のんびり屋の私も、子供が中学校に入ると、イライラマックス状態になりました。
子供は花の思春期。そして思いっきり反抗期の時期です。
そりゃあもう、手に負えない状態の連続で、毎日々イライラと戦う日々でした。
当のご本人さんは、悠長に私の反逆を楽しんでいるから、心の底から腹がたっていましたね。
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中学生の娘からの突然の不良宣言
私も多少、天然と呼ばれることがあるのですが、輪にかけて天然なのが長女。
ママ、不良になっていい?
中学校に入ってすぐのある日のことでした。
リビングのテーブルに座っていた彼女の口からこんな言葉が。
『ママ、不良になっていい?』
えぇぇ~~~~~!?
不良って、お伺いしたりお断りしてからなるもんなの?
『いいよ、どうぞ』って言う親がどこにいる?
それまでは、親を困らせない文部省推薦のような『いい子』でした。
素直にすくすくと育ってくれたと安心してたのに、なんてことでしょう。
その日を境に、あれよあれよと姿、形が変わっていきました。
中学生の娘の反抗期
そうして始まった中学生の娘の反抗期。
まず『オカン』という言葉を学校から拾ってきました。
娘に話を聞いてみると、どうやらみんなが使っているそうで、ママと呼ぶのは恥ずかしいとのこと。
『私・・・オカンになっちゃった』
軽いカルチャーショックでしたが、彼女が仲間と会話するのに、共通項の名詞を使いたがってるのは、確かでしたので、目をつぶることにしました。
それからの娘は急速に『自由』を求めて、好き勝手に姿・形を変えていきます。
- ピアス
- 茶髪
- ルーズソックス
- 派手な化粧
気がつけば立派なガングロ娘の出来上がりです。
いやはや、黒い顔に目の下の白いふちどりは、何なんでしょう。
とにかく、彼女のやりたい放題の行動は止めようもありませんでした。
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中学生の娘にイライラ ストレスで我慢も限界に
家では門限を定めており、それにも反発する娘でした。
こちらも、それだけは譲歩できないとつっぱねます。
- ピアノ
- 習字
- スイミング
- 学習塾
そして、自らが選択して習いたいと思った『ブレイクダンス』だけを残して、すべてのお稽古は終了になりました。
イライラ ストレス 不安で我慢の限界に
そして、授業が終わったあと出かけていくのがダンスの練習です。
門限を守るどこではありません。趣味のお友達とのお喋りが嬉しくて帰宅するのは夜の11時や12時台。
時にはオールという名目で一晩帰って来ません。
中学生ですよ!!
ここまでは『まぁ自分の選択した道だから、ほっておこう』と思ってましたが、残念ながら私のイライラはピークに達してしまいました。
電話攻撃です。帰ってきて顔をみるまでは、イライラが止まらないので、娘が電話に出るまで連続で電話をかけて呼び戻していました。
10分毎でしたね。
でも次第に『オカン、ストーカーみたいやからやめて』と携帯にもでてくれないようになりました。
テレビでは怖い犯罪のニュースが流れています。
巻き込まれたら、いったいどうすればいいの?と心配もピークになり、娘の顔を見ると小言ばかり言うようになっていました。
今そんな中学生の娘の子育ての時期を振り返ってみると
実はそんな娘も無事結婚することとなりました。
そして今、そんな中学生のころの反抗期の時期を振り返ると、今では、多くの子供の通る道だったんだと思えます。
親に反発して、自分の選択した行動を自分で決めて進みたい。
そんな自立の第一歩だったのでしょうが、その時の私には理解できませんでした。
過保護・過干渉の親だったと反省しています。
私の子離れの第一歩は、イライラの連続で終わってしまいました。
心に余裕などありませんでしたね。
子供は時期がくれば軌道修正を自分でします
中学生という、多感な年ごろ。
今にして思うと、自己表現の道を反発という行動で表現していた元気でパワーのある子供だったと思います。
黙ってみてやれなかったのですが、子離れという現実はこんな形で来るものなのですね。
中学生の娘の子育てにイライラ!のまとめ
娘が社会人になった頃には、その当時のことは『反抗期、反抗期』と笑い話にしています。
時期がくれば、ちゃんと自分で考えて軌道修正するものなのですね。
中学生の子供さんを持つご両親も、心配、イライラは尽きないでしょうが、反発は成長の一環として、大きな目で見てあげてほしいものです。
そうできなかった、私の反省を込めて、お伝えしたいと思いました。