替えてみるのもありですよね。
と、ここまでは「電気圧力鍋での炊飯」について見てきましたが、もちろん電気圧力鍋は炊飯以外にもいろんな使い方ができます。
「電気圧力鍋って実はめんどくさい!?時短で料理ができるは本当なの?」
には、そんな電気圧力鍋をより便利に使うためのヒントが満載です。
せっかくの電気圧力鍋です。最大限に有効活用して、あなたの家事をより充実したものにしてくださいね!