パスポートの有効期限は5年のものと10年のものがあります。
車の免許証のように更新のお知らせハガキが届くものではありませんので、頻繁に使用する人以外であれば、更新の日時は忘れがちです。
使わない場合は、更新せずにそのまま持っていてもペナルティがあるわけではないから、使う予定が決まったときに改めて更新(新規作成扱い)すれば良いでしょう。
今回は、パスポートの更新について、詳しく見ていきましょう!
パスポートの更新にかかる費用
パスポートの更新にかかる費用は、
「有効期限の状態」
「12歳未満か以上かどうか」
この2つによって異なります。
2020年9月現在は、以下の通りです。
- 10年パスポート(20歳以上)…16000円
- 5年パスポート(12歳以上)…11000円
- 5年パスポート(12歳未満)…6000円
パスポートの更新費用は消費税込み?更新する時に知っておく事
パスポートの更新にかかる費用には、消費税はかかりません。
更新手数料は、収入印紙によって支払います。
お金をそのまま収めるのではなく、この費用で「収入印紙」を買い、買った「収入印紙」を提出するイメージです。
この収入印紙は、「印紙税」を収めるための手段として使うものです。
なので、収入印紙を買うお金に消費税をかけてしまうと、二重課税になってしまうんですね。
二重課税になるのはよろしくないので、パスポートの更新費用は消費税がかからないことになっています。
パスポートを更新する時に知っておくこと
その他にも、パスポートを更新するときに知っておくべきことがあるので、見ていきましょう!
有効期限がまだ2年残っているときに5年のパスポートに更新すると「2年+5年=7年」ではなく、「更新日から5年」になるということですね。
免許証とは違うところです。
なので、更新日前後にパスポートの番号を書かないといけない書類がある場合には注意してくださいね。
パスポート更新時に持参するもの
次に、パスポートの更新をするときに必要なものを見ていきましょう。
しかし、今は自宅でも申請書の準備も可能です。
少しでも時間を短縮したいと思われる方は、外務省のホームページからダウンロードしてみてください。
ホームページで申請書を入手した場合でも、窓口に行く必要はあります。
■【外務省ホームページ 「ダウンロード申請書」】
- 帽子はかぶらない
- 6ヶ月以内のもの
証明写真を撮る機械で撮ると良いと思います。
このとき「パスポート用」を選ぶようにしてくださいね。
忘れずに持参するようにしてくださいね。
そして次に見ていくものは、場合によって必要になってくるものです。
原本を提示しなければならないので、コピーは不可なので注意してくださいね。
これらのことを参考にして、二度手間にならないように準備して更新手続きを行ってくださいね。
パスポートが期限切れの更新費用は?追加でかかる費用や手続きはあるの?
パスポートは、期限が切れてしまうと無効になります。
そのため、手続きは「更新」ではなく「新規発給」ということになります。
更新手続きと新規発給との違う点は、必要な書類が違うことだけです。
追加別の手続きをしないといけないということはありません。
新規発給の手続きでは、一般的な更新手続き時に必要なかった
「戸籍謄本または抄本」
「本人確認書類」
が必要です。
戸籍謄本をもらうのに数百円のお金がかかるので、費用としては少し負担になってしまいますが、受け取り方などは更新時と同じです。
ちなみに、家族の分をまとめて手続きする場合、戸籍謄本は1通でOKです。
本人確認書類は、
「免許証」
「住基カード」
などの顔写真がついているものがあればそれだけで事足ります。
顔写真がついているものがなければ、
「保険証+生徒手帳」
「保険証+母子手帳」
といった複数の書類を合わせて提示することになります。
多くの方は、家にある書類でクリアできると思います。
パスポートの更新にかかる費用はいくら?のまとめ
パスポートの更新にかかる費用について見てきました。
最後にポイントをおさらいしておきましょう。
- パスポート更新にかかる費用には消費税はかかりません(印紙税がかかっているため)。
- 更新すると、更新日から新たに有効期限が定められます。現在持っているパスポートの残存期限は消えてしまうのでご注意を。
- パスポートを更新すると、パスポート番号が新しく採番されます。
- パスポートの有効期限が切れてしまったら「新規発給」扱いになります。
- 新規発給の場合は戸籍謄本が必要なので、戸籍謄本発行の手数料が必要ですが、その他の手続きは更新時と同じです。