告別式の時、親族に受付を担当してもらうのが一般的だと思いますよね。
しかし様々な事情があり、親族に受付を担当してもらえない事もあり得ます。
そこで、告別式の受付を友人などの知り合いに頼むのは大丈夫なのでしょうか?
その答えは、「告別式の受付は誰がやってもいい」とされています。
友人、勤め先の同僚や部下、サークル仲間などの知り合いに頼んでも、全く問題ありません。
また、町内会や自治体、隣人に頼む方もいます。
更に上記の方々にお願いできない場合は、葬儀社に受付をお願いする事も出来ます。
それぞれの都合に合わせ、お願いできる人に受付を任せるようにしてくださいね。
さてこの後からは、知り合いに
- 告別式の受付をお願いするときに気をつけるべきポイントは?
- 告別式の受付をしてもらったときのお礼はどうすればいい?
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告別式の受付を知り合いにお願いするときに気を付けるべきポイントは?
では、告別式の受付を知り合いの方にお任せする場合に、気をつけるポイントを見ていきましょう。
葬儀当日前に伝えておくべき注意点とは?
告別式に参加しないとしても、服装は葬儀に合わせた服装をしなくてはいけません。
受付をお願いする際に、事前に伝えておくと安心ですね。
男性は黒のスーツ、女性は黒のスーツか黒いワンピースのセットアップを着用してもらってください。
光沢のあるネクタイや靴は身につけず、アクセサリーは真珠のみです。
女性の靴のヒールは、3?6センチがいいと言われています。
葬儀の場はおめでたい場ではない事と、動きやすい高さという事で、上記の高さが適切です。
当日に気をつけるべき点とは?
更に、当日にも気をつける事は幾つかあります。
こちらもきちんと打ち合わせをしておき、受付をお願いする人が戸惑わないようにしましょうね。
会場のレイアウトやスケジュールをまとめた紙を渡しておき、予習してもらうといいでしょう。
ですので、受付業務が始まる前に焼香を済ませておくようにと伝えておきましょう。
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告別式の受付をしてくれた知人に対してお礼はどうすればいい?
受付をお願いした方には、感謝の言葉だけではなくお礼が必要です。
では、どのようなお礼をすればいいのでしょうか?
受付をお願いした方には、一人当たり3,000円?5,000円を心付けとして渡しましょう。
- ポチ袋
- 白袋
- 不祝儀袋
お通夜も含めて受付をお願いした場合は、2日分のお礼を用意しましょうね。
また、お住いの地域によっては現金ではなく、品物を渡したり場合によってはお礼を渡さなかったりという事もあります。
心配な方は斎場の担当者に確認し、失礼のないようにしましょう。
親戚に頼んだ場合はお礼は必要?不必要?
また、知り合いではなく親戚に頼んだ場合でも、ある程度のお礼は必要です。
ただし現金だと受け取りづらいという意見も多いため、菓子折りやお茶の詰め合わせなどの品物を用意して渡すといいでしょう。
「親戚ならばお礼は不要」と考える方もいるようですが、筆者は親しき中にも礼儀ありと考えています。
いくら親戚と言えども、受付という大変な業務を担当してもらう以上、感謝の気持ちをかたちで示すのは大事です。
告別式の後も、親戚に助けられる事もあるはずです。
今後の事も考え、しっかりお礼の気持ちを伝えておきましょうね。
告別式の受付を親族以外の人にお願いするときのまとめ
告別式の受付は、親戚でなくてはいけないというルールはありません。
友人・同僚などの知り合いや町内会の方、葬儀社の方に頼んでも問題はないので安心してください。
ただ受付をお願いする場合は、以下の事を予め伝えておくと安心です。
- 服装は葬儀に参列する時と同じ物を
- 会場のレイアウトや当日のスケジュールを確認しておく
- 焼香は受付前に済ませておく
地域によっては現金ではなく品物を渡す場合があるので、斎場の担当者に予め確認しておくと安心ですね。