リクガメと聞くと「とにかく大きい!」というイメージがある人も多いと思います。
なので、家で飼育なんていうのは難しそうだな…そう思っていませんか?
でも実は、「リクガメ」とひところで言っても、種類によって大きさもさまざまなんです。
有名なのは「ガラパゴスゾウガメ」で、その大きさは1メートルを優に超えます。
まさに「人が乗れるカメ」って感じですよね。
でも、一般的に家庭で飼育するリクガメ(ペットショップで売られているリクガメ)の大きさは、30センチ前後のものが多いんです。
これくらいの大きさであれば、大き目の水槽(ケージと呼ばれています)で飼育ができるんです。
では、実際にリクガメを飼育ときには、どういったものが必要となるんでしょうか?
リクガメ飼育の費用は?最初に揃える道具の費用や病院代を紹介
ペットを飼うとなれば、まずかかるのが初期費用ですよね!
そして、住環境の維持やエサ代、ケアにもお金がかかります。
これは正直なところ、リクガメだけではないですよね。
そのため、生半可な気持ちでペットを飼う!というのはよくないです。
コストがかかりすぎてお世話ができなくなってしまった…というのは避けたいですよね。
そのためにも、リクガメを飼育するならいくらかかるのか?というのを知っておきましょう!
リクガメを飼育するときに必要なもの
リクガメを飼う場合に必要とされているものは、こちらです。
- ケージ
- 保温ランプや紫外線ランプ
- 紫外線灯の本体
- ランプを取り付ける用のグリップ
- 床材
- シェルター用のポット
- 温浴用の洗面器
- 湿温計
- カトルボーン
「リクガメ飼育に必要なもの」を見てみる
リクガメ飼育に必要なものを揃えるのにかかる費用は?
ただ、このあたりを全て揃えると、だいたい2万円前後です。
そこに、カメ本体の値段もかかるので、3万円前後は考えておくと安心ですね。
ちなみに、飼育するときの必須アイテムは、ランプです。
保温ランプで快適な環境を作ることができますし、紫外線ランプは健康維持にも役立ちます。
カトルボーンも、カルシウムを補給するためにはとても大切なものですね。
まずはどんな環境で飼育するのかを考えてみましょう!
そこから、何が必要なのかを検討するのが良いですね。
カメの大きさを考えるのも大切ですよ。
ちなみに、我が家の夫の実家で飼っているリクガメも、ケージはだいぶ大きかったです。
住環境を整え続けるのは、やはりコストもかかると言っていました!
でもせっかくなら、快適な場所で暮らしてほしいですよね。
そう思うと、まずは初期費用をしっかりとかけてあげることが大事です。
ただ、我が家の場合。
リクガメベビーを2匹飼育していることもあって、大き目のケージを使っています。
「我が家がリクガメベビー2匹を飼育しているケージ」の詳細を見てみる
これだけで3万円超え。。。。正直、高いですよね!
でも、少しでもよい環境でと考えて奮発しました。
その結果、2匹のリクガメたちは、快適にケージの中を歩き回ってくれています♪
リクガメの病院代っていくら?
これは夫の実家でも聞いたのですが、そもそもリクガメを診てくれる獣医って、少ないようです!
飼育を考えるときには、いざという時のことも考えなくてはなりません。
自分で行ける範囲内に、リクガメを診てくれる病院があるのかどうかも、チェックしたいところですね。
ちなみに、リクガメを飼ったら早めに、一度病院に行くのが良いですよ。
この理由としては、最初の健康状態のチェックですね!
人間でいうと、健康診断…というようなイメージです。
健康診断だと、病院にもよりますが、5,000円未満で診てくれるところが多いようです。
例えばエコーをとるとか、便検査や血液検査などは、リクガメにも必要な時がありますよ。
このあたりの費用も、もちろん病院によって違います。
でもだいたいのところが、各項目1,000円~5,000円ほどです!
気になる方は、病院に直接問い合わせると安心ですね。
リクガメの放し飼いは可能!人懐っこい習性と気を付けることを解説
リクガメをいつか飼いたいけど、放し飼いってできるのかな?と思っている方もいますよね。
結論からお伝えをすると、放し飼いをすることは可能ではあります。
でも、リクガメを放し飼いにするのは少々難しい!とも言われていますよ。
リクガメを放し飼いにすることの難しさとは?
その理由としては、リクガメって熱帯地域に住んでいますよね。
住環境を整えることがまず難しいのです。
そして、リクガメといっても大きさにもよりますが、飼育スペースも必要になります!
どんな動物でもそうですが、飼育スペースって大切ですよね。
日頃生活する場所が狭すぎると、やはりストレスを感じます!
特にリクガメは、もともとペット用の動物ではないということもあり。
自宅で飼育をするというのは、なかなか大変なことですよ。
リクガメは私たちが思っている以上に、よく動き回る特徴があります!
飼い主になれると、寄ってきますし、手からエサを食べることもあるようです。
意外にも人懐っこい性格というのも、愛らしいポイントですよね。
リクガメは室外での放し飼いも可能
ちなみに、住環境を整えられるのであれば、自宅でも室内だけではなく室外でも飼育は可能ですよ。
私自身は以前、大型のリクガメが庭にいる…というおしゃれなカフェに行ったことがあります!
今までわりと小型のカメしか見たことがなかったので、まず大きさに驚きました。
そして、そこでは大きな囲いをしてある中で放し飼いにしていましたよ。
意外とよく動き回る…ということを考えると、広々としたところで飼育してあげたいものですね。
リクガメを飼うときの注意点とは?
では、ここではリクガメを飼うときの注意点をいくつか見ていきましょう。
リクガメを飼うときの注意点①登れないようにする・高いところにものを置かない・脱走させない
リクガメはよく動き回ることだけではなく、いろいろなところに登る習性もあるようです!
穴を掘ることもあるようで…驚きました。
自宅で飼っていると、いつの間にか脱走をしていた!ということもあるようで、気を付けないといけないですね。
カメはどんな種類でも、甲羅に物が落ちて潰されると命の危険があります。
そして、ひっくり返るとなかなか自分では戻れません。
自宅で飼う時はまず、登れるような場所を少なくするのが大切ですね!
あとは、脱走しないように囲いを作らなければなりません。
高いところに物を置かないようにするとか、誤飲してしまう可能性のものを落とさないのも大切ですよ。
リクガメを飼うときの注意点②温度調整
そして、最も大切なのはやはり飼育時の温度調整です!
意外だったのが、暑すぎてもいけないようです。
日中だと25℃前後、夜になると20℃前後…というのが快適になります。
夏バテをするとか、体調を崩す…というのも、人間と同じですね。
夏でも冬でも、エアコンを使った温度調整は必須ということですね!
リクガメを飼うときの注意点③クチバシや爪の手入れ
そして、定期的にクチバシや爪のお手入れも必須になります。
人間と同じで放置しておくと、変なふうに割れてしまいますし、変形することもありますよ。
快適に過ごしてもらうためには、このようなケアも大切ということですね!
昔から、亀は万年と言いますが、飼育環境が良ければ何十年と生きることもありますよ。
ペットとして迎え入れるなら、しっかりとお世話をしてあげましょう。
リクガメの飼育には何が必要?のまとめ
リクガメはとても愛らしいので、飼いたい!と思う人も一定数いますよね。
でも、飼育が難しそう…と思うのが、正直なところです!
リクガメは、ケージでも放し飼いでも飼育可能です。
もちろん室温調整や、飼育環境を整えるとか、維持するのは大変ですよね。
でもこれは、ペットを飼うならどんな種類でも同じです!
初期費用はいくらかかるのか、飼育費や病院代はいくらかかるのか。
このあたりは必ずチェックをして、飼う前に具体的に考えましょう。