同窓会に行きたくないときの60代での上手な断り方

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60代になってくると、同窓会の案内が届いても「なんとなく行きたくないな…」と感じることってありますよね。

年齢を重ねると生活環境や心境が大きく変化して、同窓会に対する気持ちも変わってきます。

昔の友達に会うのが気が重かったり、昔の自分と比べられるのが嫌だったり、体調や家の都合で出かけるのが大変だったりと、その理由は人それぞれです。

特に、しばらく会っていない人たちに今の自分をどう見られるかを気にしてしまう方も少なくありません。

仕事を引退したばかりでまだ生活が落ち着いていなかったり、親の介護などで気持ちに余裕がないという方もいるでしょう。

また、再会によって昔の記憶を思い出すのがつらいという人もいますし、人間関係の煩わしさを避けたいという理由もよくあります。

そんなときは、無理せず自分の気持ちを優先して、自然な形で断るのが一番です。

無理に参加することで心身に負担がかかってしまっては本末転倒ですし、自分の気持ちを大切にすることは決してわがままではありません。

相手に悪い印象を与えずに断る方法はたくさんありますし、正直にすべてを話す必要もありません。

ちょっとした言い回しや断り方の工夫で、相手にも気持ちよく受け取ってもらえるものです。

この記事では、60代の方が同窓会を気まずくならずに上手に断るコツや、気軽に使える断り文句の例をわかりやすくご紹介していきます。

自分らしく、気負わずに対応できるように、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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60代での同窓会での上手な断り方は?

同窓会を欠席するにしても、連絡を貰っているのに全く無視するのは大人として失礼ですよね。

なので、同窓会の連絡をもらったら、せめて「行かない」という意思くらいは、きちんと伝えるようにしましょう。

同窓会を断るときの理由は?

きちんと返信期日までに

  • 観光葬祭
  • 遠方への出張
  • 親の介護
  • 体調不良
  • 多忙で…
など、理由は基本的になんでもいいと思います。

出席しないことに対して、わざわざ「なんで?」など、しつこく聞いてくることもないでしょう。

もし、聞いてきた場合は、大人として軽く流しましょう。

変に言いつくろったり、喧嘩腰になる必要はありません。

お互いいい大人なので、無理をしてまでみんなと仲良くなって、しんどい思いをする必要はありません。

  • 楽しめる人は楽しむ
  • 懐かしさに浸りたい人は浸る
  • 行きたくない人は無理に行かない
それでいいのではないでしょうか。

みんながみんな、昔の同級生に会うことを楽しみな訳じゃないですからね。

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同窓会に行かない割合ってどれくらい?行かない人が少ないと目立ったりしないの?

同窓会に行く人の割合は、年齢別の調査の全体平均で30%程度で、40%いけば成功という見解でした。

60歳代を過ぎると行く人の割合が増える傾向にありました。

60歳代で42%、70歳代では62%にのぼります。

ここでは60歳を過ぎて同窓会に行く人の理由をあげてみます。

60歳を過ぎて同窓会に参加する理由①定年後の空虚感

60を過ぎると会社を定年退職する人が一気に増えます。

社会人として、仕事人としての人生を終えて空虚感をもっている人が多いようです。

再雇用で働いていても、今までの責任感や立場とは縁のない世界になってしまいます。

そんな空虚感が余計に自分や家族の健康問題などに悩む時間を与えてしまいます。

60歳を過ぎて同窓会に参加する理由②同じ年代で共通している悩みを話せる

同窓会に行くと、定年後の肩書きのない「ただの人」たちが集まります。

プライベートな問題は身近な人や近所の人に話しにくいことがあります。

そんなとき、遠距離の同級生に話すことで心が軽くなるという経験をしている人は多いようです。

60歳代で行く同窓会は、損得勘定なしで皆が共通して抱えている問題を話せる貴重な場と言えるかもしれませんね。

このとき「参加していない人が少ないと目立つ」という考えは無用です、参加したいのにできない人もいるでしょう。

介護や自分の健康、経済的な理由などがあげられます。

貴重な同窓会の場を逃す手はありませんが、無理してまで行く必要はないということです。

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60代になってから同窓会に行きたくなくなる理由は?

実際に「同窓会に行きたくない」or「出席しない」という60代の方々の理由を聞いてみました。

同窓会に絶対に行きたくない人の意見

  • 今の自分を見せたくない。あの頃の仲間と比較されるのが非常にしんどくて。
  • 病気がちの自分の姿を元気だった頃を知っている仲間に知られたくないから。
  • いじめられた奴と再会するなんてまっぴらごめんです!
  • 老けた自分をさらけ出すのは嫌です。想い出の中では綺麗でありたいから。
  • 介護疲れで毎日大変だから、とてもそんな悠長に出かけることができない。
年齢を重ねると、社会的地位や家族に差が出てくるのが当然です。でも、そういったことに対して自信が持てない方は、同窓会に行くことが辛いようですね。

また

  • 学生時代にいい思い出がなかったり
  • 体型や容姿が変化した姿を見せたくない
という気持ちもよく理解できます。

特に女性の場合、美しさや持ち物など、他の人と比べる傾向にあります。

また、現状の生活に追われていて、とてもそんな余裕を持てない方もいらっしゃる年代です。

同窓会で華やかな友人を見るのが辛い、惨めな気持ちになりたくないというのも頷けますよね。

同窓会にあまり乗り気じゃない人の意見

  • 行く洋服選びや交通機関のチケットの予約など、準備が面倒臭いから。
  • 行ってもいいけど会費が高い!
  • 会いたい人もいないし、周囲に気を使うだけだから。
  • 単純に邪魔臭い。

生活状況によっては

  • 経済的に自由にならなかったり
  • 会費や交通費の捻出が厳しい方
などもいらっしゃいます。

また「特に不満はないけれど、行ったところで会いたい人もいないんだよね」という方だったり「たくさんの人に、気を使うのが苦痛」というのであれば。

「そこまでして、わざわざ同窓会に行く必要があるのか?」と、疑問を持つ方がいても納得できますよね。

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同窓会には行きたくない…のまとめ

同窓会に行きたくない人の理由や断り方について、ご紹介してきました。

実際60代にもなると

  • 自分の人生がうまく進んだと感じている方
  • 過去を悔やんでいる方
  • 今が精一杯な方
それぞれ全く違う人生を歩んでいる途中です。

今の状況で「同窓会に行きたくない」と思った方は、素直に行かないという選択肢を選ぶのも全然ありです。

数年後、もし行きたくなったら行けばいいくらいに軽く考えましょう。