
生後1ヶ月の赤ちゃんを連れて飛行機で里帰りから帰らないといけない…
そう思ったとき、「こんなに小さいのに大丈夫なの?」って胸がドキドキしますよね。
里帰り出産をして、そろそろ自宅に戻る時期なのに、移動手段が飛行機しかないという状況、本当に焦りますよね。
ネットで調べてみても、なんだか難しい話ばかりで余計に不安になってしまったり。(調べるたびに心配が増えていく無限ループ、経験ある方も多いのでは)
でも大丈夫です。
正しい知識と準備があれば、生後1ヶ月の赤ちゃんと一緒に飛行機で帰ることは可能です。
この記事では赤ちゃんへの影響や具体的な準備のポイントを、初めてのママにもわかりやすくお伝えします。
生後1ヶ月の赤ちゃんでも飛行機に乗れる!まず知っておきたい基本のこと
まず、安心してほしいことがあります。
JALやANAなど国内の主要航空会社では、生後8日以上の赤ちゃんは同伴者と一緒であれば飛行機に搭乗できるとされています。
生後1ヶ月ならその条件はクリアしていることがほとんどです。
ただし、「乗れる条件を満たしている」ことと「安心して乗れる」は別のこと。
特に1ヶ月健診を終えてから搭乗するのが望ましいとされており、健診で母子ともに問題なしと確認されてから計画を進めることが大切です。
小児科のお医者さんも「里帰り出産の場合、生後1ヶ月で自宅に帰るために飛行機を使う方が多く、1ヶ月健診で問題がなければ大丈夫」と伝えています。
不安なときは、かかりつけの小児科に「飛行機に乗せても問題ないですか?」と一言確認するだけで、気持ちがぐっと楽になりますよ。
私自身、1ヶ月検診のときに先生に「来週飛行機で帰ろうと思っているんですが…」と相談したら、「体重も増えてるし問題ないよ」とあっさり言ってくれて、それだけで肩の荷が下りた感じがしました。
あのひと言がなかったら、出発前日まで不安で眠れなかったと思います。
なぜ生後1ヶ月の赤ちゃんは飛行機の注意点が多いの?
「生後1ヶ月って、特別に何か気をつけることがあるの?」と思いますよね。
理由を知っておくと、準備もしやすくなります。
気圧の変化が耳に影響することがある
飛行機の離着陸時には、機内の気圧が大きく変化します。
大人でも耳がつーんとなること、ありますよね。
赤ちゃんも同じで、この気圧変化によって耳に不快感を感じることがあるとされています。
大人であれば「ごくんと飲み込む」「あくびをする」といった方法で対処できますが、赤ちゃんは自分ではできません。
そこで役立つのが授乳やおしゃぶりです。
飲み込む動作が耳の不快感をやわらげてくれると言われており、離着陸のタイミングに合わせて使うことが多くのお医者さんに勧められています。
まだ免疫の力がしっかり育っていない
生後1ヶ月の赤ちゃんは、免疫機能が十分に発達していない時期です。
飛行機の機内は密閉された空間で多くの人が集まるため、感染症にかかるリスクが普段より高くなる可能性があります。
特に生後2ヶ月未満の赤ちゃんは、RSウイルスなどの呼吸器感染症にかかった場合に重症化しやすいとされています。
完璧に防ぐことはできないものの、できる対策はしておきたいですね。
ママ自身の体もまだ回復の途中
これ、意外と見落とされがちなポイントです。
赤ちゃんのことばかり心配してしまいますが、産後1ヶ月のママの体もまだ本調子ではありません。
飛行機での移動は、空港での移動時間も含めると思いのほか体への負担が大きくなります。(荷物抱えて赤ちゃん連れで空港を歩く、想像しただけでヘトヘト…)
一人でのフライトが避けられない場合でも、荷物をできるだけ減らしたり、航空会社のスタッフに遠慮なく助けを求めることが大切です。
離陸が始まったかな?というタイミングで授乳を始めたら、息子は気持ちよさそうに飲みながらそのまま寝てくれました。
着陸のときも同じように授乳して対応できました。
このタイミングを知っていたのと知らないのとでは、全然違うと思います。
生後1ヶ月の赤ちゃんと飛行機に乗るための5つの準備ポイント
実際に搭乗する前に準備しておきたいことを、具体的にまとめました。
一つひとつは難しいことではないので、安心してください。
① かかりつけの小児科で搭乗の相談をする
これは一番最初にやること。
かかりつけの小児科に「飛行機に乗せても大丈夫ですか?」と確認しましょう。
体重が少なかったり、何か健康上の心配がある場合は、もう少し待った方がいいとアドバイスされることもあります。
逆に「問題ありませんよ」と言ってもらえれば、それだけで出発前の不安がだいぶ減ります。
利用する航空会社によっては「医師の搭乗許可書」を求める場合もあるので、事前に航空会社に確認しておきましょう。
② 航空会社に「乳児連れ」として事前に連絡する
予約の際や搭乗前に、赤ちゃん連れであることを航空会社に伝えておきましょう。
伝えておくことで受けられるサービスがあります。
- バシネット(機内に取り付けるベビーベッド)を設置できる席を案内してもらえる場合がある
- 搭乗時に優先案内(事前改札)を受けられる場合がある
- 粉ミルク用のお湯を準備してもらえる
- 機内のおむつ替えスペースの場所を教えてもらえる
バシネットは設置できる席が限られているため、早めに問い合わせと予約をしておくのがポイントです。
③ 離着陸のタイミングで授乳かおしゃぶりを用意しておく
気圧変化への対処として、離着陸のタイミングで授乳やおしゃぶりを使えるよう準備しておきましょう。
搭乗前の授乳タイミングを調整して、「離陸するころにちょうどおなかが空く」くらいにしておくと理想的です。
搭乗前にたっぷり飲ませてしまうと、離陸時に授乳できなくなるので注意してくださいね。
④ 感染対策グッズを持参する
機内での感染リスクを少しでも下げるために、できる準備をしておきましょう。
- アルコールフリーの除菌シート(赤ちゃんが触れる場所を拭くのに重宝します)
- 授乳ケープ(座席でさっと授乳できて、他の乗客への配慮にもなります)
- ママ自身のマスク(機内では着用しておくと安心です)
完璧に防ぐことはできないけれど、できることをしておくだけで気持ちがだいぶ落ち着きます。
⑤ 荷物は事前に宅配で送り、身軽にして搭乗する
これ、経験者の多くが「やっておいてよかった!」と言うことです。
荷物が多いと、赤ちゃんを抱っこしながらの空港移動が本当に大変です。
大きな荷物は事前に宅配便で自宅に送っておき、当日の手荷物は最小限にしましょう。
「搭乗中に使うものだけ入れた小さめのバッグ」と「抱っこひも」があれば、両手がある程度使えて動きやすくなります。
私が特に持っていってよかったと感じたのは、使い捨ての授乳ケープです。
機内で授乳室に行く余裕がなかったとき、席でさっと使えてとても助かりました。
荷物は前日に宅配で送ったおかげで、空港での移動がだいぶ楽でした。
送料はかかるけど、それ以上の価値がありました。
やってはダメ!生後1ヶ月での飛行機搭乗NGな行動
準備と同じくらい大切なのが、「やってはいけないこと」を知っておくことです。
医師に相談せずに自己判断で搭乗するのはNG
「たぶん大丈夫だろう」と自己判断だけで乗せることは避けてください。
生後1ヶ月は赤ちゃんの体調が変わりやすい時期です。
必ず1ヶ月健診でかかりつけの小児科医に相談し、OKをもらってから計画を進めることが大切です。
体調不良のときに無理して搭乗しない
当日や前日に赤ちゃんが発熱していたり、明らかに体調が悪そうなときは、フライトを見直す決断も必要です。
スケジュールの都合があることはわかりますが、赤ちゃんの体を最優先にしてあげてください。
航空会社によっては、医師の診断書があればキャンセル料が免除されるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。
長時間フライトや乗り継ぎが多いルートを選ばない
生後1ヶ月でのフライトは、できるだけ直行便・短時間のルートを選ぶのが鉄則です。
乗り継ぎがあると移動時間が大幅に長くなるだけでなく、赤ちゃんも産後のママも疲弊してしまいます。
多少コストがかかっても、直行便を選ぶ価値は十分あります。
まとめ:準備をしっかりすれば、生後1ヶ月の赤ちゃんとの飛行機里帰りは大丈夫
この記事でお伝えしたことを改めてまとめます。
- 生後1ヶ月(生後8日以上)であれば、JAL・ANAなど国内主要航空会社への搭乗は認められている
- まず1ヶ月健診を終えてから、かかりつけの小児科に相談して搭乗の許可をもらう
- 航空会社に乳児連れであることを事前に伝え、バシネットや優先搭乗などのサービスを確認する
- 離着陸のタイミングで授乳やおしゃぶりを使い、気圧変化への対処をする
- 感染対策グッズを準備し、荷物は宅配で送って身軽にして搭乗する
- 赤ちゃんの体調が悪いときは、迷わず日程を変更する
里帰りからの帰宅は、産後まだ体も心も回復しきっていない時期のこと。
「こんな状況で飛行機に乗らないといけないなんて…」と感じているとしたら、それは当たり前の感情です。
一人で全部抱え込まなくていいんですよ。
空港でもフライト中でも、困ったことがあったら航空会社のスタッフに声をかけてみてください。
赤ちゃん連れのフライトをサポートしてくれる体制は、思っている以上に整っています。
準備を一つひとつ進めていけば、きっと「なんとかなった!」という経験になるはずです。
自宅への帰り道、赤ちゃんとふたりで(あるいはパパも一緒に)無事に到着できることを願っています。
