頑張って生まれてきてくれた女の子の赤ちゃん。予定日が3月4日だったので「初節句」なんてことは全く頭にもなかったんだけど。
2月1日に、予定日よりも1か月以上も早い出産でした。
そんな時に、私の父親から
「まだ1か月あるんだから、初節句のお祝いの準備をせんといかん」
「ひな人形も買いにいかんといけん」
って言い始めました。
そこでこの記事では、2月生まれの女の子の初節句についての
「そもそも2月に生まれたばっかりの赤ちゃんってその年の3月に初節句するものなの?」
「早産で予定日よりも早く出産になった女の子の初節句ってどうするものなの?」
「本来は今年初節句だけど諸事情で来年するのはダメなの?」
ということについて、詳しく見ていきましょう!
初節句って2月生まれの女の子の場合はいつすればいい?
私の父は普段から自分勝手で
- 夜は5時に寝て朝は4時に起きる
- 自分の生活のリズムは、お母さんが高熱がある時なんかでも絶対に変えない
- 昔から自分中心で1度言い始めたら人の意見は聞かない
「初節句のお祝いがないとか、孫がかわいそうじゃないんか」
「今年やらんといけん。相手の両親も常識がない」
なんてことまで、言い始める始末。
私が実家に出産前の里帰りしてる時だって、そんな父のいろんなストレスもあって、「妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)」になってしまって。
それが原因で予定日より早めの出産になってしまったんですけどね。
でも、そもそも予定日よりも早い出産とか関係なく、2月に生まれてすぐに初節句のお祝いとかって、するものなんでしょうか?
理屈としては生まれたあとの最初の節句にするのが初節句
理屈としては、女の子の場合、3月2日までに生まれたら、その年の3月3日がその子の「初節句」になるんですよね。
ただ実際問題、自宅で産婆さんを呼んで出産する人よりも、産婦人科で出産する人の方が圧倒的に多いご時世。
出産後も数日は入院することにもなるし、帝王切開だったりなんかだと入院期間も長くなってしまいます。
そうすると、3月3日に初節句のお祝いなんてできませんよね。
まだ、当の本人が自宅にもかえってきてない「本人不在」の状態で、初節句なんて意味ないですよね。
初節句を翌年にまわすことのメリット
出産後はママの体も安静が必要ですし、何よりも準備が間に合わないです。
初節句を翌年にするメリット①節句の直前は良いお雛様はあんまり残ってない
早いところでは前年の11月ころから、本格的には1月に入ってすぐにデパートなんかにひな人形が展示されます。
直前になった時期だと良い物は売れ切れてしまってて、残ってるのは人気のない「なんだか、いまいち」なものばっかりです。
お雛様は、初節句の時だけじゃなくって、その後もしばらくは毎年出してきて飾るから、やっぱりちゃんと選んで気にいったものを買いたいです。
初節句を翌年にするメリット②初節句の写真
初節句に写真スタジオとかで、初節句の記念写真とか家族写真を撮影する家庭も多いです。
そんな時、赤ちゃんの首が座ってないと写真撮影も大変ですし、まだ首の座ってない赤ちゃんを、あまり外に連れ出したくないですもんね。
(ママの生活を優先で、生まれてすぐの赤ちゃんを連れまわてるママもたまにいたりもするけど)
初節句を翌年にするメリット③生まれた後はイベントが盛りだくさん
赤ちゃんが産まれたら一安心、っていう訳にはいかないんです。
ママは出産で体を消耗してるから、もちろんしばらくはゆっくりしてないとダメだけど、赤ちゃんが産まれたあと、しばらくは手続きとかイベントが盛りだくさんなんです。
しかも、その赤ちゃんが初めての子供だったら、何をどうしていいかなんてもちろん知らないから。
一つひとつ調べながら、聞きながらで、思った以上に大変なんです。(旦那談)
地域によって、やったりやらなかったり、これ以外にもあるかもですが、私がやった時のはこんな感じでした。
初節句を翌年にするメリット④赤ちゃんが産まれた後のイベントや手続き
(1)お七夜(命名式)
赤ちゃんが産まれてから7日目の夜に、赤ちゃんの健康を願ってお七夜っていう命名式で名前をつける風習があります。
(2)出生届
赤ちゃんが産まれたら、14日以内に市役所とかの役所に、赤ちゃんの出生届を出さなくちゃいけません。
私の場合は、旦那さんが書いて市役所に提出してきてくれたけど、出産後のバタバタしてる中でだったので、大変だったようです。
(3)1ヶ月検診
赤ちゃんの健康状態を観てもらいに行きます。私の場合は、赤ちゃんが産まれて初めての一緒にするお出かけでした。
(4)お宮参り
赤ちゃんが無事に生まれてきてくれたことへの感謝と、健やかな成長を願ってお宮にお参りにいきます。
男の子は生後30日、女の子は生後32頃に行きます。お宮に電話で予約して、お祓いをしてもらいます。
(5)お食い初め
赤ちゃんが産まれてから100日目に、子供が一生食べ物に困らないように願う風習です。
地域によっては「歯固めや「真魚始め」、「箸祝い」って呼ばれるそうです。
それ以外にも、旦那の会社に健康保険の手続きをしなきゃいけなかったり。
最近では生まれて半年で「ハーフ・バースデー」なんかもしてあげている人も多いようです。
「お食い初め」1つをとっても、何を準備して、どんな風にやるのかとかを調べて、準備してで、それだけでも大変でした。
そんな中、お雛様を買いに行って飾り付けて、初節句の調査&準備なんて、正直私には「ムリ」です。
それよりも、翌年になって
- ある程度落ち着いてから
- お雛様もちゃんと選んで
- しっかりと準備をして
今年初節句の女の子の場合!初節句を翌年にするのはどうなの?
生まれたのが10月とかで、しっかりと準備ができるときには、もちろん翌年の3月3日に女の子の初節句をしてあげる方がほとんどですよね。
でも、年が明けてから出産とかだと、その年に初節句をする家庭としない家庭とに分かれるようです。
もちろん、生まれてきた赤ちゃんの為に初節句をしてあげたいって気持ちは変わらないんだけど。
でも、年明けてからの出産だと、産後の入院が
- 初産で1週間くらい
- 帝王切開になると1週間から10日程
ちなみに私の場合は、妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)になってしまってたので、2週間くらいの入院でした。
そんなこんなで、1月はすぐに終わってしまって、退院後は赤ちゃんが家で過ごすための準備とか、なれない子育てで「てんやわんや」な状態。
とてもとても、初節句の準備にまで、気がまわらないのが現状です。
3か月までは翌年にすることも多い初節句
何も、初節句をしない訳じゃありませんもんね。
どうせやるんだったら、一生に一回のことなんだから、ちゃんと準備してみんなで落ち着いて祝ってあげたい。
そんな気持ちで、赤ちゃんが初節句の時期に3か月くらいまでなら、翌年に初節句をするって人が多いようです。
事前にしっかりとリサーチしておきたい!初節句の前のお互いの家の考え方
ただ、こういったイベント事全般で言えることだけど、それぞれの家(旦那側、妻側)のやり方とか、考え方を前もってよーく確認しておくことがとっても重要なんですよね。
そことおざなりにしていると、直前になっていろいろと大変なんてことにもなりかねません。
家同士でもそうだけど、そういったことって夫婦間のいざこざの原因にもつながっていきます。
実際うちの場合でも、初節句のときのこと(ささいな事なんだけど)で、私が出産後で不安定だったこともあって、つい旦那に
「うちの実家のことはどうでもいんやね。全然考えてくれんのやね」
って言ってしまい、大喧嘩になった…なんてこともありました。
今では、お互いの家の考え方もわかってきて、そんなストレスもあんまり無くなったけど。
その辺、何も問題なくスムーズにいく人は、何もないんだろうけど、私の経験上、その辺のリサーチと根回しは、絶対に早めにしておいた方がいいって思います。
早産で予定より早く生まれた2月生まれの女の子の初節句
あらかじめ、3月1日とか2月26日とか、お雛様の前が出産予定日だったら、まだ準備のしようもあります。
でも、出産予定日はあくまでも「予定日」。
帝王切開とかの計画出産ならまだしも、なかなか予定日通りには生まれてくれないものですよね。
ましてや、いろんな事情で、3月3日以降の予定だったのが早めに生まれてきた時なんかは、準備なんかできる訳もありません。
世間体ばかりに気をとられずに、子供のため、ママの体の事を考えて、旦那さんとしっかりと話し合って決めるようにしましょう。
とは言っても翌年の初節句が難しい場合
とは言っても、うちの父親のように、自分の考えが絶対で、一度言い始めたら聞かない「大変な方」の場合、最終的には
- 父親(おじいちゃん)は無視して、そのまま翌年の初節句に突き進む(もちろんその他の方々には、ちゃんと事情を説明して納得してもらった上で)
- 仕方なく、父親(おじいちゃん)の意見を採用して今年の3月3日に初節句をする
うちの場合は、強行突破して来年にしちゃうと、父親(おじいちゃん)が何を言いだすか、何をするかわからない人だったので。
結局超バタバタと、その年に初節句をすることになりました。
なので、私と同じような状況に悩んでおられる方も「お父さん(おじいちゃん)も、孫のためを思って言ってくれてるんだ」って思って(自分に言い聞かせて)
生まれてきた赤ちゃんの為に、できるだけ頑張って初節句をお祝いしてあげましょうね。
2月生まれの女の子の初節句は?のまとめ
初節句は、3か月くらいまでだったら、その年じゃなく来年になってする人が多いので、そういった考えで大丈夫です。
後は、その家での考え方とかもあるので、両家の両親ともちゃんと話しあって。
「生まれてきた赤ちゃんのため」に、みんなで気持ちよくお祝いをしてあげましょうね。