製氷機フィルターのカビ掃除にハイターは使っても大丈夫?

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最近の冷蔵庫は、自動で氷が作られる製氷機がついているものがほとんどですよね。

タンクに水を入れておくだけで、次々氷が作られていくので、とても便利な機能です!我が家でも、とっても帳票している家電機能の1つです。

でもこの製氷機ですが、水を入れる給水タンクにフィルターがついているのをご存知ですか?

このフィルターは、浄水フィルターと言って、「水道水のカルキを抑える」という役目をします。

普段はあまり目にする機会がない浄水フィルターですが、実はカビが生えることがあるんです。

浄水フィルターは給水タンクについているのですが、その給水タンクは常に水を入れている状態なので、とてもカビが発生しやすい環境になっているんですね。

そして!

カビが生えたまま氷を作ると、氷にカビがついていたり、嫌な臭いのする氷になったりしてします。

もし、製氷機で作った氷が嫌な臭いがしていたら、製氷機のどこかにカビが発生しているかもしれないので、要注意です。

もし浄水フィルターにカビが生えたら、流水ですすいできれいにしていきましょう。

「カビのお掃除」と言えばハイターを思い浮かべる人も多いと思います。

でもこの浄水フィルターのカビを落とそうとハイターを使うと、臭いが残る可能性があるので、あまりおすすめできません。

もし、流水では落としきれないカビが生えてしまったら、浄水フィルターを新しいものに交換するようにしてくださいね。
■各メーカーの製氷機フィルターを見てみる

実はこのように、各メーカーごとの製氷機の浄水フィルターが売られているんですね。

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製氷機のタンクの掃除に使える洗剤は?キレイにするためのポイントは?

浄水フィルターの掃除と同様に、給水タンクの掃除もしましょう。

給水タンクの掃除は、水洗いでも大丈夫ですが、普段使っている食器用洗剤で洗うこともできます。

洗剤は、特に除菌効果のあるものを使うと、カビをしっかりと落とすことができます。

まずは食器を洗うのと同じように、スポンジに洗剤をつけて洗いましょう。

その時、使うスポンジは柔らかいものがおすすめです。

なぜかと言うと、給水タンクはプラスチックでできているので、研磨スポンジやたわし、硬いタイプのスポンジで洗うとプラスチックが傷ついてしまう恐れがあります。

プラスチックに傷がつくと、その部分にカビが発生したときに、落とし辛くなってしまう可能性があるからなんですね。

洗剤で洗ってもカビが心配な場合は、塩素系のキッチンハイターを使うとよいですよ。

キッチンハイターを、5リットルの水に対して約50ml(キャップ約2杯)の割合で薄めます。

そこに2分ほど給水タンクを漬け置きし、その後流水でしっかり洗い流します。

カビがそこまでひどくない時や、氷を作った時に洗剤やハイターが残っているのが心配という場合には、クエン酸を使って洗うこともできますよ。

  • 水300ml
  • クエン酸大さじ1
  • 食紅少量
これらのものを混ぜて給水タンクに入れて、普段通り氷を作ればOKです。

給水タンクの水垢や、製氷機の汚れもきれいにすることができます。

食紅でクエン酸水に色をつけておくことで、色が付いた氷はクエン酸が混ざっているという目印になります。

色がついた氷が作られなくなったら、いつも通り氷を使って大丈夫です。

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製氷機のお手入れはどれくらいの頻度ですればいい?衛生に保つためのポイントは?

普段は忘れてしまいがちな製氷機のお手入れ。

気が付いたら汚れていた!なんてことはよくありますが、汚れないためにはどのくらいの頻度でお手入れすればよいのでしょうか?

給水タンクのお手入れは、週1回程度で行うことを推奨されています。

なかなかそこまで手がまわらないという場合でも、2週間に1回は掃除した方がよいでしょう。

定期的に掃除することで、給水タンクの水垢やカビの発生を予防することができます。

給水タンクがきれいに保たれていると、給水タンクから水が通っていくパイプや氷が作られる製氷機内部もカビが発生しにくくなります。

また、浄水フィルターも給水タンクの掃除をする時に一緒に水洗いしましょう。

普段から水洗いをしていれば汚れがつき辛いですが、2~3年経過したら新しいものに交換することをおすすめします。

氷が作られる製氷皿と貯氷タンクはそれほど頻繁に掃除する必要がありませんが、年に1回くらいは掃除しましょう。

取り外せるタイプのものは取り外して、流水で洗えばOKです。

もし汚れが気になるようであれば、食器用洗剤を使って洗いましょう。

製氷機を清潔に保つためには、定期的に掃除する他にもいくつか方法があるのでご紹介しておきますね。

冷蔵庫の製氷機を清潔に保つポイント①自動製氷機能をオフに

氷をあまり必要としない寒い季節には、自動製氷機能をオフにしておきます。

そうすることで、汚れがつきにくくなります。

冷蔵庫の製氷機を清潔に保つポイント②ミネラルウォーターを使わない

給水タンクに入れる水も水道水を入れるようにしましょう。

ミネラルウォーターを使って氷を作っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ミネラルウォーターは水道水のように塩素消毒されていません。

なので、給水タンクに雑菌が繁殖しやすくなってしまうのです。

カビ予防のためにも、ぜひ試してみてください!

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製氷機フィルターの代用で使えるものは?100均のものは使えない?

製氷機にはフィルターがついています。

このフィルターは、メーカーによって形が様々違います。

そのため、100均で売られているものを代用して使うことはできません。

もし工夫してできたとしても、不具合が出てくる可能性が高いのです。

フィルターを交換する場合、ネットや電気屋さんであなたの冷蔵庫に合っている純正のものを発注するのが一番良い方法です。

取り扱い説明書に品番が書いてあるので、それを伝えましょう。

取り扱い説明書が見当たらない場合でも、冷蔵庫のどこかに品番が記載されています。

その品番を伝えれば調べてもらえるでしょう。

100均ではフィルターの代用として売られているものはありません。

しかし、フィルターなどの製氷機を掃除するためのグッズは売られています。

クエン酸などが含まれている「自動製氷機洗浄洗剤」です。

100均のものでも十分掃除ができます。

手軽に購入してすぐに試すことができるでしょう。

簡単な使い方を見ていきましょう。

自動製氷機洗浄洗剤の使い方
①所定の量の水にクエン酸などを混ぜて溶液を作る

間違えて出来上がった氷を食べてしまわないように、色つきの溶液になるものがほとんどです。

これにより洗浄されたことがわかります。

②空にして洗った自動製氷器に溶液入れる

③色つきの氷が出てくるので、溶液が減ったら水を足して色がなくなるまで製氷を続ける

④色がなくなったら完了

家にクエン酸がある場合は、100均で買わなくても洗浄ができるでしょう。

ただし、食紅などで色をつけて間違えて食べてしまわないような工夫をしましょう。

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製氷機のカビにはどんな害がある?

では次に、製氷機に生える可能性のあるカビと、その原因による害を見ていきましょう。

黒カビってどんなカビ?

製氷機だけでなく、家のいろいろなところに生えるカビです。

見た目は黒く、根を張って深いところまで入り込んでいきます。

そのため、完全に取り除くのはかなり大変です。

カビ取り剤などでキレイに取れたように見えます。

ところが、またしばらくすると同じ場所に黒カビが生えることもあります。

あれは、根っこが生きているからなのです。

水回りのタイルの目地に生えて取れなくなり困ること、よくありますよね…

黒カビが体内にはいると、アレルギーを起こす可能性があります。

もし、製氷機に黒カビを見つけたら、新しい部品に交換することを強くオススメします。

赤カビってどんなカビ?

これも、製氷機以外にもたくさん見かけるカビです。

赤というよりピンクのカビです。

ヌルヌルぬめぬめして気持ちわるーい感じのアレです。

お風呂や排水溝によく出現します。

黒カビのように根っこを張るものではありません。

そのため、掃除は簡単ですが、すぐに発生する厄介なカビです。

このカビ、意外と人体にはあまり影響がないとか…(ホントかな?!)

しかし、赤カビが生えると黒カビも生えやすいようです。

赤カビが黒カビになる前に必ず除去!をしましょう。

製氷機のフィルターにカビ!?のまとめ

うっかり忘れがちな冷蔵庫の自動製氷機のお掃除。

お恥ずかしながら、我が家では水垢に気が付いた時しか掃除していませんでした。

こまめに掃除して、カビの発生を防ぎましょう!