妊娠中にもし転勤を打診されたら、あなたはどうしますか?
「断る?」それとも「受けて引っ越しをする?」どっちでしょう?
妊娠中に環境が変わるのは、ママにとってはとてもストレスになりますよね。
でも、それがママやパパのキャリアに関わるものであれば、断るということができない場合もあります。
先輩ママたちは、どうやってその危機を乗り越えたのでしょうか?
今回は、そんな妊娠中に転勤を言い渡されたときの対応について、詳しく見ていきましょう。
転勤を拒否したら懲戒解雇される?上手く断る方法はないの?
妊娠中に転勤の話が出た場合、断ることはできるのでしょうか?
転勤を断ることはできるの??
転勤は企業が会社全体のパフォーマンスをあげたり、組織内での交流を深めるためなど、色々な理由でおこないます。
転勤は、まずは本人への内示それから正式な辞令としてでる形になりますよね。
なので、内示として本人だけに伝えられてから数日の間は、異議申し立てをすることが可能となります。
だからといって、ただ「転勤したくない。。。」という個人の感情を理由にしても、それが受け入れられることはほとんどありません。
それどころか、正当な理由がなく“異動拒否”をおこなうと、業務命令違反と判断されてしまいかねません。
そうなると、懲戒解雇の対象となってしまう場合がありますので、気を付けましょう。
転勤を断るにはどうしたらいいの?
正当な理由もなく転勤を拒否をすることはオススメできませんが、きちんとした理由がある場合は、転勤を断れる場合もあります。
もちろん、それぞれの会社の既定によって違いますので、一つの参考としてご覧くださいね。
その時に、転勤のない地方社員や、エリア限定の社員などで契約した場合、そのほかの地域への転勤はその雇用契約とは異なるものになります。
そのような場合は、「雇用条件に違反しています」とお断りすることが可能です。
- 親の介護
- 特定の病院に通わなくてはいけない家族がいる
「自分、もしくはパートナーが妊娠中だから」という理由では、もちろん転勤先にも産婦人科があります。
なので、妊娠の継続と出産ができるということで、理由として認められないケースが多いです。
もしこのケースで転勤を拒否する場合は、
- 家族や自分が病気の場合はその診断書
- 特定の病院しか利用できないという資料
「報復人事」というものですね。
でも最近では
- パワハラ
- モラハラ
- マタハラ
これになにも記載がないのに突然転勤を言い渡された場合は、拒否をすることが可能です。
それでも転勤を断れなかったとき!妊婦の転勤は病院選びが大切!
上記に書いたとおり、妊娠を理由に転勤を断るのは中々難しい場合が多いです。
では、妊娠中に転勤で引っ越しをする場合、どんな点に気を付ければよいのでしょうか?
妊娠中の転勤の場合、転勤先への産婦人科の転院手続きがとっても大切になります。
なぜなら、最近は産婦人科医がどこも不足していて、早くに分娩予約が埋まってしまうという所もめずらしくありません。
引越ししてから産婦人科に行ったら、分娩予約がとれずに探し直しになっては大変です。
そうならないように、引っ越しの前から、まずは転勤先の産婦人科の情報収集をしましょう!
最近はインターネットの口コミなどにかなり詳しく書いてあるものもありますので、自宅にいながら情報収集が可能です。
希望に合った病院を見つけたら、電話をして分娩の予約ができるかどうか確認をしてください。
実際に分娩予約をとるのは受診してからでも構いませんので、まずは空きがあるかどうかをチェックしておきましょう。
予約の空きが大丈夫であれば、引っ越し後の初診の予約をいれておくと安心ですね。
そして、引っ越し先でも受け入れの産院が決まったら、今通っている病院に事情を伝えて、転院の為の紹介状を書いてもらいましょう。
紹介状には、今までの受診の経緯や検査結果などが記載されていますので、新しい病院へ持って行けば、転院後の診察もスムーズになります。
このように、引っ越し前から転勤先の産院を決めるのはとても重要な作業になりますので、体調の良い時に早めにおこなってくださいね!
妊娠中の転勤は拒否できる?のまとめ
妊娠中に転勤を言い渡されたときの対応について見てきました。
転勤は大変ですが、キャリアアップにはかかせないものですよね。
我が家も転勤族なので、毎年辞令の時期にはドキドキしています。
それでも引越しの大変さはありますが、新しい土地への期待感はワクワクしますよね!
妊娠中の転勤は大変なことの方が多いかもしれませんが、くれぐれも無理はしないようにしましょう!
是非参考にして頂けたら嬉しいです。