あさりの栄養にはどんな成分がある?定番はやっぱりあさりの味噌汁!

あさりは体にいいと聞きますが、どんな成分や栄養が含まれているのか気になりますよね。

あさりにはミネラルが豊富に含まれていて、貝類の中でもビタミンB12の含有量が多いのが特徴です。

ミネラルの種類としては

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 鉄分(てつぶん)
  • タウリン
  • 亜鉛(あえん)

が含まれています。

では、それぞれの栄養やミネラルについての効能について見ていきましょう。

■ビタミンB12
貧血予防に効果的なビタミンです。
貧血の方や、貧血になりやすい妊婦や授乳中の女性は、積極的に摂取するといいでしょう。

■カルシウム
骨を丈夫にし、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防に効果を発揮します。

■マグネシウム
歯や骨の形成に必要なミネラルです。
偏頭痛(へんずつう)がある方は、マグネシウムを摂取すると予防効果があると言われています。

■鉄分
赤血球を作るヘモグロビンの成分で、不足するとだるさや貧血を引き起こします。
慢性的に不足しやすいミネラルです。

■タウリン
タウリンはアミノ酸の1種で、血中コレステロールを低下させる効果があります。
血液をサラサラにし、肝機能を助ける役割もあります。

また、疲労回復成分として栄養ドリンクに配合されている事もありますね。

■亜鉛
血行を促進し、肌ツヤや髪の状態を整える役割があります。
亜鉛が不足すると、味覚障害が起きるとも言われています。

あさりの味噌汁を美味しく食べるには砂抜きが最重要!

あさりを沢山食べるには、味噌汁にして食べるのが1番いいですよね。
しかし、あさりは砂抜きをしっかりしないと、美味しい味噌汁にはなりません。

そこでここでは、あさりの砂抜きのポイントをご紹介しますね!

(2)あさりの砂抜きのポイント! ここを押さえれば失敗なし!

あさりの砂抜きをする際には、海水と同じ3%の濃度の塩水を作ると上手くいきます。
水500mlに対し、大さじ1杯の塩を入れて混ぜましょう。

あさりの殻を水洗いした後、重ならないよう広めのバットに入れます。
あさりの頭が少し出るくらいまで塩水を入れて、新聞紙でバットの上を覆います。

なぜ新聞紙で覆うのかというと、あさりは暗くて静かなところを好むからと言われています。
効率よくあさりの砂出しをする為にも、必ず行いましょう。

その後冷暗所にバットを置き、3時間ほど待てば砂抜きは完了です。


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あさりの味噌汁ってだしはいれる必要あるの?

あさりの砂出しが終わったら、味噌汁作りに取り掛かりましょう。
とはいえ、あさりから出汁が出るため、だしを入れる必要はあるのでしょうか?

その答えは、お好みでOKです。
だしを入れてもいいですし、入れなくても美味しく作れます。

私が作るときには、あさりの出汁のみで作る事が多いのです。
しかし、あさりによってはあまり出汁が出ず、物足りない味の味噌汁になってしまう事があります。

ですので、まずはだしを入れずに味噌汁を作り、足りないと思ったらだしを入れてもいいのではないでしょうか?

(1)あさりを入れるのは水から? 沸騰させてから?

また、あさりの味噌汁を作るときはあさりは

  • 水から入れるのか
  • 沸騰してから入れるのか
といった点も悩みどころではありませんか?

実は、この「あさりを入れるタイミング」は、使うあさりの状態で決めるのが正解なんです!

生のあさりを使って味噌汁を作る場合は、水の状態から入れるのがオススメです。
鍋の中にあさりの出汁が行き渡り、あさりの風味がしっかり感じられる味噌汁を作る事が出来ますよ。

ただし生のあさりを沸騰した鍋に入れたらダメかというとそんなことはなく、沸騰した鍋に入れても問題ありません。
出汁は出にくくはなりますが、そのぶん「身の中に旨みが残りやすい」という利点があります。

そして、冷凍のあさりを使う場合は、沸騰した状態で入れるのが鉄則です。
なぜかというと、沸騰した鍋に入れて急速に熱を入れないと、あさりの口が開かなくなってしまう為なのです。

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あさりの栄養にはどんな成分がある?

あさりはビタミンB12が貝類の中でも多く、ミネラルである

  • カルシウム
  • マグネシウム
  • 鉄分(てつぶん)
  • タウリン
  • 亜鉛(あえん)
も含まれています。

栄養豊富なあさりを手軽に食べるには、味噌汁にするのが1番です!
美味しい味噌汁を作る為にも、砂抜きはしっかりするようにしましょう。

また、味噌汁を作るときにだしを入れるべきかどうかは、個人の自由です。
実際に作って味見をして、物足りないと思えばだしを足すようにするのがいいでしょう。