夏の枝豆、いいですよね。
ビールのお供に子供のおやつに。みんな大好きです。
今ではもぎった枝豆や冷凍の枝豆なども売られていますが、自分でも簡単に栽培できます。
採れたて新鮮枝豆を食べたらもう冷凍には戻れません!
というわけで、枝豆をプランターで栽培するのに必要なものをご紹介します。
- 枝豆の種(初心者は早生がおすすめ)
- プランター
- 培養土
- 肥料
枝豆につきやすい虫と効果的な防虫方法
枝豆につきやすい虫ですが、
「アブラムシ」
「カメムシ」
「ネキリムシ」
「ハダニ」
「ヨトウムシ」
「メイガ」
などです。
この中で栽培前に気を付けることができる虫はネキリムシです。
では、ここからは枝豆につく虫を回避できる方法を見ていきましょう。
枝豆の防虫方法①ネキリムシには新し土を使う
名前の通り根っこを切って枯らしてしまう虫です。
でもこのネキリムシ、使いまわしでなく新しく購入した土であれば回避できますよ。
枝豆の防虫方法②肥料を上げすぎない
次にできる対策は、肥料を上げすぎないことです。
だいたい2週間に1回くらい上げるのがいいですね。
なぜ上げすぎるとだめかといえば。
葉っぱが成長しすぎてしまい生い茂るようになってしまうと、虫のたまごを知らぬ間に産み付けられていたり、発見が遅れたりするからです。
よく、枝豆を食べようとしたら虫食いだったなんてありますが、これはメイガという蛾の幼虫です。
たまごの段階で発見して取り切れてしまえばいいのですが、見落とせば実の中に潜り込んでしまいます。
ですからあまり葉っぱが増えるのはよくないのです。
枝豆の防虫方法③防虫ネットを使う
農家さんは虫対策どうしてるのかな?と思いますよね。
当然畑で栽培していますが、防虫ネットを張っています。
広いベランダがあるのであれば、プランターに支柱をさして防虫ネットで覆うことは可能ではあります。
防虫ネットも支柱も100均に売られているので、試しにのぞいてみてください。
枝豆栽培の虫除けスプレーを手作りして安全に育てよう!
枝豆は実を食べるので、あまり農薬とか使いたくないですよね。
そんな時は手作りの虫よけスプレーを作ってみましょう。
アブラムシ向けの手作り虫よけスプレー①唐辛子スプレー
密閉できるガラス瓶に唐辛子20本、度数35度以上のアルコールを200mlを入れて冷蔵庫に一か月くらい置いて辛いエキスを抽出します。
使うときには、この唐辛子エキスを水で300倍に薄めます。
そして、その水で薄めた「唐辛子エキス」をスプレーボトルに入れて、枝豆に吹きかけてください。
だいたい週1ペースで吹きかけると予防になります。
アブラムシ向けの手作り虫よけスプレー②油石けん水スプレー
2リットルのペットボトルを用意します。
この中にペットボトルのキャップ1杯の食器用洗剤と食用油2杯を入れます。
さらに水1リットルを入れてキャップを閉めてよく振って混ぜます。
泡が消えたら追加で水1リットルをさらに入れてキャップを閉めて保管します。
全部混ぜて白っぽくなったら完成となるわけですが。
水と油は分離してしまうので、洗剤を入れることによりすべてが一緒に混ざり合います。
使う時にスプレーボトルに入れて、原液のまま葉っぱの裏表にスプレーしましょう。
油の膜でアブラムシが窒息死するという理屈ですが、他にも牛乳スプレーもあります。
でも夏場は臭いがきついのでやめた方がいいんじゃないかなと思ったりします・・・
カメムシ向けの手作り虫よけスプレー③ハッカ油スプレー
ハッカ油小さじ1/2杯と水500mlをスプレーボトルに入れて混ぜ、枝豆の葉っぱにスプレーします。
ちなみにですが、プラスチックのスプレーボトルはハッカ油により溶ける可能性があるので、アルコール対応のスプレーボトルなどに入れましょう。
カメムシはハッカの成分がすごく嫌いなので、スプレーすることで寄ってこなくなります。
枝豆の害虫対策は?無農薬栽培の場合虫がつきやすいけどどうする?
枝豆にはいろんな害虫がつくことを書きましたが、直接殺虫スプレーをかけたり農薬を使ったりするのは、抵抗がありますよね。
いくら皮は食べないと言っても、口につけますし・・・
だから農家さんは防虫ネットを使って害虫予防をしていますよ。
無農薬だとたくさん虫がつきますから、1つずつ見て回るのはとても大変ですからね。
ベランダ菜園の場合は、スペースの関係で防虫ネットを張るのは厳しいですよね。
なので、手作りの虫よけスプレーをこまめにかけるとか、卵をみつけたら葉っぱごともぎるなど手入れしましょう。
それでも完全に防ぐことは厳しいですが、枝豆のさやの色が茶色くなっていたり黒い点があったりすると、中に虫がいる可能性が高いので、もぎっておきましょう。
放っておくと、次から次に実を食べてしまいます。
枝豆のプランター栽培での虫対策のまとめ
新しい土を使う、虫除けスプレーを吹きかける、防虫ネットをかぶせるなどの対策で枝豆の虫食いを回避することができます。
虫除けスプレーはあくまでも天然成分なので、市販されている殺虫剤ほどの強力な効果は期待できません。
なので、スプレーと共に、目視で虫がいないかな?と確認するのも大事です。
唐辛子スプレーもハッカ油スプレーも刺激が強いので、かけすぎると葉っぱも弱ります。
たくさんかければ虫がよってこないかもしれませんが、枯れたら意味ないので適度に吹きかけましょう。
あとは絶対に目に入らないように注意してくださいね。
私はハッカ油を高いところにかけたら目に入ってのたうち回りました・・・ものすごく痛いです。
失明などの危険性はほぼないですが、とにかく痛いので水でよく洗って時間がたつのを待つのみとなります。