ひまわりの花束をもらったとき、心の中がパッと明るくなるような嬉しさがありますよね。
その鮮やかな黄色に癒されながら、ふと「この美しさを少しでも長く楽しみたい…」という気持ちが込み上げてくるものです。
私も以前、せっかくの花束をただ花瓶に挿しただけで、すぐにしおれてしまった姿を見てとても悲しくなったことがあります。
でも、安心してください。
ちょっとしたコツと気持ちを込めたお世話をするだけで、ひまわりはぐっと長く元気に咲き続けてくれるんです。
さらにドライフラワーにして形を変えて残せば、思い出をずっとそばに置いておけるんです。
その方法は決して難しいものではありません。
むしろ、ひまわりに触れる時間が愛おしくなるような、そんな楽しいものばかりです。
今回は、私自身が実際に試してきて感じたことも交えながら、ひまわりを長く楽しむための秘訣をたっぷりご紹介していきますね。
ひまわりの生花を長持ちさせる!簡単6つのポイント
元気いっぱいのひまわりですが、実はとてもデリケートで、人の心に寄り添うように咲いている分、ちょっとした環境の変化に敏感です。
ここでは、私自身の体験談やちょっとした工夫も交えながら、6つのポイントをより詳しくご紹介します。
ひまわりの葉っぱを切り落とす
花瓶に生けたとき、葉が水に浸かると雑菌が繁殖しやすく、花の寿命を縮めてしまいます。
葉は思い切って取り除いて、花に養分が集中するようにしましょう。
最初は葉を落とすのがもったいない気もしますが、花が長持ちする姿を見ると、切ってよかった!と思えますよ。
私も初めはためらいましたが、実際にやってみると、翌日の花の張りが全然違ってびっくりしました。
さらに、葉を落としたあとは花瓶の水も濁りにくくなり、全体的に清潔さを保ちやすくなることもわかりました。
葉の多いひまわりは見た目にボリュームがあるので、残しておきたい気持ちもありますが、実際は葉が少ないほうがより花の美しさが際立つように感じます。
切り落とした葉も、小皿に浮かべて楽しむなど別の使い方をすると、気持ちがさらに豊かになりますよ。
水切りをする
花束になったひまわりは、茎の切り口が乾いて水を吸いにくくなっていることが多いです。
斜めに切り直してあげると水を吸う面積が増えて、みるみる元気を取り戻します。
私も初めて水切りをしたとき、しおれていた花が数時間でしゃんとした姿になり、思わず感動しました。
深めのボウルの中で水に浸しながら切ると、より効果的です。
さらに、できれば毎回切るたびに切り口を少しずつ新しくすると、より水を吸いやすい状態を保てます。
切るときは清潔なハサミやナイフを使い、切り口がつぶれないように注意するのもポイントです。
そうすることで花がより長持ちし、鮮やかさもぐっと保てるようになります。
花瓶の水は毎日交換する
ひまわりは水を汚しやすいので、必ず毎日きれいな水に替えましょう。
花瓶の中のぬめりもスポンジなどで軽く落とすと、より清潔に保てます。
私は毎朝の習慣にしていて、ひまわりに「おはよう」と声をかけながら水替えするのがちょっとした楽しみになっています。
さらに気をつけたいのが水の温度。
夏場はぬるい水ではなく、冷たい水にしてあげると花も喜びますよ。
さらに、毎回新しい水を入れるときは花瓶の位置を少しずらして環境を変えてあげたり、水に少し切り花用の栄養剤を溶かしてあげるのもおすすめです。
時々茎のぬめりも軽くこすってあげるとよりきれいに保てますし、花びらに霧吹きで優しく水をかけると見た目にも瑞々しくなります。
毎朝の数分間のこのお世話の時間が、私にとっても癒しのひとときです。
水は入れすぎない
水が多すぎると茎が腐りやすくなるので注意です。
花瓶の水は3~5センチほどで十分で、むしろ控えめな方が花の根元が腐らずに長持ちします。
適量を守るだけで、花がぐっと長持ちしますし、見た目の清潔感も保ちやすくなります。
私は以前、たっぷり水を入れて失敗したことがあり、それ以来は少なめにしています。
そのおかげか、花の持ちが格段に違いましたし、茎の色もきれいなままでした。
さらに、水が少ない方が毎日の交換も簡単で手間が減ります。
そして、茎のぬめりがつきにくいので、花の姿が長く楽しめるように感じます。
水の量を調節することは意外と大事なんだなあと実感しました。
炭酸水を使ってみる
実は炭酸水が花にとっての隠れた長寿の秘訣。
水道水よりも寿命が延びるといわれていて、私も試してみたら本当に花もちが違ってびっくりしました。
おうちにあるときはぜひ一度試してみてください。
炭酸水の中でも無糖のものが良いので、飲み残しがあるときに使えるのが便利です。
直射日光を避ける
ひまわりといえば太陽、というイメージですが、切り花の場合は直射日光は逆効果。
涼しく風通しのよい日陰で過ごさせてあげるのがいいですよ。
窓際から少し離したテーブルがちょうどよかったです。
直射日光を避けるだけでなく、クーラーの風が直接当たるのも避けるとより長持ちします。
私の経験では、カーテン越しの柔らかな光がいちばんぴったりでした。
ひまわりのドライフラワーに挑戦!
花が終わってしまうのが寂しい…。
そんなときはドライフラワーにして残してみてはどうでしょう?難しそうに見えて、実はとても簡単なんです。
ちょっとしたコツや注意点を知っておくと、もっときれいに、もっと長く楽しめる仕上がりになります。
それに、完成したときの達成感もひとしおです。
私も初めて挑戦したときは不安でしたが、乾いたひまわりを手にした瞬間、嬉しさと安堵で胸がいっぱいになりました。
逆さ吊りで自然乾燥
一番簡単なのは、7~8分咲きのひまわりを逆さに吊るして自然乾燥させる方法です。
私はベランダの陰に吊るして、風に揺れるひまわりを眺めるのが毎日の小さな楽しみでした。
湿気の多い時期は除湿機やエアコンの風を当てるとより早く、きれいに仕上がります。
吊るす本数を少なめにして間隔を空けると通気性がよくなり、より形よく乾きますし、茎のねじれや花の変形も防げます。
しっかり乾くまでの2週間ほどは、待つ時間も愛おしいですよ。
シリカゲルで色鮮やかに
もっと鮮やかに残したいなら、シリカゲルを使うのがおすすめです。
タッパーにシリカゲルを敷き、ひまわりを優しく埋めて1~2週間待つだけで、花の色が生花に近いまま乾燥します。
私が初めてこの方法で作ったリースは、友人へのプレゼントにしたのですが、とても喜んでもらえて感動しました。
リースの台座は100円ショップでも手に入りますし、ボンドで貼り付けるだけなので手軽です。
オーナメントやリボンで飾り付けをすれば、世界に一つだけの素敵な作品になります。
ぜひ挑戦してみてください。
まとめ
せっかくいただいた、あるいは買ったひまわりの花束。
ほんのひと手間かけるだけで、長く咲き続けてくれたり、素敵なドライフラワーとして思い出に残しておけたりします。
私もこの方法を知ってからは、花束を受け取った瞬間からどうお世話してどんな風に残そうかとワクワクするようになりました。
ドライフラワーにしてからも、部屋に飾ったり友人に贈ったりと、新しい楽しみ方が増えていきました。
あなたもぜひ、ひまわりの花束と過ごす時間をもっと特別なものにしてみてくださいね。
きっと今まで以上にひまわりが大好きになりますよ。
そして…もしこの記事が少しでも役に立ったなと感じてくださったら、ぜひ感想を聞かせてください。
あなたの一言一言が、私にとっては本当に嬉しくて、次に向かうエネルギーになります。
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