お守りの返納の仕方!場所が遠いときに他の神社じゃダメなの?

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旅行や御朱印巡りの時に神社へ寄り、お守りを買うことってあると思います。
しかし、「お守りは1年経ったら返納する」なんてことを聞いたことはありませんか?

だからといって、旅行や御朱印巡りの際に寄った神社に返納しに行くとなると大変ですよね。
近くの神社へ返納しにいっていいのか、実際に聞いてみました!
同じように不安に思っておられる方は、ぜひ参考にされてみてくださいね。

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神社に聞いてみた!お守りは他の神社でも処分してくれる?

まず結論から言いますと、


  • 神社でもらったお守りは神社で、お寺でもらったお守りはお寺に返す
  • 基本的にもらった神社に返すべきだが、返せない時は近くの神社に返納する
  • 旅行や御朱印巡りで寄った神社に、郵送で返納するのも可能

この3点を教えていただきました。
それぞれ詳しく説明していきますね。

神社とお寺の違い

神社は神道の神様を祀(まつ)り、お寺は仏様を祀っている場所です。
先程は神社でもらったお守りは神社へ、お寺でもらったお守りはお寺に返すと言いましたが、それは「祀っている対象が違うから」なんです。
神様に頂いたものを仏様に返したり、その逆をしたら失礼にあたりますよね。

近くの神社に返納してOK

神社へ行くと、境内にお札やお守りを収める箱や場所があるはずです。
お炊き上げや古神普段納め場所等、書かれている場所を目指しましょう。

お焚き上げについては「神社でもらって使い終わったお守り お焚き上げっていつ持って行けばいいの?」に詳しくまとめていますので、興味のある方は参考にされてください。

返納するときは「守ってくださってありがとうございました」と心の中でお礼を言い、返納しましょう。
また、その近くにお賽銭箱が置いてある場合もあります。
お賽銭箱には、お守りを頂いた時と同額のお賽銭を入れるのがマナーです。

遠方の神社へ郵送で返納する方法

「それでもやっぱり、どうにかして旅行や御朱印巡りで訪れた神社に直接返納したい」という方は、郵送で返納という方法もあります。
ただし神社によっては、郵送での返納を受け付けていない場所もあるとの事なので、事前に電話で確認を取っておくと安心ですね。

封筒の中にはお守りとお炊き上げ料、手紙を入れて郵送します。
お炊き上げ料は特に決まった金額は決まっていませんが、1,000円を送る方が多いですね。
手紙には


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  • 今年1年無事に過ごせたことの感謝
  • お炊き上げをお願いしたい旨
  • 遠方のため郵送になったことのお詫び

以上の3点のポイントを盛り込めば問題ありません。

郵送でのお炊き上げをお願いする手紙例文
今年1年、頂いたお守りのおかげで無事に過ごすことができました。

大変お手数なのですが、お守りを返納いたしますのでお炊き上げをお願いしたいと思い、お守りを送らせていただきました。

住まいが遠方の為郵送になってしまい、申し訳ございません。よろしくお願いいたします

このような文章であれば、問題はないと思います。

郵送する時は現金が入っていますので、必ず現金書留で郵送するようにしましょう。
現金を直接郵送するのが心配な方は、定額小為替を利用して郵送するのがオススメです。

お守りも旅の思い出…お守りは絶対返納しないとダメ?

旅先や御朱印巡りでもらったお守りは、旅先で起こった思い出が詰まっていますよね。
お守りは1年間経ったら返納すべきとは聞きますが、必ず返納しなくてはいけないものなのでしょうか?

実はお守りが1年経ったら返納すべきと言われているのが、「神様や仏様の加護が、1年経つと薄れてしまうから」と言われているからなのです。
ですので、返納しないことでバチが当たったり、よくないことが起きるという訳ではありませんので安心してくださいね。

実際に


  • 気に入ったお守り
  • 思い出が詰まったお守り

をいつまでも持ち続ける人は多いものです。
ご加護は期待できないかもしれませんが、お守りを持ち続けることは問題はありませんので安心してくださいね。

守りを返納したいけど遠いときのまとめ

遠くの神社でもらったお守りは、近くの神社へ返納することが可能です。
ただし、神社とお寺では祀っている対象が違うため、必ず神社のお守りは神社へ返納するようにしてくださいね。

どうしても頂いた先の神社へ返納したい方は、郵送で返納することも可能です。
一度返納先の神社に電話をかけ、受け付けてもらえるかどうか確認してから郵送してください。

私の場合も、5年前に成田山新勝寺に旅行で寄った際に、健康祈願のお守りを頂いています。
1年経った後返納すべきか悩みましたが、家族との思い出が詰まった大切なお守りですので、今でもポーチの中に入れて持ち歩いていますよ。
お守りを返納する際は、神様に感謝の気持ちを伝えつつ正しく返納しましょう!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。