子供にお弁当を持たせる時に、どんなことに気を付けているかというと「お弁当を冷ます」なんですよね。
温かいままおかずやごはんを詰めると、蓋をしたら内側の水滴もすごいし、早く傷んでしまいます。
なので、いかに早くおかずを冷ますかについて力を注いでいる部分もあるかと思います。
やはり食中毒になってしまったら怖いという思いがありますからね、私もいつもそうです。
しかしお弁当を食べる側とすると、ごはんもおかずも冷たくて食欲がわかなくなったりするのですよね。
夏場はエアコンのある部屋に、冬場は寒い廊下などにあえておき、傷むのを防ぎます。
だけどほんとは温かいお弁当が食べたい、学校に電子レンジがあったらよかったのに・・・なんて(全生徒が温めたら昼休み終わりますが)
保温できるお弁当箱やもち米を使っておいしいお弁当を!
温かいまま食べたいとなると、保温できるお弁当箱で解決ですよ。
色々注意事項はありますが、それを守ればいつもよりおいしいお弁当が食べられます。
また、冷たいままでもおいしく食べたい場合は、白米にもち米を少し足して炊くともっちりして白米だけよりおいしく感じられます。
冷めるとぱさついたり硬くなったりしますからね。
いなりずしとか海苔巻きとか炊き込みご飯などにしても、冷たくてもおいしく食べることができます。
冷たいお弁当が食べられない時の対処法は!?ランチジャーを紹介
普通のお弁当箱に詰める時は、ごはんとおかずを冷ましてからですよね。
しかし保温機能がついたランチジャーの場合は、温かいままをキープしてくれるので、冷たいお弁当が食べられない人にとってはありがたい存在です。
でも、基本的には水筒などと同じ理屈なので、時間経過とともに少しずつ冷めていきます。
温かい物が中途半端に冷めると、一気に腐敗が進みます。
ですから、朝お弁当を作って昼に食べるのは問題ないのですが、朝作ったものを夕方食べるなどになると逆に危険です。
ランチジャーだとごはんやおかず+汁物も入れられるのが魅力です。
仮にご飯が冷たくてもほかほかの味噌汁がついていたら、それだけでも何倍もおいしく思えますよね。
ランチジャーを冷めにくくする方法は?最近はデザインも豊富!
ランチジャーはごはん・おかず・汁物容器をケースに入れて保温するわけですが。
このケースの方に保温効果があるので、お弁当容器を入れる前に熱湯などを入れてケースを温めておくと、より冷めにくいので試してみてください。
昔は、ガテン系の人のお昼ごはんというイメージでしたけど、最近はデザインも豊富でサイズもたくさんあるので、高校生のお弁当としても活躍しています。
男子用かと思いきや、女の子向けにもカラフルでキャラクターデザインのかわいいランチジャーも出ていますよ。
女の子の方は男性用みたいに筒形ではなく、ポーチ型になっていて、ご飯の入れ物だけ保温ケースとなっています。
また、ランチジャーにセットの汁物ケースは、収納上浅い形になっているので、うっかりさんは汁をこぼす可能性が非常に高いです。
うちの子はたぶん100%蓋を開ける時にこぼすだろうなと思いました(笑)
そんな人には、スープジャーがセットのランチジャーセットもありますので、好みに応じて選んでみてください。
先ほども書きましたが、夕方まで保温はきかないし腐敗している可能性もあるので、部活前の腹ごしらえとしてランチジャーを持たせるのはやめてくださいね。
お弁当を冷たいまま食べるのは好きじゃない!ひと手間で変わるお弁当
お弁当が冷たいのは嫌ですよね。みんな温かい方がいいに決まっています。
しかし状況的に冷たいお弁当にせざるをえない場合もあります。
やはり多くの方が白米が冷たくなったのが一番いやなようです。
ごはんが冷めてもかたくならない炊き方として、
- 氷を何粒が入れる
- はちみつを入れる
- もち米を少量入れる
そうすると冷めてももっちりした食感のごはんが炊けますよ。
あるいは白米ではなく、炊き込みご飯とか海苔巻きとか、味を付けたり具材があると風味もよく冷めてもおいしいです。
少し前にブームになりましたが、おにぎらずなどもおにぎりとおかずが合体してて、かつ食べやすいという、作るほうにしても楽ちんなお弁当です。
海苔巻きなどは手間がかかるので朝は大変ですが、おにぎらずならいけるんじゃないかと思います。
外から具が見えないのも、楽しみの1つですね。
酢飯などもごはんを冷まして作るものですから、いなり寿司やちらし寿司にして詰めるのも、おいしく食べられますね。
お弁当のおかずを冷めても美味しく食べる方法
次におかずですが、冷めたおかずでいやだと感じるのは「固まった脂」という意見が多いです。
確かに生姜焼きも焼きたてはこんなにおいしいのに、冷めたら白い脂がこびりついてて口に残ってまずいってことありますよね。
結局脂身が多いからそうなるわけで、極力赤身だけのものを選ぶか、焼く前に湯通しして脂を落としてからにすると、冷めても大量の脂が固まっているというのは防げます。
お弁当の定番おかず「卵焼き」も砂糖で甘くすることと、水溶き片栗粉をちょっと入れることでふんわりしっとりした食感になります。
冷たいお弁当がうまい!?お弁当に向いている素材や味付けを解説!
そもそも、「冷たい方がおいしいお弁当」を作ることはできるのでしょうか?
お弁当じゃないもので、冷たいからこそ美味しい物もたくさんありますよね。
そばやうどん、冷やし中華、冷静スープ、そうめん、ひやむぎ、パスタサラダなどなど…。
汁物を持っていくことができる容器が家にあるならば、いっそ冷たい麺類をお弁当にしてしまうのもおすすめですよ。
でも、冷たい食べ物は限られているので、どうしてもワンパターンになってしまいますよね。
ではそもそも、どうして冷たいお弁当は美味しくないと感じるんでしょうか?
それは、油や食材が固くなってしまったり、野菜から水分が出て味が薄くなってしまったり、作り立ての状態から大きく変わってしまうからなんです。
つまり、冷たくなっても食感の変わらない食材や、水分の出づらい野菜を使えば、冷たくても美味しいお弁当を作ることができるということになります!
冷めても美味しい、お弁当におすすめの食材は次の通りです。
冷めても美味しいお弁当食材のポイント①肉
<脂質の低い部位(鶏の胸肉やささみなど)>
油が出にくいので、冷えても調理したばかりと変わらない食感をキープしやすいです。
一番油が出やすいのは牛肉なので、使わないのがベターです。
<薄切りのもの>
どうしても牛肉を使いたい場合は、薄切りのものを使いましょう。
脂身の少ない赤身の部分をなるべく使ってくださいね。
冷めても美味しいお弁当食材のポイント②野菜
<水分の少ないもの>
じゃがいもやかぼちゃなどのイモ類、ニンジンやゴボウなどの根菜類
<水分の多い野菜は、事前にゆでてから調理しよう>
もやしやキャベツ、ほうれんそうなど、水分の多い物は、炒める前にゆでます。
そのあとにギュッと絞っておくことで、余計な水分が出るのを抑えることができますよ。
水分を減らすため、味付けは顆粒だしを使うのがおすすめです!
お弁当が冷たくならない方法のまとめ
真冬の冷たいお弁当は、よけいに寒さを倍増させますよね・・・温かいごはんが食べたい!って。
そんな時は保温機能がついたランチジャーがおすすめです。
普通のお弁当にスープジャーをつけるだけでもだいぶ違います。
サイズやデザインも豊富なので、持ち歩いても恥ずかしいということはないと思いますよ。
また、ごはんを炊くときやおかずを作るときにもひと手間加えることで、冷めてもおいしく食べられます。