毎年年末になると、普段から仲の良い人からめったに連絡を取らない人にも、新年のあいさつとして「年賀状」を書きますよね。
そんな年賀状ですが、私は毎年
「書いている最中」
「書いていない人への返信をするとき」
などに年賀状が足りなくなるのが心配で、少し多めに買っています。
なので、毎年あまった年賀状は、もったいないので切手に交換してもらっています。
そんなとき、ふと思ったのが「送られてきた使用済みの年賀状って消印がおされてないから、もしかしたら切手と交換してもらえちゃう?」ということ。
悪いことなのはわかっていますが、ふと考えてしまったんですね。
ただ、もしバレたら嫌なので、小心者の私は絶対にそんなことできませんけど。笑
そんな私と同じように、「もしかしたら・・・」と思いはするけど、怖くてできない。
そんな人の為に、この記事では
- 使用済みの年賀状ってもしかしたら切手とかに交換してもらえる?
- 使用済みの年賀状って消印がないけど、見分けることができるの?
年賀状の書き損じの見分け方!投函前と後の違いの見分け方とは?
年賀はがきをよく見てみると、消印がないんです。
なので配達されたハガキなのかどうか、見ただけではわからないんですよね。
でも実は・・・あることをするとわかるんです。
それは、ブラックライトを当てること!
ブラックライト、今は100均などで手に入れることもできますし、iPhoneでも自作でブラックライトが作れるそうなんです。
興味がある方は調べてみてくださいね!
話がそれてしまったので、戻ります。
郵便局に集められた郵便物には、バーコードが印字されます。
そのバーコードは、特殊な塗料で印字されているので目には見えません。
この特殊な塗料が、ブラックライトに反応して浮かび上がるのです。
ですから、配達されたハガキを間違えてポストに入れてしまっても、郵便局で交換を頼んでもわかってしまうんですね。
年賀状の消印っていつからなくなったの?
では、年賀状の消印は一体「いつ」から、「なぜ」なくなったのでしょうか?
まず、年賀状の歴史から見ていきましょう。
なんと、その始まりは「平安時代後期」ごろだと言われています!
藤原明衡の手紙文例集「雲集消息」に記載されているあいさつ文例の中に、現代の年賀状に通ずるような年始の挨拶が記されているそうです。
そんなに長い歴史を持っていたなんて、びっくりですよね!
では、現在のような年賀状が普及したのはいつ頃なんでしょうか?
そもそも、郵便制度が始まったのが明治3年。当時は年末年始に郵便物が集中し、配達が遅れてしまうほどだったようです。
その原因の一つとなっていたのが、「消印」。
年始の挨拶に1月1日の消印を狙って郵便を出す人が多く、郵便物が特に多かったんだそう。
その後、
- 年末年始の一定期間に年賀はがきを受けつける「年賀郵便の特別取扱」が始まったり
- 戦争の影響をうけて廃止されたり
今の年賀状スタイルが出来上がる大きなきっかけの一つが、お年玉つき年賀はがきの登場です。
戦後、年賀はがきが再開されても戦前ほどのやり取りはなされませんでした。
お年玉付き年賀はがきは、戦後の復興への願いも込めて始まったものだったのです。
これを受けて、年賀はがきの取り扱い量は急激に増加しました。
そのため、配達のスピードを上げるために、昭和36年、年賀郵便の消印が省略されることになったのです。
書き損じた年賀状の交換はどこまで大丈夫?破れや汚れは関係ないの?
では、年賀状であれば例えどんな状態でも交換してもらえるのでしょうか?
これは、残念なことに未使用の年賀状でも、ハガキの料金が印字されている部分(切手を貼る部分)が汚れていたり敗れていたら交換できません。
そんな年賀はがきは何に交換できるのかと言うと、官製はがきか切手です。
お金に換金することはできません。
なお、交換の際には手数料が5円かかります。
50円のハガキを交換すると45円切手等になるということです。ご注意ください。
年賀状の書き損じ!昔のはいつまで有効なの?
次に気になるのが、書き損じてしまった年賀はがきはいつまで交換してもらえるのか、ですよね。
書き損じてしまってショックなのに、交換までうまくいかなかったらダブルパンチを食らってしまうようなもの。
それは何としても避けたいですね。
まず、結論から言うと、書き損じはがき(年賀状)の交換に期限はありません。
ひと安心ですね!
ただし、交換したいものが決まっている場合、少し注意が必要です。
年賀はがきを、新しい年の年賀はがきへと交換したい場合は、その年賀はがきの販売期間中に交換をしなければなりません。
例えば、12月に新年の年賀状を制作していて、5枚書き損じてしまったとしましょう。
予備を使っても、3枚分、これから出す年賀はがきが足りないとします。
この場合、
- 3枚(新年に届けるための新しい年賀状と交換したい)→新しい年賀はがきの販売期間中に交換が必須
- 残りの2枚→新しい年賀状以外のものと交換するので、期限なし
どちらにしても、すぐに書き直して年賀状を出したい分は早めに郵便局へ持ち込むだろうから、多くの場合は問題ないかと思います。
年賀はがきの販売期間にだけ注意しておくようにしましょう。
うっかりやらかしてしまわないように気を付けてくださいね。
年賀状捨てられない!昔もらった年賀状ってどうすればいい?
年賀状って毎年のように、毎年足りなくなるのが心配で、多めに買っては余らせてる私ですが、皆さんはどうですか?
毎年いただく年賀状もスマホの普及でだいぶ減ったものの、何年も保管していれば尋常でない枚数になってしまいますよね。
書き損じや未使用はもちろん、いただいた年賀状まで保管していると、かさばるし重たいし、しまう場所もなくなってきます。
「持っていてもどうしようもないし、しまう場所もないし…」と、どうにかしたいとは思うけど、なかなか処分できない年賀状。
まず、使用済みの年賀状!
我が家は、心のこもった一文を書いてくれたのに捨てるのが忍びないとずっと保管していたら、昨年末の大掃除で10年前の年賀状が出てきました。
年賀状は住所や名まえなどの個人情報が入ってるから、大量の年賀状をゴミ箱にポイするだけでは「個人情報が漏えいしちゃうのでは?」と不安ですよね。
そんな時、コンビニのローソンが展開している「ナチュラルローソン」がおすすめです。
社会貢献活動の1つとして「個人情報書類回収BOX」なるものが一部の店舗に設置されています。
このBOXが個人情報満載の年賀状の処分に利用できるんです。
家庭や会社でシュレッダーをかけて捨てていた個人情報が、この
「個人情報書類回収BOX」
に捨てることによって安全安心に処分され、尚且つ回収したものはトイレットペーパーなどに再利用されています。
捨てるに捨てられない年賀状を処分できて、リサイクルにも貢献できるなんて一石二鳥ですよね!
近くにナチュラルローソンがある方は、ぜひ確認してみてくださいね。
年賀状の使用済みって交換してもらえるの?のまとめ
使用済みの年賀状についてお伝えしましたが、最後にポイントをおさらいしておきますね。
- 使用済みの年賀状はナチュラルローソンの個人情報書類回収BOXへ
- 書き損じの見分け方はブラックライトを使うとわかる
- ハガキの料金が印字されている部分(切手を貼る部分)が破れていたり汚れていると交換ができません
- 交換の際には手数料として5円かかります。
「書き損じはがきの交換手数料は?損を最小限にするはがきの交換の方法」
手数料がかかるにしても、余った年賀状をどうしたらいいのかがわかったので、余っている年賀状を早速郵便局へ持っていってみませんか?