はまぐり、お好きですか?
・クリームシチュー
・パスタ
・スパゲティ
などなど、洋食にも沢山使われてますよね?
また、節句のときのお料理には、縁起の良い料理として、はまぐりのお吸い物などにも使われますね、
という風に、どんな料理にも合うし、栄養価も高くて美味しいはまぐり。
こんなレシピを我が家でも作りたい!
…と私は思いトライましたが、思わぬ難敵が居たのです。
そう、その思わぬ難敵とは「砂抜き」のことです。
数時間掛かる砂抜き。
頑張って作ったはまぐり料理。
食べ進めて美味しさピークの瞬間、「ジャリっ」という食感で、すべてが台無しになってしまいました。
何時間も掛けて砂抜きをしたはずが、やり方が悪いのか時間がダメなのか完璧には抜けきらず。
地味にショックでした。
あれだけの下ごしらえが水の泡…。
それがショックで、何とか短時間で、かつ完璧に砂抜きしてササッと料理出来ないものかと思ったら…ありました!
それもたったの5分…。
記事のタイトル一晩だけど、何と5分でいける。
信じられません、有り得ません。
本当にそんな短時間で砂抜き出来るのでしょうか…?
実は出来ちゃうんですよ!?
早速ご紹介しましょう!
はまぐりの砂抜きを忘れてた!時短で出来る簡単な方法を伝授!
自分で食べる分なら、時間も気にならないしゆっくり料理できますが、突然の来客!
となるとそりゃ慌てます。
冷蔵庫にあるものにしてもハマグリしかない…とか。(まぁそんな事は稀ですが)
「今から砂抜き数時間なんて無理…」なぁんて時にこの方法です。
準備するのは、
- 50度ほどのお湯(真水)
- 平べったいバット
お湯ははまぐりが浸かる程度でOK。
要は、お湯にドボン作戦です。
5分浸け置きして終わりなのです。
ビックリするほど簡単でしょ?
これだけで砂抜きが終わるとなれば、お客さんにもはまぐり料理をサッと出せるわけです!
仕事で疲れて帰ってきても、5分待てば美味しいハマグリが食べられるのです!
しかし、これだけ時短出来る方法には、実は少しばかりデメリットもあるんです。
こちらも踏まえた上で、通常のやり方と交互にその時の状況に応じて実践してみましょう。
(1)はまぐりの5分砂抜きのデメリット
数時間かかる通常の砂抜きをこれだけ短縮するからには、やはり劣る部分もあるようです。
■はまぐりの鮮度が落ちてしまうこと
お湯に漬け込んでしまうので、やはり冷水のような鮮度はたもてません。
■保存が出来ない
鮮度が落ちるとなれば余ったはまぐりは通常の様に冷蔵庫で保存、というのは無理なようです。
なので出来るだけ食べ切れる分を砂抜きする様にしましょう!
足りなかったらまた5分まてば良いだけなので
ここでも便利さが出てきますよね?
食べる分だけ直ぐに調理出来るのは本当にありがたいですね。
はまぐりを砂抜きしたときに開かない…死んでるはまぐりは食べられない?
砂抜きをするときに、なかなか開かない貝がありますよね?
または調理の際に火を通しても、貝の口が開かなかったり。
それらはもう食べられないのでしょうか?
そもそも、死んでいる貝をどうやって見分けると良いのでしょう?
はまぐりに限らず、頻繁に貝類を調理する機会が無いとなかなか見分ける事は難しいですよね?
ではどうすれば見分けられるのでしょうか?
(1)新鮮なはまぐりの見分け方
「火を通す前に、閉じている貝を2つ取って叩き合わせてみる。」
要するに「音で判断する」というやり方ですね。
叩き合わせてみて
- カチカチと鳴るようなら新鮮なはまぐり
- 鈍かったりした場合は死んでいる貝
勿体ないかもしれませんが、死んでいると思われるはまぐりは処分しましょう。
ただし、このやり方で「完璧に生死が分かる」という訳ではありませんのでご注意ください。
あくまでも目安程度にしましょう。
開かない貝の中には、蝶番(ちょうつがい)と貝柱のバランスが悪くなった為に開かなくなったとか、なにも死んでいるから開かない訳では無い様なのです。
それを素人が判別出来るわけもないので、注意点としては、
- 貝類を購入する時点で、出来るだけ新鮮なものを選ぶように最初から心がけるのも必要!
- 調理中に怪しいと思った貝類は、無理に食べようとせず捨てましょう!
でも、いけません。
せっかくの楽しい食事で体を壊してしまっては、元も子もないのですから。
開かないからと言って無理にこじ開けて食べるのもやめましょう。
貝が含む毒素は加熱しても消える事ははいので、鮮度の不確かなものは口にしないようにしましょう!
はまぐりの砂抜きを簡単にできる方法のまとめ
はまぐりの長い下ごしらえが、ほんの数分で済むなら本当に助かりますが、メリットばかりに気を取られていてもいけませんね?
やはり昔からの砂抜き方法は「それなりに配慮された上でのやり方」であり、時間をかけるだけ、より安全に美味しく食べられる様に工夫されたやり方なんですよね。
どちらが優れているかではなく、どちらが今最適なのかを優先に考えて、使い分ける事が大事なように思いました。
しかしご紹介した方法は本当に簡単で、本当に5分で砂抜きできます。
デメリットを理解した上で、機会があればぜひ実践してみてくださいね!