離乳食のカッテージチーズはそのままOK?加熱の目安と量、食べやすい与え方まで

離乳食中期くらいになると、レシピで急に「カッテージチーズ」が出てきて、「これって、そのままあげていいのかな?」って立ち止まりますよね。

しかもチーズって、塩分や脂肪分のイメージもあるから、なおさら慎重になります。

カッテージチーズは、熟成させないフレッシュチーズの一種で、脂肪が少なめでたんぱく質がとりやすいタイプだと言われています。

だから離乳食でも使われやすいんですね。

ただし、赤ちゃんにとっては乳製品デビューになることも多いので、与え方や量、衛生面のコツを押さえておくと安心感が違いますよ。

この記事では、

「そのままあげていいの?」
「加熱が必要?」
「どれくらいの量ならいい?」
「食べやすくする工夫は?」

を、できるだけわかりやすくまとめていきますよ。

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離乳食でのカッテージチーズの作り方

市販のカッテージチーズでももちろんOKですが、少量だけ試したいときや、塩分や添加物が気になるときは、家で作る方法を知っておくと気持ちがラクになりますよ。

カッテージチーズは牛乳に酸(酢やレモン汁)を加えて固める作り方がよく紹介されています。

手作りって聞くと大仕事みたいに感じるかもしれませんが、実際は工程がシンプルなので、「今日は試しに少しだけ」という使い方もしやすいです。

カッテージチーズの材料

材料は少なくて、特別な道具もほとんどいりません。

目安としては、牛乳と、酢かレモン汁があれば作れます。

離乳食用に作るなら、最初は少量で様子を見ることが多いので、作りすぎない量感がちょうどいいです。

材料 目安 補足
牛乳 作りやすい量で
(500ml〜1Lなど)
加熱して使う作り方が一般的です。種類は「成分無調整」がおすすめ。
酢 または
レモン汁
少量
(牛乳500mlに対し大さじ1〜2)
牛乳のたんぱく質を分離させる役目になります。

「レモン汁の酸味が強く出ないかな?」と心配になるかもしれませんが、しっかり水気を切ると、ほんのりさっぱりした仕上がりになりやすいですよ。

離乳食のカッテージチーズの作り方の手順

作り方は

「温めて」
「混ぜて」
「こす」

といったシンプルな流れです。

目安として、牛乳を60~70℃くらいまで温めてから酢やレモン汁を加える方法が簡単でおすすめです。

ぐらぐら沸騰させるより、温度を上げすぎないほうが、ふんわり仕上がりやすいですよ。

やること うまくいくコツ
1. 牛乳を温める 温めすぎると固くなりやすいので、様子を見ながら(沸騰直前で止めるのがベスト)
2. 酢やレモン汁を加えて混ぜる 大きくかき回しすぎず、軽く混ぜる程度でOK
3. しばらく置く 白い固まり(カード)と透明っぽい液体(ホエイ)に分かれてきます
4. 清潔な布やペーパーでこす 強く絞ると固くなるので、自然に水気を切るイメージ

この透明っぽい液体は「ホエイ」と呼ばれて、たんぱく質やカルシウムなどが含まれるので、捨てずにぜひ活用してみてくださいね。

ただ、離乳食で使う場合は、まずはチーズ部分を少量から試すほうが安心ですよね。

手作りするときの衛生と仕上がり調整

離乳食で使うなら、衛生はちょっとだけ意識しておくと安心感が上がります。

こす布やザルは清潔なものを使って、作ったら早めに食べ切る流れが向いています。

手作りのカッテージチーズは日持ちしにくいので「その日のうちに食べる」ように心がけましょう。

それと、赤ちゃんが食べやすい形にする工夫も大事です。

カッテージチーズは粒が残りやすいので、つぶしてなめらかにしたり、必要なら裏ごししてあげると食べやすくなりますよ。

食感に敏感な子だと、粒々だけで「いらない!」になりやすいので、最初は特に“なめらかに”がおすすめです。

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カッテージチーズを離乳食でそのままあげられる?加熱した方がいい?

「チーズって加熱しないと危ないのかな?」って不安になりますよね。

カッテージチーズは、離乳食では“基本はそのままでも使える”とされることが多いです。

ただし、状況によっては加熱を選んでも大丈夫です。

そのままで使いやすいケース

買ってすぐ開けたばかりで、保存状態も問題なさそうなときは、そのまま使う選択で問題ないです。

そのまま使うと、ふわっとした食感が残るので、野菜ペーストに混ぜたときにクリーミーさが出やすいのもメリットです。

ただ、赤ちゃんに初めて食べさせる日は、いきなり量を増やすより、まずは少量から様子を見るのが安心ですよ。

新しい食材を試すときは、少量から始めて様子を見る考え方が基本ですね。

加熱したほうが安心なケースと、加熱のコツ

開封して数日たっているときや、ちょっとでも「大丈夫かな」と感じるときは、短時間だけ加熱して使った方が安心です。

ここで大事なのが、加熱しすぎないことです。

加熱が長いと、カッテージチーズは固くなりやすいです。

加熱するなら、

「混ぜ込む料理の仕上げに入れて温めるくらい」
「レンジなら様子を見ながら短め」

というイメージがやりやすいですよ。

食感が固くなると、赤ちゃんが食べにくくなったり、口から出しやすくなったりするので、短時間加熱がちょうどいいです。

乳アレルギーが心配なときの見守り方

乳は、アレルギーの原因になりやすい食品のひとつです。

だからこそ、最初はスプーンひとさじくらいの少量から始めて、食べたあとの様子を見てあげると安心ですね。

もし、以前に乳製品で気になる反応が出たことがある場合は、自己判断で進めず、かかりつけの医師や専門家に相談しながら進めるほうが安全です。

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離乳食中期であげるカッテージチーズの量は?たんぱく質として考える?

量の悩みって、いちばん迷ってしまいやすいところですよね。

「チーズって主菜のたんぱく質に入れていいの?」
「どれくらいまで?」

が分からないと、献立を考えるときに止まっちゃいます。

カッテージチーズは、たんぱく質が多く脂肪が少なめなチーズです。

だから、離乳食では“たんぱく質源のひとつ”として扱いやすい食材です。

ただ、乳製品は摂りすぎるとお腹がゆるくなる子もいるので、ほかのたんぱく質と同じように「今日はどれくらい食べたかな?」の目線で調整してあげるといいですよ。

量の目安を考えるときの見方

自治体の離乳食資料では、中期の目安量として「乳製品は1食あたり50~70g」がひとつの基準です。

献立によってはカッテージチーズを10~15g使う例もあります。

この数字を見ると、「カッテージチーズだけで50~70gも食べる」という意味ではなくて、ヨーグルトや牛乳を使ったメニューなども含めて“乳製品としての枠”で考えれば間違いないですね。

考え方 目安のとらえ方 具体例
乳製品全体の枠 1食の乳製品量として考える ヨーグルト、ミルクを使った料理などとの合計量に注意
カッテージチーズの量感 まずは少量から、慣れたら増やす 献立例では10〜15gの使用例が一般的

ここに、赤ちゃんの食べ進みや便の様子が乗ってきます。

いつもよりお腹がゆるめなら量を控えめにして、問題なさそうなら少しずつ増やす、くらいのペースがちょうどいいですよ。

カッテージチーズを赤ちゃんに離乳食で与える適量は?

初めての乳製品として使うなら、最初は本当に少しからで十分です。

スプーンひとさじ程度から始めて、体調や食べっぷりを見ながら増やしていきましょう。

慣れてきたら、さっきの献立例みたいに10g前後を目安にしつつ、ほかのたんぱく質(豆腐や魚など)を同じ食事でどれくらい食べたかを見て、全体で調整するといいですね。

市販のカッテージチーズを使うときは、商品によっては塩分が入っていることもあります。

大阪市の離乳食資料でも、チーズは塩分が少ないものを選ぶようにとの案内もあります。

なので、いつも同じ商品に決める前に、表示を見て選ぶ癖をつけておくと安心につながりますよ。

カッテージチーズのおすすめの与え方

カッテージチーズはさっぱりした酸味があるので、甘みのある食材と合わせると食べやすくなりやすいです。

たとえば、かぼちゃやさつまいもみたいに自然な甘みがあるものに混ぜると、味がまとまりやすいですよ。

果物なら、りんごやバナナのペーストと合わせると、酸味がやわらいでデザートっぽい雰囲気になります。

大事なのは、赤ちゃんが「飲み込みやすい形」になっていることです。

粒が気になる子には、

  • つぶす
  • 裏ごしする
  • ペーストに混ぜてなじませる
という順で試していくと、食べてくれる確率が上がりますよ。

離乳食中期のカッテージチーズのレシピ5選!チーズの手作りレシピも!

中期は、食べる量が少しずつ増えていく一方で、飽きやすさも出てくる時期ですよね。

カッテージチーズは、混ぜるだけで味や口当たりが変わるので、マンネリ対策にも使いやすい食材です。

ここでは「材料が少なくて」「手順が複雑すぎない」ものを中心に紹介しますね。

こんな感じで使い分けるとラクですよ。

レシピ 合うシーン ポイント
かぼちゃ和え 甘みで食べやすくしたい時 裏ごししてなめらかにすると、より食べやすくなります。
バナナ×さつまいも おやつっぽくしたい時 素材の甘みが強く、チーズの酸味が目立ちにくい組み合わせ。
きなこ和え たんぱく質も足したい時 きなこはむせやすいので、チーズや水分とよく混ぜて。
パンがゆ 主食に変化をつけたい時 ミルクの量で固さ調整がしやすいので、進み具合に合わせられます。
豆腐ドリア風 主食+たんぱく質をまとめたい時 豆腐と混ぜて。温度と固さを赤ちゃんに合わせて整えます。

離乳食中期の手作りカッテージチーズの作り方

牛乳を温めて、酢やレモン汁を加えると分離して、こすとカッテージチーズ風のものができます。

ポイントは、作ったら早めに食べ切ることです。

手作りは日持ちしないので、その日のうちに食べることが勧められています。

離乳食用にするなら、できあがりをそのまま使うより、スプーンやすり鉢で軽くつぶして、赤ちゃんが飲み込みやすい状態にしてあげると安心です。

もし粒感が残るときは、野菜ペーストやおかゆに混ぜてなじませると、口当たりが整いやすいですよ。

離乳食中期のカッテージチーズレシピ①かぼちゃとチーズの和え物

かぼちゃのペーストに、カッテージチーズを混ぜるだけのシンプルレシピです。

かぼちゃの甘みがあるので、カッテージチーズのさっぱり感がほどよくなじんで、初めてでも食べやすくなりやすいですよ。

作るときは、かぼちゃペーストの固さが大事です。

水分が少なくてモソモソすると飲み込みにくいので、赤ちゃんの様子を見ながら、お湯やミルクで少しゆるめてあげると食べやすくなります。

そこにカッテージチーズを加えて、粒が気になるようならつぶしながら混ぜると、口当たりがなめらかになります。

「今日はあまり食べないな」という日は、量を増やすより、固さを調整してみると変わることもありますよ。

離乳食中期のカッテージチーズレシピ②バナナとさつまいもの和え物

バナナの甘みと、さつまいものほくほく感で、デザートっぽく仕上がる組み合わせです。

カッテージチーズの酸味が目立ちにくいので、「チーズが初めてで心配」というときにも使いやすいですよ。

バナナはつぶすだけでもいけますが、赤ちゃんの飲み込みがまだ不安な時期なら、少しなめらかにしてあげると安心です。

さつまいもペーストは、水分が少ないと口に張りつきやすいので、お湯でのばしてから混ぜると食べやすくなります。

最後にカッテージチーズを混ぜて、全体がぽってりしすぎるなら、もう一度だけ固さを調整してあげるといいですよ。

離乳食中期のカッテージチーズレシピ③かぼちゃときなこの和え物

かぼちゃとカッテージチーズに、きなこを少量混ぜるレシピです。

きなこの香ばしさがプラスされて、味に変化が出ます。

きなこは栄養面でも取り入れやすいですが、粉のままだとむせやすいので、しっかり混ぜてペースト状に寄せるのがポイントです。

混ぜる順番としては、まずかぼちゃペーストとカッテージチーズを先に混ぜてなじませてから、きなこを少しずつ足すとダマになりにくいです。

もし粉っぽさが残るなら、ほんの少しだけ水分を足して、赤ちゃんが飲み込みやすい質感に整えると安心ですよ。

「きなこを入れたら食べにくそう」と感じたら、無理に増やさず、香りづけ程度の量からで大丈夫です。

離乳食中期のカッテージチーズレシピ④かぼちゃとチーズのパンがゆ

パンがゆは、主食をおかゆ以外にしたいときの味方ですよね。

ここに野菜ポタージュっぽいペーストを合わせると、食べ慣れた甘みと、とろみで食べやすくなります。

仕上げにカッテージチーズをのせたり混ぜたりすると、コクが出て満足感が上がりますよ。

パンがゆを作るときは、パンの固さがポイントです。

パンの量が多いとモタついて食べにくくなってしまうので、最初は少なめにして、足りないときに足すほうが失敗しにくいです。

水分が足りないと感じたら、お湯でのばしてとろとろに寄せてから、最後にカッテージチーズを加えると、チーズの食感が固くなりにくいですよ。

離乳食中期のカッテージチーズレシピ⑤とうふのドリア

「主食っぽいのを出したいけど、手間は増やしたくない」ってときに便利なのが、豆腐をなめらかにして“白いソース”みたいに使う方法です。

10倍がゆの上にのせて、最後にカッテージチーズを少量ふりかけると、ドリアっぽい雰囲気になります。

このレシピで大事なのは温度です。

レンジを使う工程が入るので、必ずしっかり冷ましてからあげてくださいね。

赤ちゃんは熱さに気づきにくいので、口の中をやけどしてしまうこともあります。

見た目が温かそうでも、実際には中のほうが熱いこともあるので、スプーンで混ぜてから温度を確かめるのがおすすめです。

カッテージチーズは、加熱しすぎると固くなりやすいので、混ぜ込むなら最後に、ふりかけるならほんの少量で風味づけ、くらいが食べやすいですよ。

離乳食中期にカッテージチーズはそのままあげても大丈夫?のまとめ

カッテージチーズは、熟成させないフレッシュチーズの一種で、たんぱく質が多く脂肪が少なめなチーズです。

だから離乳食でも使いやすいのですが、赤ちゃんにとっては乳製品デビューになりやすいので、最初は少量から試すのが安心です。

そのまま使うこともできますが、開封から時間がたっていたり、衛生面が気になるときは短時間の加熱を選んでも大丈夫です。

ただ、加熱しすぎると固くなりやすいので、そこだけ意識してあげると食べやすさが保ちやすいですよ。

量は、自治体資料の献立例によっては10~15gが使われていたり、乳製品全体として1食50~70gを目安にする考え方があります。

なので、いきなり数字ぴったりを目指すより、赤ちゃんの便や食べっぷりを見ながら、少しずつ“ちょうどいい”を探すほうがうまくいきますよ。